ランプシェードとは?おうちでも簡単に作れる?作り方やポイントを実際の画像とあわせて紹介

目次

お部屋を照らす明かりとして欠かせない室内灯やライト。お部屋を明るくするための照明器具としてだけでなく、インテリアのアクセントとして、可愛いシェードのついたインテリア照明を楽しんでみませんか?

思い描いている理想のインテリア照明が見つからないときや、ちょっとお部屋のイメージチェンジをしてみたいというときに、簡単にランプシェードを手作りする方法もあります。

身近な材料で、オリジナルランプシェードDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか?今回は、画像とあわせて簡単でおしゃれなランプシェードの作り方をいくつか紹介していきます。

ランプシェードとは?

ランプシェードとは、電球を包み込み、電球が発する光を拡散させる器具として使われる、ランプや電灯の笠のことです。

もともと、光を拡散させるために開発されたランプシェードですが、使用するランプシェードの材質や形を選ぶことにより、自然でナチュラルな明かりを楽しんだり、光の方向を変えたりすることもできます。紙、ガラス、布、石、木材など様々な素材のものがあり、インテリア照明としてデザインされた、見た目の素敵でおしゃれなランプシェードも多く見られます。

照明から簡単に取り外して変えることができるものが多いので、お好みのテイストや素材のランプシェードに変えることでお部屋の雰囲気を手軽に変えることができるのも魅力の一つです。

ランプシェード作りに必要な材料

ランプシェードの作り方に入る前に、手作りするにあたって必要なものやコツを紹介していきます。

照明器具

ベースとなる照明器具は欠かせないアイテムです。まずは、家にある照明器具のランプシェードが取り外せるタイプのものか確認してみましょう。

ランプシェードDIYにとりかかる前に、使用する照明のランプシェードがどのような構造で作られていて、手作りしたものをはめ込むことができるかを事前によく確認しておくことが大切です。

置き型照明でかぶせるだけのタイプであれば、簡単に手作りランプシェードに替えることができます。

天井から吊り下げるタイプの照明の場合、ランプシェードが電球部分に引っ掛かるように作らなければならないため、手作りしたランプシェードを簡単に取り外してはめ込むことができるかどうかを事前に確認しておきましょう。

LEDライト

使用する電球ですが、LEDライトが火事の心配がなく安心です。LEDライトの光には、オレンジがかっていて温かい光を放つ電球色、落ち着きのある明るい光を放つ温白色、生き生きとした自然な光を放つ昼白色、青みがかったさわやかな光を放つ昼光色などがあります。

電球色は食卓のお料理を美味しく見せる効果やリラックス効果が、昼光色は集中力アップ効果が期待できるなど、光の色により適した使用場所があるので、電球を選ぶ際はこちらも考慮してみてくださいね。

お好みの素材

布、紙、紐、木材、フェイクグリーンなどなど、ランプシェードに使える素材は様々です。デザインはもちろんのこと、使用する素材で照明やお部屋の雰囲気がぐっと変わります。お気に入りの素材、デザイン、明かりの通り方を考えて、そのお部屋の雰囲気や用途に合ったランプシェードを作ってみましょう。

和風の雰囲気がお好みの方には和紙、ナチュラルな雰囲気がお好みの方には木や布、麻紐などの素材がおすすめです。石やガラスなどおうちで簡単に加工できないものは避け、紙などの加工のしやすい材料からトライしてみましょう。

また、テーブルの上の照明であれば、真下を照らせるような作り、お部屋全体をやんわりと照らしたい場合は、光を拡散させることができるような作りなど、用途に合った形も考えてみましょう。

手作りランプシェードにおすすめの素材

一から手作りするランプシェード以外にも、瓶やかごなどもともとあるものをランプシェードとして活用することもできます。ランプシェードDIYにおすすめの素材をいくつか紹介していきます。

かご・瓶

かごや瓶なども電球を通す穴を加工して作ることができれば、ランプシェードとして使用可能です。一から作るのは大変そうだなと感じたら、お気に入りの雑貨をランプシェードとして使えないか考えてみるのも一つの手です。

わが家では、メイソンジャーや雑貨屋さんで見つけてきたシャビーシックなアイアンカゴを加工して、ランプシェードとして使用しています。アイアンカゴのランプシェードは、ペンチやニッパーで電球部分を通す穴をあけ、リサイクルショップで購入した照明器具を通して手作りしました。

メイソンジャーライトの作り方は、後ほど紹介します。

布製のランプシェードがついている照明であれば、布を張り替えて色や柄を変えるだけで簡単にイメージチェンジをすることができます。また、ペンキを塗って色を変えることで、簡単に雰囲気を変えることも可能です。

麻紐や毛糸

風船に毛糸や麻紐をぐるぐる巻いてボンドで固めて作った、まんまるなコットンボールライトは作るのも簡単で、とても可愛くおすすめです。こちらも後ほど作り方を紹介します。簡単なのでぜひ試してみてくださいね。

紙、和紙

紙はとても扱いやすく、一からランプシェードを作るときに挑戦しやすい素材です。

真っ白で立体感のあるデザインにすれば、まるでセレクトショップの照明のような、北欧風の作品ができあがります。こちらも後ほど簡単な作り方を紹介します。

ワイヤー・フェイクグリーン

ワイヤーで好きな形にランプシェードを形作り、フェイクグリーンを絡めれば、ナチュラルで可愛らしいアイアン風のランプシェードを作ることもできます。

紙皿で簡単に作れる北欧風ランプシェードの作り方

優しくお部屋を照らす、北欧風の可愛いペーパーランプシェードの作り方です。

STEP1. 照明にペットボトルを通す

照明器具の形と大きさを確認します。底を切ったペットボトルを、電球部分を覆うようにしてかぶせます。

ペットボトルの口に通せない場合は、切って開いたペットボトルを電球の周りに巻き、テープで留めて固定します。

このように電球部分に引っ掛かって落ちないように、ペットボトルの円筒でカバーを作ります。

STEP2. 画用紙を巻く

ペットボトルが見えなくなるくらいの幅の画用紙を一周巻きつけてテープで留めます。

このような感じになります。

STEP3. グルーガンを使って半分に折った紙皿を放射線状に貼る

半分に折った紙皿の折り目部分にグルーガンでグルーを塗ります。

それを、放射線状に画用紙に貼り付けていきます。

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STEP3.ライトを通して完成

全方向貼り終えたら完成です。

ライトを通して明かりをつけるとこのようになります。

手作りメイソンジャーライトの作り方

個性的でおしゃれな瓶を使ったランプシェードの作り方です。100均の瓶などでもトライしてみて下さいね。

STEP1.照明器具に引っ掛けることができるように、蓋に穴をあける

蓋部分に照明器具のライト部分が通せるように、穴を開けます。

金網タイプの蓋をワイヤーカッターでカットして使用していますが、ない場合は蓋に照明が引っ掛かるように綺麗に工具で穴を開けます。

このように蓋に照明器具を挟み込み、固定させます。

STEP2.電球を通して瓶をはめ込めば完成

瓶と蓋をはめ込みます。落ちないようにしっかりと蓋をしてくださいね。

ライトをつければこのような感じになります。瓶の色を変えて楽しむこともできます。

コットンボールのランプシェードの作り方

コロンとした形が可愛いコットンボールランプシェードの作り方です。イルミネーションライトや、置き型ライトにかぶせる使い方がおすすめです。

STEP1. 風船にボンド液に浸した毛糸を巻きつける

風船を膨らませます。置き型照明用に大きなランプシェードを作りたい方は大きな風船を、イルミネーションライト用に小さなランプシェードを作りたい方は水風船のような小さな風船を使用します。

木工用ボンドに水を少し混ぜて、ボンド液を作ります。水を入れすぎると固まりにくくなってしまうので、塗れるくらいの固さにします。

風船の周りや、巻きつける糸にボンド液をたっぷりと塗りながら、ぐるぐると巻きつけていきます。

風船全体に糸を巻き付け終えたら、最後にもう一度ボンド液をよく塗ります。

STEP2. カチカチになるまで乾かす

カチカチになるまで、良く乾かします。

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STEP3.完全に固まったら風船に穴を開けて取り出す

触ってみて固まっていることを確認し、針で中の風船に穴を開け、取り出します。

STEP4.照明にかぶせたら完成

できたコットンボールをお好みの照明にかぶせたら完成です。

子ども部屋やクリスマスの飾りに飾ったりしても可愛いですね。

大きく作って、置き型照明にかぶせたり、このように雪だるまの形にしてクリスマスのデコレーション照明にしたりとアレンジも様々です。

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ランプシェード作りに挑戦してみよう

手作りランプシェードの作り方をいくつか紹介させていただきました。ランプシェードを変えるだけでお部屋のイメージチェンジをすることができ、インテリアをより楽しむことができます。

このほかにも、身近な材料で自分好みのオリジナルランプシェードを作ることができますので、ぜひ、いろいろなランプシェードDIYに挑戦してみて下さいね。