クリスマスが近づいてくると街がイルミネーションでキラキラと輝き、なんだかとてもわくわくしませんか。わが家の子どもたちも、そんなキラキラと幻想的なイルミネーションを見に行くのが大好きです。そして、「家でもクリスマスイルミネーションを飾りたい!」「庭やウッドデッキをおしゃれな空間にしよう!」と、一緒に自宅イルミネーションを楽しんでいます。
ただ、いざイルミネーションを飾ろう!と思っても、種類や飾り方、電気代などいろいろ考えることが多く、どこから始めていいのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、初心者でも簡単に楽しめるいろいろな手作りイルミネーションレシピや、電気代要らずの人気のソーラーイルミネーションライトなどを、わが家の事例を交えてご紹介していきます。
家にイルミネーションを飾る魅力
わが家では、室内に子どもたちと作った自作のイルミネーションを飾り、屋外では庭のシンボルツリーや柵・ウッドデッキなどにソーラータイプのLEDイルミネーションライトを飾って、一年中自宅イルミネーションを楽しんでいます。
イルミネーションはそのものの綺麗さや飾る楽しさだけでなく、ライトを飾ることで防犯面でも役に立つなど、さまざまな魅力があります。まずは、私が家にイルミネーションを飾ることで感じている魅力をご紹介しましょう。
子どもも大人も喜ぶイルミネーションをおうちで楽しめる
イルミネーションを飾る一番の魅力は、なんといっても子どもたちが喜んでくれるところ。もちろん、子どもだけでなく大人でも、キラキラしたイルミネーションを見ると心が躍る、という人は少なくないのではないでしょうか。
また、イルミネーションはワクワクと同時に癒しも提供してくれます。例えばわが家の庭で使用しているソーラータイプのイルミネーションライトは、暗くなってくると自動で点灯します。一日の終わりに、リビングの窓からほのかに光るイルミネーションの光を見るたびに癒されています。
また、イルミネーションは屋外と室内、それぞれの場所に飾る良さがあります。クリスマスやハロウィンなどの季節イベントごとに、飾りつけを変えて楽しんだり、海外の子ども部屋みたいにカーテンやベッド周りにデコレーションしてみましょう。きっとわくわくするような素敵な空間になるはずです!
イルミネーションを通して家族間のコミュニケーションが生まれる
イルミネーションは飾った姿を眺めるのも素敵ですが、飾る過程もとても楽しいものです。特に家族で一緒にイルミネーションを飾っていると、「これはこっちに飾ろうよ」「これはきれいだからツリーの一番上に!」といったコミュニケーションが生まれます。もし最近家族での会話が少ない…とお悩みなら、ぜひとも挑戦してみてください。
また、子どもと一緒にいろいろなイルミネーションを使ったデコレーションをDIYして飾るのも楽しいですよ。こちらはコットンボールを使った室内用デコレーションライト。後で作り方を説明していますので、ご興味おありの方はチェックしてみてくださいね。
帰宅時に安心感があり、防犯面でも役に立つ
暗くなるのが早い冬季や夜遅くに帰宅するとき、イルミネーションの暖かな光が灯っていると、おかえりと出迎えてくれるような気持ちになります。また、家の周りが真っ暗ではないので、防犯面でも役立ち、安心感を得ることができますよ。
わが家のイルミネーションの楽しみ方
わが家では、季節に合わせて飾りやディスプレイ方法を変えたり、子どもと一緒に作った手作りイルミネーションライトでインテリアを楽しんでいます。
屋外には電気代要らずで、どこでも簡単に設置できるソーラータイプのLEDイルミネーションライトを使用し、一年中飾っています。室外では十分に充電ができないためです。
ソーラータイプはネットショップで、送料無料で千円前後からあります。そのくらいの価格帯のものでも、コードの長さや機能はおうちに飾るのであれば充分なので、まずは気軽に試せるお値段のものから試してみるのが良いでしょう。また、火事の心配がなく長持ちなLED電球のものを選びましょう。
屋内では電池式のイルミネーションライトを使用しています。電池式のイルミネーションライトは100均で簡単に手に入れることができますよ。
そんなわが家のイルミネーションのこだわりは、なんといっても「色」です。カラフルなライトは一年中飾ると飽きてしまうので、クリスマスなどイベント時にリクエストがあったときのみにし、飽きの来ない落ち着きと温かみのあるイエローやホワイトのシンプルなカラーのライトを使用するようにしています。
室内に飾るイルミネーションの飾り付けポイント
ここからは、室内でイルミネーションを飾る際のポイントをご紹介しましょう。
作りたい雰囲気によってイルミネーションの色を変えてみる
まず室内に飾るイルミネーションライトは、上記で説明した通り作りたい雰囲気によってカラーを変えるのがおすすめです。
ナチュラルでおしゃれな雰囲気に仕上げたい場合は暖色系の暖かい色味、クールでスタイリッシュな雰囲気に仕上げたい場合はホワイト、ポップで可愛い雰囲気に仕上げたい場合はカラフルな色味のライトを使用するなど工夫してみましょう。
例えば同じクリスマスツリーを飾るとしても、ライトの色味によってかなり雰囲気が違ってきます。お子様の好みやお家の雰囲気などに合わせて、お好みのテイストに仕上げてみてくださいね。
電源コードを意識させない配置を意識してみる
せっかく綺麗にデコレーションしても、電源コードが丸見えだったり、邪魔になってしまっては勿体ないです。使う場所によって、電池式にしたりコードが見えないようにするなど、工夫してみましょう。
例えば壁に吊るす場合、電源コードが近くにないことが多いので電池式を使用する。電源近くの家具の上に飾る場合は家具の裏側にコードをくぐらせて電源を取るなどしてみるだけでもすっきりしますよ。
イルミネーションの良さが引き立つ場所に置くようにする
イルミネーションを飾る場所は家の中にたくさんあります。
長いデコレーションライトであれば、壁や窓際にガーランドのように横や縦に吊るしたり、飾り棚や家具の上に無造作に飾っても可愛いですね。
置き型のライトの場合、壁や棚の上などの目につく場所に置くのがおすすめです。毎日見て楽しめる場所におきましょう。
室内で飾るのにおすすめ!手作りイルミネーション
イルミネーションライトをDIYすると、さらに楽しく素敵に!ここからは、お子さまと一緒に楽しめる手作りレシピをいくつかご紹介します。
コットンボールライト
①ヨーヨー風船をお好みの大きさに膨らませます。
②水で塗りやすく薄めた木工用ボンドをハケで塗り、お好みの色の毛糸を巻いていきます。毛糸にもしっかりとボンド液をしみこませます。
③洗濯ばさみで風船の口部分を挟み、1~2日、しっかりと乾かします。カチカチになったら針で風船に穴をあけます。
④LEDデコレーションライトを差し込めば完成です。
季節によって趣を変えたり、動物を模してみたりと、いろんなアレンジも楽しんでみて下さいね。
木の枝で作るおしゃれな星形イルミネーションディスプレイ
同じくらいの長さの木の枝を5本と、麻紐、デコレーションライトを用意します。星形になるように並べ、麻紐で角の部分を括り付けていきます。デコレーションライトを巻き付けたら完成!たくさん作って、屋外でつるして飾っても可愛いです。
イルミボックス(ボトル)
LEDデコレーションライトと、お好みの箱や瓶などを用意し、箱の中に詰めるだけで完成です。箱や瓶の中でキラキラ輝くイルミネーションが、とてもきれいですよ。透明の花瓶の中に入れて造花を飾ったり、季節の飾りを一緒に閉じ込めても素敵です。
庭(室外)向けイルミネーションの飾り付けポイント
シンボルツリーなどの植物、テラス屋根、柵や塀などなど。屋外には飾ることのできる場所がたくさんあります。一戸建てでなくマンションでも、ベランダにカフェスペースや植物を楽しむスペースを作って、ディスプレイを楽しむことが可能です。
ただし、まぶしすぎたりチカチカしすぎるとご近所迷惑になってしまうこともあるので、周りのおうちの迷惑にならない程度の飾りつけにすることもポイントです。
また、賃貸物件で室外にイルミネーションを飾る際は、事前に規約を確認しておく必要があります。庭やベランダがあっても使い方に制限があるケースもありますので注意が必要です。
電気代いらずのソーラーライトで気軽にイルミネーションデビュー
「わが家のイルミネーションの楽しみ方」でもご紹介しましたが、一番お手軽なのがソーラー式のイルミネーションライトです。「電気代が不要」「電源がないのでどこにでも設置可能」「オンオフのスイッチを押しに行かなくてよい自動点灯自動消灯(商品によって異なります)」というメリットがあります。
しかし、日光があまり当たらない時期、地域では、十分な充電量が足りない場合があったり、お天気に左右されるというデメリットもあります。
なお、ソーラー式イルミネーションライトには、いろいろな電球の形、種類があります。設置する場所によって長さや種類を変えましょう。
使い勝手の良いストリングタイプ
こちらはストリングタイプ。電球が小さく絡みにくいのでシンボルツリーに巻き付けるのにも向いています。優しく小さな光りがたくさん灯るのが特徴です。
おしゃれなランタンや電球型の吊り下げタイプ
木やテラス屋根に引っ掛けるだけでおしゃれな雰囲気にしてくれるランタンや電球型タイプもおすすめです。こちらは電球型です。
こちらはランタンタイプです。何個かまとめて吊り下げても可愛いです。
可愛い星形タイプ
電球の先に星形のシェードがついていて、とてもキュートです。他にも、ベルやハート、サンタさんなど、いろいろな種類があるので、クリスマスのデコレーションにもぴったりです。
気になるイルミネーションと電気代の関係
ソーラー式以外の電源が必要なイルミネーションライトを使用すると、当然電気代がかかってきます。ソーラー式はメリットが多くとても便利ですが、前述の通りお天気に左右されるというデメリットもあります。しっかりと毎晩点灯させたいという方は、電源タイプがおすすめです。
室外・室内に限らず、一晩中点灯させるとどのくらいの電気代がかかってくるのか、気になるところですよね。イルミネーションライトにかかる電気代金の一般的な算出方法は、以下になります。
(イルミネーションライトの消費電力(W)÷1000)×1日に使用する時間×1kWhあたりの電気代
例えば、7Wで100球イルミネーションライトを10時間、1ヶ月間使用し、1kWhあたりの電気代を一般的な数値の27kWhで計算すると、「0.007W×10時間×30日間×27 kWh=56.7円」となります。
56.7円ほどで1ヶ月間イルミネーションを楽しめることがわかりました。5本飾れば×5の283.5円です。1本単位で見るとそれほど高くはないのですが、複数飾るとそれだけ電気代も増えていくため、飾りたいイルミネーションの規模と相談の上で決めてみてくださいね。
イルミネーションを楽しめる、お部屋の設備
賃貸物件でも自宅イルミネーションを楽しみたい!という方に、おすすめの設備や条件をいくつかご紹介していきます。
専用庭やバルコニーのある物件
屋外イルミネーションを楽しむのにぴったりな、専用庭やバルコニーのある物件がおすすめです。植木鉢を置いたり、ベランダ家具などに設置してイルミネーションを毎日楽しむことが出来ます。
ただし、賃貸物件で室外にイルミネーションを飾る際は、事前に規約を確認しておきましょう。庭やベランダがあっても、使い方に制限があるケースもあるためです。また、前述の通りご近所とのトラブルにもご注意下さい。
せっかくの楽しいイルミネーションが原因で悲しい思いをしないよう、事前にしっかりと確認・配慮をすることをおすすめします。
イルミネーションを見せるための、収納豊富な物件
物が多いとごちゃごちゃした印象になるので、すっきりとイルミネーションだけを見せるためには収納多めの物件もおすすめです。周りがすっきりしていると、イルミネーションの光が引き立ち、おしゃれにデコレーションできることでしょう。
イルミネーションで自宅に素敵な彩りを!
自宅イルミネーションは、飾る場所さえあればさほどお金もかからず、簡単にすぐに始めることが出来ます。また、庭で常に点灯しているだけで防犯面でもプラスになります。
今回はおうちで簡単に、またお子さまとイルミネーションを楽しむ方法をいくつかご紹介しました。これからトライしようとお考えの方のご参考になれば幸いです。