トイレに収納がないけどどうする?有効活用できるスペースと収納アイデア

目次

トイレはとても小さな空間ですが、毎日何度も利用する使用頻度の高い場所。清潔感も求められ、さらに一人になるからボーッとすることもできるとても大切なスペースです。だからこそ自分好みに、スッキリさせておきたいですよね。

そんなトイレには収納がないことも多いのですが、有効活用できるスペースはあちこちに実はあるんです。トイレ収納が有る無しに関わらず、トイレを快適な場所にしたい!そのためのアイデアをお伝えいたします。

トイレ収納の主なスペース

トイレは家の中の間取りの中で一番小さなスペースです。そんなトイレの収納スペースは実は無限大!トイレのドアの向きや窓の位置によって収納場所は変わってくるのでご自宅のトイレを想像しながら最適な収納スペースを見つけてみてくださいね。

備え付け収納

トイレ壁面の空きスペースや、トイレの手洗い場の下を利用して備え付けの収納を作る間取りが少しずつ増えています。もともとトイレに備え付けの収納があったらラッキー!ぜひそこをフル活用しましょう。

タンクの上

トイレタンクの上に窓がなく空間があるのなら、収納として活用するのにおすすめです。トイレに向かって正面の位置になるので、収納したものを把握しやすく取り出しやすい、というメリットがあります。

ドアが横についている場合、タンクの上が死角になる関係でごちゃついて見える心配がなく、さらに活用の場が広がります。

タンクの横

壁の四隅を利用して収納場所を確保するのも手です。特にタンクの横ならデッドスペースを上手に活用でき、視覚的にもスッキリ!それでいて必要なものは手を伸ばせばすぐ取れるので、とても便利に使うことができます。

タンクの下

ダストボックスなど見せたくないものを収納するのに最適な場所です。ホコリが溜まりやすく掃除しにくいというデメリットもあるので、置くものは厳選した方が良いでしょう。

壁面

タンク周辺以外の壁面を利用して収納場所を作ることもできます。床置きしたくない場合は、ぜひ壁面利用を考えてみましょう。

ただしトイレは小さな空間ですし脱ぎ履きで大きく動く場所なので、身体に当たって怪我などしないよう、位置・高さ・大きさはよく考えて収納用品を選んでくださいね。

吊り戸棚

備え付けの収納と似ていますが、吊り戸棚はトイレ上部の高い位置にある収納を指します。視覚の邪魔をせず、比較的たっぷりとスペースが取れるため、トイレにたくさんのものを収納したい場合にとっても便利です。大きさによってはトイレットペーパーを袋ごと収納することも可能でしょう。

ただし身長との兼ね合いによっては手が届かない場合もあります。手が届かないと、脚立を使うなど出し入れに手間がかかってしまい大変になりかねません。身長に合った高さにあるかきちんと確認した上で、手が届くのならぜひ活用しましょう。

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ペーパーホルダーの上下

ペーパーホルダーを利用して収納場所を作ることも可能です。手を伸ばしやすい場所にあるので、そこに収納があれば使いやすいはず。ペーパーホルダーの上を活用するか下を活用するかはお好みです。

収納がないトイレの整頓・アイデア5選

収納がないトイレは多いので、その分トイレ収納グッズも豊富にあります。どのような種類のものをどのくらい収納したいのか、どこに収納スペースを確保できるか、よく考えてからグッズを探せば今の暮らしにぴったりなトイレ収納を見つけることができますよ。

シンプルな素材や色のものや木製のものなどでトイレインテリアを楽しむことができるので、ぜひ楽しみながらお好みのグッズを見つけてみてくださいね。

床置きの収納グッズを購入・活用する

トイレ収納用の収納グッズで一番種類が多いのが床おきタイプです。大きさも実に様々なので、トイレットペーパーをいくつ保管したいのか、掃除道具も一緒に収納したいのか、隠せるタイプか見えるタイプかなど、豊富な種類の中からぜひ自分の好みに合ったタイプを選んでください。

キャスター付きだと動かすのがスムーズかつ、掃除がラクに行えるためおすすめです。

壁に収納棚を取り付ける

サイズもデザインも様々です。石膏ボード用や、賃貸の壁でも取り付け可能な釘穴の目立たないタイプもあります。取り付けたい壁の種類をよく調べてからの購入をおすすめします。

壁と一体化した仕上がりになるので、まるで造り付け収納のようになり、見た目がとてもスッキリになります。シンプルなインテリアが好きな方に特におすすめでしょう。

突っ張り棚を取り付ける

突っ張り棒の棚タイプである突っ張り棚も種類が豊富です。手軽かつ釘などを使わないので、賃貸の場合は一層安心して使用できます。

取り付ける際はぜひ横幅に合ったサイズを選んでください。奥行きも豊富に選べるので、収納したいものや量に合わせてチョイスしましょう。

種類により耐荷重が異なります、いずれにしても荷重をオーバーしないよう気をつけて使用しましょう。

ペーパーホルダー上に棚を取り付ける

ペーパーホルダーに取り付けるタイプの収納グッズもあります。ペーパーホルダーの上に収納を作りたいのか、下に作りたいのか、何を収納したいのかよく考えてグッズを選んでみてください。

よく見える場所なので、デザイン性が高くトイレインテリアを素敵に見せてくれる効果も期待できます。

トイレ近くの収納に置く

トイレの近くに収納はありますか?例えば洗面所のシンク下収納や廊下収納、隣の部屋のクローゼットの隙間など。トイレに近いそんな場所も立派なトイレ収納として活用できます。スリムタイプの引き出し式隙間収納を活用したり、収納ボックスを利用したりしてトイレ収納を生み出しましょう。

見えるのが気になる場所なら、中身の見えない収納グッズやフタが付いているものを選ぶのがおすすめです。

見えるのが気にならない場所なら、半透明や透明のケースを選んでみてください。在庫チェックがラクにできるように工夫するのも、管理をラクにするコツです。トイレ以外の場所に置くからこそのメリットも充分にありますよ。

整理収納アドバイザーの私が教える、収納がないトイレの整頓が上手くいくポイント

せっかくならトイレはスッキリ気持ちの良い空間にしておきたいですよね。それを保つためには、収納グッズ選びだけでなく以下のこともぜひ合わせて考えてみてください!

収納がなくてもトイレの整頓がきっと上手くいきますよ。

トイレに置きたいモノ・なくてもいいモノを区別する

トイレに置いておきたいモノはなんだろう、と客観的に考えてみましょう。今まで置いていたからなんとなく…と固定観念で置いていたものの、冷静に考えると別段理由はなかった、というのはありがちです。

トイレットペーパー、掃除道具、生理用品、ティッシュなどなど見渡してみて、それは本当にここに必要かなと考えてみましょう。掃除道具も毎日使うものは近くに置いておくと掃除がラクですが、週に1度しっかり行う際の掃除用品まで近くにある必要はありません。

収納スペースがあれば良いけれど、ない場合は他の場所に移動することも選択肢のひとつ、として考えてみてくださいね。必要なものだけになると途端に管理がラクになり、掃除もラクになるのでトイレをスッキリ保つことに繋がりますよ。

収納したいものの量を考える

トイレットペーパーやトイレ掃除用のウェットシート、生理用品など、消耗品は無くなると不安なので、どのくらいストックしておけば安心か量を考えてみましょう。収納量に見合ったスペースを確保し、ここに入るだけと決めておくと収納が溢れることなくトイレの整頓が上手くいきます。

収納したいものの量が決まっていると、それ以上買いすぎることを防げるので経済的にもメリットがあります。

別の保管場所を考える

「全ての量を同じ場所に収納しなければいけない」というルールはありません!例えば、トイレットペーパーは全てをトイレに収納できればラクですが、それだけの収納量を確保するのは大変。であれば、取り替え用の1ロールだけ置いてあとは別の場所に収納しても良いですよね。

別の保管場所を考える際は、ぜひトイレの近くを候補にしてください。トイレに行くまでの動線上にあれば、スムーズかつストレスなく収納を保つことができます。

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収納の少なさに左右されないトイレを目指そう

トイレは収納がついていることがほとんどないことから、最初から収納量を期待できない場所です。

備え付けの収納があったらラッキーですが、なくても大丈夫。むしろトイレに全てを収納するか、トイレの外に収納場所を作るか、という点で自分好みの収納方法を選べるのは実は良いことなのかもしれません!

小さな場所だけに、マットや小物でいくらでも好きなインテリアに近づけることができる楽しい空間でもあります。季節ごとにマットやタオルを替えて楽しむのも良いですね。ぜひ自分だけの快適なトイレ空間を目指して、収納も工夫してみてください。