Question

内見や契約をオンラインで済ませ、いざ引っ越してみたら部屋がタバコ臭かった。

地方に住んでいて内見に行く時間とお金がなかったので、不動産屋さんの提案でオンラインで内見をしました。重説もオンラインで終えてカギを送ってもらい、入居日にワクワクしながら部屋のドアを開けたら、私の大嫌いなタバコの臭いが鼻をつきました…。不動産屋さんに連絡すると、壁や床に臭いが染み込んでいてクリーニングしても完全に取れなかったようなのです。こんな部屋には住みたくないのでキャンセルしたいです。これって誰の責任になるんでしょうか?

Answer

キャンセル、すなわち契約解除は難しいでしょう。賃貸借契約自体はすでに成立しており、また多くの賃貸借契約書には現状引き渡しとの記載がなされているため、そのままの状態で借りることを承諾したとみなされることもあります。
ただし、臭いがひどければ契約の履行が不完全な状態にあるという判断もありえます。とはいえ、大家側に請求できるのは再度のクリーニング代や壁紙の交換程度にとどまるのではないかと思われます。また、空き部屋が他にあればそこに移るという選択肢もあります。
もしあなたがオンライン内見の前にタバコなどの臭いが苦手だとあらかじめ仲介業者に伝えていたなら、仲介業者の責任もゼロとは言えません。仲介手数料を払っていれば、それを全額もしくは一部分を返還してもらえる可能性があります。前もって伝えていなかったとしても、オンライン内見をする際の業者は賃借希望者の立場に沿った対応が道義上求められますので、少しタバコ臭い、音が響く、という細かいところまで伝えることは職務上必要だったと解釈することもできます。
いずれにしろ、宅建協会や消費者生活センターなどの相談窓口に問い合わせて、適宜アドバイスをもらいながら大家側や仲介業者側と交渉を進めてください。

これは、オンライン内見のデメリットの一つといえます。騒音や臭いといった実際に現地に行かないと判断ができない事柄がどうしても出てきてしまうのです。そのため、オンライン内見をする前に、どこを見てほしいか、気にするかのポイントを箇条書きにしてまとめておくといいでしょう。