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私はフリーター、一人暮らしをする!必要な貯金とコストを抑える3つのコツ

目次

金銭面などさまざまな事情によって、実家で暮らしながらフリーターとして働いている方も最近では珍しくなくなってきました。しかし、「今は実家に住んでいるけど、そろそろ一人暮らししたいな」と考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、毎月の家賃や初期費用などのお金についての不安を抱いている人も多く、その不安によってなかなか前に進めないという方も珍しくありません。

そこで今回は、実家住まいのフリーターの方に向けて一人暮らしを始める前に準備するものや、具体的な物件探しのやり方について解説していきます。

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【結論】フリーターでも一人暮らしはできる

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基本的にフリーターでも一人暮らしはできますが、そのためには事前に初期費用を抑える方法や物件探しのコツを知る必要があります。また当たり前のことではありますが、貯金をして十分な資金を用意することも必要です。一人暮らしを始めるにはさまざまなハードルがありますが、これらをクリアすれば新生活をスタートさせることができるので、まずは自分には何が足りないのかを把握することから始めてみてください。

一人暮らしに必要な初期費用

一人暮らしをするのに必要な初期費用の目安はおおよそ60万円ほどです。

敷金や礼金など賃貸契約に必要な費用25万円
家電
(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、掃除機)
15万円
家具
(ソファー、ダイニング、テーブル、レンジ台)
10万円
雑費
(キッチン用品、収納ケース、掃除用具など)
5万円
引越し費用
(単身引越しパック /6月)
5万円
合計60万円

物件によって異なりますが、賃貸契約にかかる費用は20〜30万円程度を想定しておいた方が良いでしょう。

それだけ大きなお金がかかるので、フリーターが一人暮らしをする場合は、ある程度のお金を貯金しておくことが大切です。会社員に比べて毎月の給料が安定していないフリーターは、初期費用をなるべく抑える必要があり、さらには初期費用の他にも生活に余裕を持たせるために貯金があると良いでしょう。

生活に余裕を持たせるために貯金をしておけば、フリーターでも一人暮らしをすることは十分可能です。

フリーターの一人暮らしにかかる初期費用を抑えるコツ

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ここからは、初期費用を抑えるコツについて解説していきます。場合によっては数十万円単位の節約も可能なので、自分に合うものがないかチェックしてみてください。

初期費用を抑えるコツ①:敷金・礼金・仲介手数料のない物件を選ぶ

初期費用を抑えるコツの1つ目は、物件選びの際に、敷金・礼金・仲介手数料のない物件を選ぶことです。敷金や礼金は、物件によってはそれぞれ1ヶ月分かかるところもあります。

敷金は、退去の際に戻ってくることも多いですが、初期費用を抑えたい方は敷金のない物件を選ぶと良いでしょう。また、敷金がない代わりに退去時のクリーニング費用を入居時に先払いする物件もあるので、そのような記載がないか契約書類をチェックしてください。

礼金は、退去時に戻ってくる可能性のある敷金と違い、基本的に返ってくることはありません。しかし、物件によっては礼金がない物件もあるので、そういった物件も狙い目といえます。

仲介手数料とは、賃貸契約の際に大家さんと借主の間に入り手続きをしてくれる不動産会社に支払う手数料のことです。この仲介手数料の上限は、借主・貸主双方からもらった家賃の0.5ヶ月分に消費税を加えた分、つまり全部で1.1ヶ月分の家賃分と定められています。しかし、どちらか一方が承認をした場合のみ、片方がこの費用すべてを支払うことができるとされています。そのため仲介手数料に関しては、交渉してみることで抑えることができるかもしれません。

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初期費用を抑えるコツ②:保証会社の利用が必須ではない物件を選ぶ

初期費用を抑えるコツとしては、保証会社のいらない物件を選ぶことも効果的です。通常、賃貸契約を結ぶためには連帯保証人を用意しなければなりません。しかし、この保証会社を利用することで賃貸契約の際の連帯保証人が不要になる場合があります。

もちろん、その分保証会社には手数料を支払う必要があり、入居時に新規加入料として数万円を請求されることも珍しくありません。また、この手数料は毎月一定額支払う必要があるため、家計が圧迫されてしまうおそれもあります。

連帯保証人になってくれる人がいない場合は、そういった人でも賃貸契約を結ぶことができる良い保証制度ですが、連帯保証人になってくれる人がいる人にとっては、不要な保証になります。最近は、この保証会社への加入が必須の物件も増えてきていますが、なかには保証会社の加入が条件になっていない物件もあるので、連帯保証人になってくれる人がいるなら保証会社不要の物件を選んでみてください。

初期費用を抑えるコツ③:家具家電の購入は必要最小限に抑える

よほど工夫ができる人ではない限り、部屋に必要な家具や家電がなければ生が不便になる可能性があります。しかし、すべての家具と家電を一から揃えるとなると想像以上の大きなお金がかかります。

家具については、実家で使っていたベッドやテーブル、テレビなどを持っていけば新たに購入する必要はないかもしれません。しかし、冷蔵庫や洗濯機は家電付きの物件でなければ新たに購入する必要があります。

家電の品質や引越しをする時期にもよりますが、一人暮らし用の冷蔵庫と洗濯機を揃えるにはおおよそ10万ほどの費用が必要です。しかし、これらの初期費用は家電が備え付けられている物件を選ぶことで抑えることができます。メーカーや品番などを選ぶことはできませんが、これらに特にこだわりがないという方は、「家具付き・家電付き」の物件を選んでみてはいかがでしょうか。

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【私の体験談】フリーターの一人暮らしで苦労したこと

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ここからは、フリーターでの一人暮らしで苦労したことについて、私の実体験を交えながら解説していきます。「一人暮らしをするけどきちんと生活できるか不安」「自分らしい生活を送る自信がない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

賃貸物件探しで苦労したこと

私が賃貸物件探しで苦労したことは、自分の予算と理想の条件とのギャップです。当然、条件の良い物件の家賃は高めに設定されていることがほとんどで、私はなかなか思い通りの物件を見つけることができませんでした。しかし、自分の条件の中で明確な優先順位をつけることで、現実的な目線で物件を探せるようになり、最終的には納得のいく物件を見つけることができました。

また、家族の同意を得るのにも苦労をしました。私は最初、鉄筋コンクリートよりも通気性に優れている木造が良いと思っていましたが、「木造は騒音問題が起きやすいから鉄筋コンクリートの物件を選んだ方が良い」と親にアドバイスされ、意見の食い違いから親と揉めてしまったのです。

このように、親との意見の食い違いにより、物件探しに苦労することもあるので、事前に自分の意見をしっかりと伝えて話し合っておくと良いでしょう。

賃貸物件探しや一人暮らしで実践しておいた方が良いこと

物件探しで実践しておいた方が良いことは、1つの物件に対して見積もりを一社にだけ取るのではなく、複数の会社に相見積もりを取ることです。相見積もりを取ることで、初期費用や家賃などの交渉がしやすくなります。時間や体力に余裕がある人は、複数の不動産会社に相見積もりを取るようにしましょう。

そして、一人暮らしを始める前にした方が良いと思うことは、お金の勉強をしっかりとすることです。これは一人暮らしに限ったことではありませんが、社会保険や税金などについてしっかりと勉強をすることで手元に残るお金を増やすことができます。私もこのような制度を知らないばっかりに、無駄な保険料を払っていたり、必要な保証を受けられなかったりしたことがあります。

フリーターであれば、確定申告をすることで一定の金額が還付されるほか、事業によっては家賃などの一部も経費で落とすことも可能です。必要な知識を身につけることで、たとえフリーターであってもゆとりのある生活を送ることができるようになるので、部屋探しと並行してお金の勉強も進めるようにしてください。

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フリーターで一人暮らしを始めるなら貯金と勉強が必須

今回は、フリーターが一人暮らしをするうえで必要な貯金額や初期費用を抑えるコツについて解説しました。具体的な計画を立てず、いきなり一人暮らしをしようとするのは無理があるので、節約生活を続けつつコツコツ貯金するなど、無理のない範囲で準備を進めていくことが重要です

また、税金や社会保険などの勉強をすることで、余計な費用を支払わずに済むようになります。最初は大変に感じるかとは思いますが、念願の一人暮らしを始めるためにも自分にできるところから取り組んでみてください。