防音性能の高い部屋って、どう見分ける?
今の物件は壁が薄いのか、隣の部屋の話し声がたびたび聞こえてくるのです。今度住む部屋はなるべく防音性の高い部屋にするつもりです。探す際に気を付ける点があれば教えて下さい。
Answer
音は主に空気や構造への振動によって伝わりますので、防音性能を高めるには、この振動をいかに遮断できるかが重要になります。
当然、硬ければ硬いほど振動を抑えることが出来ますので、鉄筋やコンクリートなどの質量があって硬いものなら、より高いレベルでの遮断が可能です。逆に、木造や軽量の鉄筋は柔らかかったり、質量が軽かったりするため、防音性は低くなります。
よって、防音性の高い部屋を求めるなら、鉄筋コンクリート(RC)や鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)の物件を探すとよいでしょう。それに加え、壁は十分に厚いか、防音マットなどの緩衝材が使われているか、という細かいポイントのチェックもしておくことも重要です。
お部屋選びの際は、そのあたりまで突っ込んで確認するとよいです。