賃貸のお部屋探しはハウスコム > よくある質問!?疑問!? > 質問詳細
それは大変でしたね。
自分が使った覚えのない水道料金を、しかも数万円も請求されてしまったらとても悲しいですよね。
でも実際のところ、どうなんでしょうか。
それを考えるため、まずは大家さんと入居者それぞれが持つ責任を見てみましょう。
【大家さんの責任】
大家さんはお部屋の設備が壊れた時、それを大家さんの負担でしっかりと修理しないといけません。これは法律で定まった義務です。
今回の温水器というのは、間違いなくお部屋に付属する大事な設備ですから、通常であれば大家さんがこの修理負担をしなければいけないのは間違いありません。
では、この大事な設備(温水器)から発生した二次的被害(水道代)についてはどちらが負うのでしょうか。
【入居者の責任】
次は入居者側の責任です。
入居者は家賃を払っているからといって何も義務がないわけではありません。
室内の設備が壊れないように大事に使う義務や、あるいは今回のように室内の設備が壊れてしまった場合、すみやかに大家さんにそれを知らせる義務があります。
大家さんも一度貸してしまったお部屋の設備を毎日チェックするわけにはいかないからですね。
そしてもしこの義務に違反してしまった場合――たとえば筋力トレーニング中に誤ってバーベルで窓ガラスを割ってしまったなど――その修理は当然、入居者負担となってしまいます。
【今回のケース】
では今回の温水器の場合はどうでしょうか。
入居者は通常通りしっかりと温水器を利用していたように見えます。
入居者は温水器のプロではないし、どんな状況だと故障につながるかわかるわけがありません。今回のケースもそんなに深刻な状況だとは思わなかったのでしょう。
しかし、2ヶ月前から通常聞こえていなかった水の流れる異音を温水器から聞いているため、故障の前兆に気付くチャンスは十分ありました。少なくとも異常があるのではないかという認識は素人ながらでもできるわけです。
とすると、やはりこの異音が聞こえてきた段階で温水器を調べてもらうことができたはずとも言えます。
したがって結果的には、入居者が設備の故障をすみやかに伝える義務を怠ったと見られてしまうわけなんです。
実は入居者の設備を管理する義務はこのくらい厳しいものなのです。
そう考えると、その義務を違反した結果生じてしまった水道代金について大家さんに負担して欲しいというのはとても難しいでしょう。
ただ、大家さんも人の子。そんな入居者の心情を推し量って交渉に応じてくれるかもしれません。ですので一度交渉をしてみることをオススメします。
賃貸のお部屋探しはハウスコム > よくある質問 > 質問詳細