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それは大変でしたね。
彼を思うあまり彼の言うとおりに自分の名前を使わせてあげたい気持ちもわかります。
それと同時に何か問題が起こったらどうしようという不安な気持ちもよくわかります。
しかし、名前を使わせてあげると大きな問題があるのです。
では、どのような問題が起こる可能性があるのでしょうか。見ていきましょう。
【名義貸し】
まず、賃貸で名義貸しという概念はありません。名義貸しではなく、あなた自身が賃貸契約をするということになります。あなた自身が賃貸契約をするということは、あなた自身が大家さんと直接契約を結ぶということです。つまり大家さんから見ると、お部屋にどこの誰が住んでいようと全ての責任は直接契約を結んだあなたに発生することを意味します。
【滞納】
彼が滞納してしまったらどうでしょうか。大家さんが家賃を請求する相手はあなたです。彼には請求が行くことはまずありえません。なぜなら彼と大家さんは契約を結んでいないので大家さんは彼に家賃を請求する権利がないからです。
【別れたとき】
仮に別れてしまった場合、彼との関係を解消しようにも彼が立ち退いてくれなければ家賃は発生し続けます。もし憎しみの果てに別れた末、彼がここで家賃を支払ってくれなくなったりするような事態が起きれば、当然ですがあなたがその家賃を大家さんへ支払う必要があります。
また、そのようなことがなくても退去の時に彼に代わって退去通知を出し、退去立会いも行う必要があります。
このようなことにならないよう別れと同時に彼に無理で出て行ってもらおうにも、彼が拒否すれば裁判を起こさない限り無理に彼を追い出すこともかないません。
【夜逃げや自殺】
仮に彼の仕事がうまくいかなくなって夜逃げをしたり、万が一自殺などしてしまった場合は、彼の荷物を撤去する費用(お金を払って専門業者に頼むことになるでしょう。)、お部屋の原状回復費用を全てあなたが払う必要があります。また、自殺の場合であれば次の入居者がなかなか見つからないため、損害賠償を支払わなければならないケースもあるでしょう。
以上見てのとおり、賃貸生活で起こりうることは全てあなたの責任になってしまいます。当然ですがあなたが契約者なのであなたが住んでいるものとみなされ全ての責任を負うのです。
また、これは賃貸契約者になった場合だけでなく連帯保証人になった場合も同様のことが言えます。したがって連帯保証人になる場合も同じように細心の注意が必要です。あとで変更が効かないのでできれば引き受けない方がよいでしょう。リスクが高すぎます。
筆者の個人的意見ですが、このように他の人のために自分が賃貸契約者や連帯保証人になってあげるということは、恋人の役割でなくて彼の両親の役割でしょう。
仮に両親に頼れない場合にも保証人を保証会社に頼むことができます。収入があまりにもない、あるいは働けないというのであれば生活保護制度を活用するなど適切な形の方法はいくらでもあります。
ですので、決して安易に重大な決断をしないよう気を付けてくださいね。
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