一人暮らし ソファ

一人暮らしでソファを選ぶ5つのポイントとは?インテリアコーディネーターが伝授

目次

一人暮らしで使う家具や家電はすべて、基本的に自分ひとりで使うもの。お気に入りのアイテムを揃えたいですよね。スペース的に難しくても、ソファを置きたい!と思われる方もいるかもしれません。一人暮らしの部屋でも、サイズや用途を考えて選べばソファを置くことは可能です。

そもそも一人暮らしの部屋にソファは必要なのか、疑問に思われている方もいるかもしれません。そこでこの記事では、一人暮らしでソファを選ぶポイントや、一人暮らしでソファの導入がおすすめな人とそうでない人についてもご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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一人暮らしにソファはそもそも必要?

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ソファは、生活する上で絶対に必要な家具というわけではありません。そのため、ソファが必要かどうかは、その人の生活スタイルや部屋の広さによっても変わってきます。

まずは、一人暮らしでソファの導入がおすすめな人とおすすめではない人について解説します。

一人暮らしでソファの導入がおすすめの人

ソファを置くメリットは、くつろぎのスペースが生まれること。お部屋でリラックスした時間を過ごしたい、読書や映画鑑賞などの趣味がありお部屋でゆっくりと過ごしたいという方にはソファの導入はおすすめです。

加えて、ソファを置くスペースが部屋にあるかどうかを考えるのも重要です。他の家具が少なく、ソファを置くスペース的ゆとりがあればおすすめできます。

一人暮らしでソファの導入がおすすめではない人

一人暮らしの部屋はコンパクトなサイズであることが多いです。そのため、他に大きな家具を置く場合はソファを置くのがおすすめではない場合があります。

例えば、テレワークで使うためのデスクがある、趣味の本やCDを収納するための大きな棚があるといった場合、ソファを置くスペースはないかもしれません。無理にソファを置こうとすると、部屋の中がぎゅうぎゅうになり逆にくつろげない部屋になってしまう可能性もあります。こういった場合、ソファの導入はおすすめできません。

また、ソファは必要不可欠な家具というわけではないうえ、金額も安くはありません。なるべく一人暮らしの初期費用を抑えたいという方は、ソファの導入は必要ないでしょう。

一人暮らしでソファを選ぶポイント

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一人暮らしの限られた空間にソファを置く場合、ソファの選び方が肝心です。自分の部屋にぴったりのソファを選ぶためのポイントをご紹介します。ソファを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①そもそもソファを搬入できるかどうかチェックする

見落としがちなのが、部屋にソファを運び入れるための搬入スペースがあるかどうかという点です。ここをチェックする前に先にソファを選んでしまうと、搬入できないということになってしまう可能性があります。せっかく部屋に置きたいお気に入りのソファを見つけたのに、搬入できないということになったら悲しいですよね。

一人暮らしの物件は、ドアなどの開口部だけでなく、共用部である廊下、階段、エレベーターなども省スペースであることが少なくありません。きちんと搬入経路を確認し、ドアや廊下の幅などを測り、搬入できるサイズのソファを選ぶことが重要です。

②スペースを確認し、ソファを置いても生活動線を邪魔しないかチェックする

搬入経路を確認し、運び込めるサイズを確認したら、次はお部屋の中のスペースのチェックです。ソファを置いてもきちんと生活動線が確保できるか、ソファが邪魔になってしまわないか確認しましょう。スペース的な余裕がないのにソファを無理やり置いてしまうと、逆に生活しにくくなってしまうかもしれません。

ソファは、なくても生活できますが、あるとよりくつろいだりリラックスしたりして過ごせるアイテムです。そのソファを置くことによって逆に生活しづらくなってしまっては意味がありません。より快適に過ごせるよう、置き場所とスペースを確認してみてくださいね。

一人暮らし向けの間取りは1R、1K、1DK、1LDKとあり、部屋が広い方がソファを置くスペースは取りやすいですが、1Rでも置けないことはありません。実際に物件を見てイメージしてみるのがおすすめです。

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③使い方を想定した上でソファの大きさを選ぶ

基本的に、一人暮らしで自分だけが使う想定であれば、一人掛けのソファで十分でしょう。ですが、ゆったりと座ってくつろぎたい、来客があったときに使ってもらいたいなどの想定がある場合、2~3人掛けのソファを選んだほうが良いかもしません。

ソファで足を伸ばしてくつろぎたい、ベッドとしても使いたいといった場合も、それなりの大きさが必要になります。部屋に置けるサイズの中で、想定した使い方ができるサイズのソファを選びましょう。

④理想の使い方からソファの機能性をチェックする

どういう使い方をしたいかによって、選ぶソファも変わってきます。ソファには様々な機能があり、中には一人暮らしに適した機能もあります。理想の使い方を考え、それに適したソファを選びましょう。

例えば、ベッドとしても使えるソファベッドは、スペースに限りがある一人暮らしの部屋に適しています。ソファの下が収納になっている収納付きタイプのソファも、スペースの有効活用になるため一人暮らしの部屋におすすめです。

また、くつろいで過ごしたいという場合、カウチソファやオットマン付きのソファなら足を伸ばして座れるため、よりくつろいで過ごせるでしょう。背もたれの角度を変えられるリクライニング機能付きのソファも、くつろいで過ごすのにおすすめです。

【補足】ソファについている主な機能

・ソファベッド(ベッド機能付き)

背もたれがフラットになり、ソファとしてもベッドとしても使えるソファ。一人掛けでシングルサイズ相当、2〜3人掛けでダブルサイズ相当のベッドになります。

・収納付きソファ

ソファの座面の下が収納スペースになっているもの。引き出しタイプと、座面が蓋になっていて上から開けるタイプがあります。

・カウチソファ

座面が背もたれに対して長く、足を伸ばして座れるソファ。

・オットマン付きソファ

オットマンとは「足置き」を意味します。カウチソファと同じく足を伸ばして座るためのものですが、カウチソファはソファと足置きが一体となっているのに対し、オットマン付きソファはソファとは別のオットマン(足置き)がついているという形状の違いがあります。

・リクライニング機能付きソファ

背もたれの角度を変えられる機能のついたソファ。

⑤部屋のイメージと合ったデザインのソファを選ぶ

ソファを置くことのメリットは、くつろいで過ごせるということ以外に、お部屋のインテリア性がアップするということもあります。ソファは存在感のある家具なので、お部屋全体のインテリアに与える影響が大きいです。そのため、お部屋のイメージと合ったソファを選ぶということも重要なポイントです。

【補足】最初から家具が付いている物件を選ぶのもおすすめ

家具付きの物件の中には、ソファが最初から付いているものもあります。最初からお部屋の雰囲気に合ったソファがついているため、ソファ選びで悩む心配がありません。また、搬入経路の確認やソファの購入費用を用意する必要もありません。「とりあえずソファのある暮らしを体験してみたい」という方におすすめです。

家具付きの物件と言っても、置いてある家具は様々です。物件によって、使い勝手や部屋の雰囲気もかなり違います。ぜひ色々見てみて、自分のしたい暮らしにぴったりな部屋を見つけてみてくださいね。

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一人暮らしにおすすめのソファ

最後に、一人暮らしの部屋におすすめのソファを4つご紹介します。どれもネットで購入できる商品なので、好みのものがあれば検討してみてくださいね。 

アクセントチェア(シャルパ2 GY NA)

アクセントチェア(シャルパ2 GY NA)
引用:ニトリ

コロンとしたフォルムがかわいい、一人掛け用のソファ。コンパクトサイズなので、ワンルームなどの一人暮らし用のお部屋にも圧迫感なく置くことができます。布張りに木の脚のついたソファは、ナチュラルインテリアにぴったり。一人暮らしのお部屋をかわいく彩ってくれます。

3WAY 折り畳みソファーベッド 90cm幅 コルメ CG-4Aー90 全5色【プラザセレクト】

こちらは一見普通のソファですが、カウチソファにもソファベッドにもなる優れもの。暮らしの中で、昼はソファ、夜はベッド、くつろいで過ごしたいときはカウチソファと、使い分けることができます。ソファとして使う際も、背が低いため一人暮らしのお部屋に置いても圧迫感が生まれません。

【幅132】 ソファベッド ラフィネプチ

【幅132】 ソファベッド ラフィネプチ
引用:remembrance

スペースの有効活用につながる、収納付きのソファです。部屋に置く収納家具を減らしてソファを置けるので、一人暮らしの部屋にぴったり。それだけでなく、リクライニング機能付きなので背もたれを好きな角度にして使えます。また、セパレートタイプになっているので、二人掛けのソファを一人掛けとして使うこともできます。

コーデュロイ調カウチソファ

コーデュロイ調カウチソファ
引用:LOWYA

通常カウチソファはL字型になっているものが多いですが、こちらは背もたれが2方向についていて、通常のソファとしてもカウチソファとしても使うことができるようになっています。L字型のソファはスペースを取ってしまうため一人暮らしの部屋に置くことが難しい場合が多いですが、この形なら一人暮らしの部屋にも置きやすいでしょう。

ソファにはたくさんの種類があり、大きさや性能がそれぞれ違います。大きなソファを置いてゆっくりくつろぎたいと思ったら、1LDKや2LDKなどの広い部屋を借りるのがおすすめです。もちろん1Rに置けるソファもあるので、まずは実際に物件を見に行って、したい暮らしをイメージしてみてくださいね。

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一人暮らしのソファ選びは後悔しないようにポイントを押さえて行おう!

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ソファがあると、お部屋でよりくつろいで過ごせるようになり、自分の部屋で過ごす時間がより好きになれるかもしれません。

ですが、ソファは決して安い買い物ではありません。買ったあとに後悔することのないよう、きちんと部屋に合うものを選ぶことが大切です。ご紹介したポイントを押さえて、ぜひ自分の生活スタイルやお部屋にあったソファを選んでみてくださいね。