Question

設備の緊急修理をしたけど、大家さん指定の業者じゃないから自己負担と言われた。

夜にトイレの水が流れなくなり、大家さんに連絡をしても1日中繋がらなかったので、近くの業者を調べてすぐに連絡して修理してもらいました。 その後、領収書を大家さんに見せて修理代を払うようお願いしたところ、「うちはいつも馴染みの業者に頼んでいる。それ以外の所に頼んでしまったのだから修理代は払えない」、ということを言われました。 馴染みの業者とか知らないし…おかしくないですか?

Answer

トイレの故障は生活の質に関わるような性質のものなので、原因が自己の責にあるのでなければ大家さんは修理する義務があります。よって、馴染みの業者であろうとなかろうと大家さんは修理代を負担しなければなりません。なお、大家さんとやり取りする前に仲介業者に連絡して間に入ってもらうことをおすすめします。
どうしても大家さんが修理代を払ってくれないのなら、家賃と相殺する旨通知をして、本来の金額から修理代を引いた金額を家賃として払う形で回収しましょう。他にも供託するといった少し専門的な方法もありますが、まずは仲介業者などに相談してください。
もし、契約時に特約として何らかの修理をする際には必ず指定業者を使うこと、といった条項があった場合は、いくらか負担することになるかもしれません。そのあたりはケースバイケースとなります。