「最近、体を動かす機会がめっきり減ってしまった」「気持ちが塞ぎこんでスッキリしない」という方におすすめしたいのがサイクリングです。自転車は、誰もが一度は利用したことのある馴染みのある乗り物といえます。おそらく大半の人はシティサイクル、いわゆる「ママチャリ」に乗っていたことでしょう。
今回はそこから一歩進んで、スポーツ自転車「クロスバイク」を紹介したいと思います。クロスバイクで走り出し、気持ちのいい運動とともに美しい景色を眺めたり、新しい発見をしたりしてみませんか?
クロスバイクとは
クロスバイクとは、スポーツ自転車の一種です。整備された道路を少ない力で速く走れるロードバイクと、砂利道や荒れたオフロードを快適に走行できるマウンテンバイクがあります。この2つの自転車を、名前の通り掛け合わせた性能を持つのがクロスバイクです。高速で走れるうえにタイヤが太いので、ある程度のオフロードなら走行できます。
ただし、それぞれの長所を持つロードバイクとマウンテンバイクに特化した部分では、一歩及びません。価格帯が安かったり、街中を低速で走るのにも向いていたりと、その気軽さや趣味としての間口の広さはクロスバイクならではの長所です。
また、幅広いシーンで活躍できる柔軟性も魅力のひとつといえます。私はクロスバイクで街の散策、短距離のサイクリングをはじめ、走行距離100kmを超えるロングライド、連泊を伴う自転車旅を経験し、その性能を十分に堪能しています。スポーツ自転車に興味があるという未経験の方が、最初に乗る1台としてはうってつけの自転車です。
クロスバイクの選び方
スポーツ自転車であるクロスバイクは、普段乗っている自転車より値段が高いうえに、選ぶのもなんだか難しそうと思っている人は多いでしょう。
クロスバイク歴6年の私が、クロスバイクの選び方を以下8点から解説していきます。
予算から選ぶ
基本的なことですが、クロスバイクの金額がひとつの基準になります。人それぞれ予算は違うので、自分がいくら出せるのかをしっかり考えてみましょう。
いくらくらいのものなのか、相場観を養うためにスポーツ自転車専門店を訪れてみてください。並んでいる自転車の数々と、それらに付けられた金額を見ていると「このくらいなら出してもいいかな?」と思えるおぼろげなラインが見えてくるはずです。
ほとんどの場合、金額が高ければ高いほど性能のいい自転車になります。その違いは、フレームの素材、チェーンやギアといった駆動系のパーツのグレードです。しかし、クロスバイクを始める場合、このあたりはあまり気にしなくても問題ありません。
より軽く、より速く走れる性能を求めるのは、競技志向の人が多いです。気軽にサイクリングを楽しもうとする人にとって、フレーム素材やパーツのグレードまで思考を巡らせると、それだけでハードルが上がってしまいます。そのため、まずは単純に購入できる金額を試算して、それに見合った自転車を選ぶといいでしょう。
メーカーで選ぶ
予算の範囲で自転車を選ぶと話しましたが、安すぎる場合は注意が必要です。見た目こそクロスバイクですが、乗り心地や性能はママチャリと変わらないこともあり得ます。そんな事態を回避するために、しっかりとした自転車メーカーから購入する愛車を選ぶようにしましょう。
インターネットで調べるのもいいですが、これも実際に専門店を訪れるのが手っ取り早いです。店頭に並んでいるのは、実績のある有名メーカーのものがほぼすべてなので、そこから選べば間違いはありません。
それぞれのメーカーには歴史があり、自転車製作のコンセプトや方向性、特徴があったりしますが、そこまで気にしなくて大丈夫です。実物を見ながら、そこに描かれているメーカーのロゴを見て「かっこいい」「ステキ」と思ったメーカーのものを候補にしましょう。
使用シーンや目的から選ぶ
使用シーンや目的からクロスバイクを選びましょう。多くの人が取り入れるシーンや目的から、おすすめのクロスバイクについて解説していきます。
通勤・通学時に使用する目的の場合
通勤・通学で使用する場合は、クロスバイク本体の重量やコンポーネント(駆動系のパーツ類)のグレードを重視する必要はありません。
それよりも、太くパンクしにくいタイヤのクロスバイクを選ぶとよいでしょう。もしパンクをしてしまったら、チューブを交換するだけで10~20分程度のロスが生まれるので、遅刻を防ぐためにも重要です。
突然の雨を想定してフェンダー(泥除け)を付けたり、荷物を収納するために荷台とバッグを取り付けたり、拡張性を考えて“ダボ穴”があるものが適しているでしょう。
フィットネス目的の場合
長距離を走り、カロリーを燃焼させるためにサイクリングをおこなう場合、あまりラクに走れてしまうと効果が薄れてしまいます。
とにかく体を動かしたいというフィットネス目的の場合は、車体重要を気にせず、とにかく頑丈でタフなクロスバイクを選ぶといいでしょう。
クロスバイクで走る心地よさを感じる目的の場合
心地よくサイクリングを楽しみたいのであれば、奮発してワンランク上のクロスバイクを購入してみましょう。金額でいえば10~15万円くらいが相場です。
基本的には値段が高いほど、フレームにはいい素材が使われており、コンポーネントのグレードも高いので、快適な走行を楽しめると思います。
フレームの素材から選ぶ
クロスバイクのフレームは、大きく3種類存在します。次項以降で、それぞれのフレームの特徴とおすすめの人を解説していきます。
鉄(クロモリ・クロムモリブデン鋼) | アルミ | カーボン | |
---|---|---|---|
軽さ | 若干重い | 普通 | 軽い |
耐久性 | 弱い | 普通 | 強い |
値段 | 良心的 | 良心的 | 高め |
鉄(クロモリ・クロムモブリデン鋼)
クロモリ・クロムモブリデン鋼とも呼ばれる鉄製のフレームです。ママチャリなどのシティサイクルも同じ素材で作られていることが多いです。鉄フレームのクロスバイクの場合、やはり車体重量は重たくなるのがデメリットと言えます。
しかし、アルミやカーボンに比べると値段が比較的安価なため、「クロスバイクを試しに乗ってみたい」という人にはおすすめと言えるでしょう。
アルミ
アルミ製のフレームは、一般的なクロスバイクに多く用いられています。カーボンのように耐久性もあり、値段も比較的良心的なため、コストパフォーマンスが高いフレームと言えるでしょう。
またアクセサリー取付の自由度が高く実用的なので、クロスバイクを本格的に趣味として取り入れていきたいと思っている人におすすめです。特に、街乗りや通勤・通学目的の人におすすめと言えます。
カーボン
鉄製やアルミ製と比べると値段が効果ですが、その分重さが軽く、走行する心地よさを楽しむことができるフレームと言えるでしょう。
特に振動吸収性の高さが魅力的で、長時間の走行やデコボコ道を走る不愉快さを軽減することができます。本格的にクロスバイクを乗りたいと考えている人におすすめです。
ギア数から選ぶ
クロスバイクでは、フロント(ペダル付近)とリア(後輪付近)にそれぞれギアと呼ばれる歯車が付いています。例えば、フロントのギアが3枚、リアのギアが7枚だと、21段変速になります。
ただし、実際にはチェーンに負担のかかる掛け合わせ方があるため、21段すべてを使えるというわけではありません。
おすすめは、フロントギアが2枚のクロスバイクです。そもそもフロントギアは、アップダウンの少ない平地では使う機会が少なく、細かい調整はリアでおこないます。
そのため、3枚あっても車体重量が重くなるだけで、初心者の方にはそのギア数を扱いきれません。1枚だと軽量になる分、峠や山道でつらい思いをするので、その中間であるフロントギア2枚が最適解です。
タイヤの太さやサイズから選ぶ
タイヤの太さやサイズは、乗り心地と耐パンク性、走りの軽さに影響してきます。
クロスバイクをはじめとしたスポーツバイクのタイヤサイズは「700×28c」のような表記で表されます。これは、「外径約700mm × 幅28mm」で、c規格に適合しているタイヤという意味です。
クロスバイクのタイヤ幅が、28C以下だとスピードが出やすく爽快感を感じやすく、逆に32C以上の場合は安定感のある走りができるでしょう。初めてクロスバイクに乗る人は、バランスの取りやすい32~35cあたりを選ぶのがおすすめです。
サスペンションの有無から選ぶ
サスペンションとは、自転車の部品のひとつで、路面からの衝撃や刺激を吸収するクッションのことです。サスペンションがある自転車は、衝撃や刺激を感じづらいのでクロスバイクで走行する心地よさを感じやすいでしょう。
サスペンションがないクロスバイクでも、サドルクッション性があるものを選んだり、道のデコボコが少ないコースを選んだりすることで、衝撃や刺激を比較的感じないで楽しむことができますよ。
見た目で選ぶ
選ぶうえでもっとも大切なのは、そのクロスバイクを気に入るかどうかです。サイクリングを趣味にしたら、長く付き合うことになる相棒といえます。見た目を好きになることは、愛着を持って所有し、自転車を楽しめるかという部分に直結するため、とても大事なことです。
例によって、難しいことは考える必要ありません。
専門店に行き、数多くのクロスバイクを眺めていると「この色いい!」「フレームの形が好き!」などと感じ、乗りたいと思えるクロスバイクに巡り合えると思います。性能のうんぬんは置いといて、まずはお気に入りの1台を探してみましょう。
初心者が気を付けるべきクロスバイクの3つのこと
これからクロスバイクを始める人に向けて、気を付けるべき3つのことをご紹介していきます。購入するまでわからないこと、知っておかなければいけない必須情報もあるので、参考にしてみてください。
自転車以外に購入しなければいけないものがある
クロスバイクは、普段使いで乗っている自転車のように最初からすべてが実装されているわけではなく、一部のアイテムは別売りになっています。その中には、取り付けなければ交通ルール違反になってしまうものもあるため、クロスバイクそのものを購入しただけでは公道を走るのに不十分です。
予算を考えるうえで、必要アイテムも買いそろえる必要があることを事前に知っておかないと、予想外に出費がかさむことになります。では、自転車以外になにを買えばいいのか、必須アイテムに絞って説明していきます。
①警音器(ベル)
自転車も“軽車両”に分類されるため、道路交通法で「警笛鳴らせ」の交通標識があるところでは、警音器を鳴らさなければいけません。
②前照灯(フロントライト)
前方を照らすライトです。こちらも、道路交通法で「夜間、道路を通行するときは、灯火をつけなければならない」と定められています。
暗い夜道を走るのは危険ですし、道路を利用する他の人からの視認性を上げるためにも、フロントライトは必須です。
③空気入れ(フロアポンプ)
当然ですが、タイヤに空気が入っていないと走れないので、空気入れは必ず用意をしましょう。とくに、クロスバイクのようなスポーツ自転車はタイヤがとても細く、チューブの中に高圧の空気を入れて快適な走行を実現しています。
空気が抜けたときの影響はママチャリよりも大きく、日々のメンテナンスで欠かせないアイテムです。
交通ルールを守る
サイクリングで走る道は、歩行者、バイク、車など他の人も利用する公道です。交通事故を起こさない、巻き込まれないように、正しい交通ルールを把握して走らなければなりません。ここでは、とくに重要なルール、自転車の走る場所について説明します。
自転車はバイクと同じ“軽車両”に分類されるため、車道を走るのが原則です。進行方向は、車と同じ左側通行と決められています。右車線を走っていたら逆走になるので、注意しましょう。例外として、車道を走るのがあまりにも危険だと感じた場合、自動車通行可の交通標識がある場合は、歩道を走れます。
やむを得ず歩道を走るときは、車道寄りを徐行しなければなりません。そして当然ですが、歩道は歩行者優先です。歩いている人の危険になるような運転は、絶対にしてはなりません。
身の安全を守る
クロスバイクは、ママチャリとは比べものにならないほどのスピードを出せます。またサイクリングを楽しんでいると、近所への買い物、通学や通勤で利用するよりも、自然と走行距離が増えていくことでしょう。
スピードが上がり、走る距離が延びることで、爽快感や大きな達成感を得られますが、同時に交通事故のリスクも高まることになります。安全にサイクリングを楽しむために、身を守るための最低限の知識をお伝えしますので、参考にしてみてください。
かもしれない運転をする
自動車の運転免許を持っている人は、自動車学校で人や車が飛び出してくる“かもしれない運転をしましょうと習うでしょう。公道を走る軽車両である自転車も、自動車と同じように”かもしれない運転”を心がけることが重要です。
としては、同じことを心がけることが重要です。
自分だけに注意をするのではなく、周囲の状況をよく観察する必要があります。大丈夫“だろう”という運転ではなく、咄嗟の危険にも対応できるよう、できるかぎりの予測を働かせましょう。この思考が、交通事故のリスクを減らすことになります。
ヘルメットとグローブを利用する
最初は少し抵抗があるかもしれませんが、身を守るためにもグローブとヘルメットは身に着けておいた方が安心安全です。
転倒した場合、咄嗟に突き出した手のひらを負傷してしまうかもしれません。ハンドルを握り、運転するための手を傷つけてしまうと、以降のサイクリングに大きな影響を与えます。グローブをしていれば、少なくとも擦り傷や切り傷はある程度防ぐことが可能です。
そして、ヘルメットも身に着けるようにしましょう。自転車の交通事故で一番怖いのは、頭部の強打です。人体の中で比重が重い頭部から地面に倒れてしまうことが多く、打ちどころによっては致命傷になりかねません。ヘルメットを装着していれば、そのリスクを大きく減らせるのです。
最初は恥ずかしさがあるかもしれませんが、慣れてしまえば着けていないと不安になると思います。長距離を走る場合は、積極的な装着を検討してみてください。
クロスバイクの保管方法
クロスバイクを購入したら、ぜひとも保管には気を遣いましょう。その理由と適した駐輪場、保管場所についてご紹介していきます。
雨ざらしにならない場所で保管する
一番大切なのは、クロスバイクを雨ざらしにしないことです。
どんな自転車でもそうですが、チェーンやギアには専用のオイルがさされており、それにより錆びを防止、スムーズなペダリングが実現されます。日常的な保管場所を屋根のない外にしてしまうと、雨にさらされる機会も多くなり、雨水と一緒にオイルも流れ落ちてしまうのです。その状態で放置してしまうと、駆動系パーツの錆びにつながってしまいます。
また、屋外での保管には、盗難のリスクがつきまとうものです。チェーンロックをしていたとしてと、重量の軽いクロスバイクは簡単に持ち上げられるので、盗難の可能性が少なくありません。愛車が盗まれるリスクは、極力減らしたいものです。
家の中に保管する
さて、クロスバイクのコンディションの維持、盗難防止の観点から考えると、最高の保管場所は家の中になります。
軽量なので持ち上げて階段ものぼれますし、取り回しがよいので、アパートやマンションに住んでいる人は共用部分を汚すことなく上階に移動できるでしょう。念のため、大家さんや管理会社へ確認をしておくといいと思います。
家の中で保管する場合、外へのアクセスがいいところ、玄関付近のスペースがおすすめです。リビングや自室でも構わないのですが、外を乗り回した自転車を室内に置くのは衛生的にも抵抗があるでしょうし、タイヤをきれいに拭くという手間が発生します。
その点、外と中のはざまに位置する玄関なら、床や壁に接しなければタイヤを拭く必要はないですし、外へのアクセスも抜群です。
玄関にクロスバイクを置くスペースがない人は、縦置きスタンドの利用を検討してみてください。その名の通り、自転車を縦にして保管するスタンドで、ほとんどスペースを取らないのが魅力です。
屋根付きの駐輪場を利用する
また、どうしても家の中に保管できない方は、屋根と車輪止めのある駐輪場を利用できれば、環境的に最高です。屋根があれば、ある程度の風雨には対応できます。車輪止めについては、盗難防止のため必要です。
自転車そのものだけをロックしてもタイヤが回らなくなるだけで、持ち上げてしまえば簡単に盗まれてしまいます。車輪止め、なければ柱など地面に固定されて動かないものとクロスバイクとをチェーンでつなげ、運べないようにするのです。
大切なクロスバイクをより長く、より快適に楽しむためには、適切な保管方法と場所はとても重要です。ぜひ参考にしてみてください。
歴6年の私が感じる、クロスバイクの魅力
私がクロスバイクを魅力に感じるところを3点、ご紹介します。
疾走感を得られる
ママチャリとは比べものにならないほどの疾走感を得られるのが、クロスバイクの魅力です。単にスピードが出るだけではなく、ペダルを踏み込んだ力を効率よく推進力に変えてくれます。そのことを肌で感じられるのが心地いいのです。
よくわかるのは、静止状態からのひと漕ぎ目でしょうか。クロスバイクが滑るように進んでいくのは、とても気持ちよく、サイクリングへの期待感を高めてくれます。
動的瞑想につながる
サイクリングは、動きながら行う瞑想だという言葉があります。目的地に向かい、ただひたすらにペダルを回すという行為は、頭の中をいい意味で空っぽにしてくれるのです。
もちろん余計なことを考えてしまうこともありますが、走っていると否が応でも目の前のことに集中することになり、自然と頭の中がクリアになります。普段の生活ではできないような頭の使い方をできるのも、クロスバイクの魅力です。
ポジティブになれる
これが最大の魅力だと思います。私自身、近場をふらりとサイクリングする予定で購入したクロスバイクでしたが、気が付けばより遠くを目指して走るようになっていました。
自転車があればどこにでも行けるという、前向きなチャレンジ精神が生まれたのです。その結果、日本を横断したり、自転車の聖地と呼ばれる場所を訪れたり、海を越えて島を一周したりと、クロスバイクにハマらなければ見られない景色、できない体験をたくさん積めました。これも魅力に引っ張られてのことです。
クロスバイク歴6年の私のサイクリング思い出エピソード
ここでは私のサイクリングの思い出をご紹介したいと思います。クロスバイクを楽しんでいる雰囲気を感じていただければ嬉しいです。
初サイクリングしたときの思い出
購入したお店から自宅まで約30kmを走ったのが、最初のサイクリングでした。初心者だった私からすれば、30kmは車で移動する距離です。自転車で走り切れるのかな?と不安でした。
意識的に車道を走るのも怖かったですし、ドキドキのライドとなりました。しかし、走り切ったときの達成感は今でも忘れません。サイクリストとしての原点です。
日本横断(東京都→新潟県)をしたときの思い出
東京都江戸川区の葛西臨海公園から新潟県上越市の直江津まで、2泊3日の行程で約380kmを走りました。
人生初の連泊を伴う自転車旅です。1日の走行距離は100kmをゆうに超えていて、かなり大変な道のりでした。しかし3日間を走り抜き、日本海をこの目にしたときは感動しました。直江津港からフェリーに乗り、佐渡島まで渡ったときは、自宅からはるか離れた島まで来てしまったと我ながら驚いたものです。
しまなみ海道サイクリング(広島県→愛媛県)をしたときの思い出
サイクリストの聖地・しまなみ海道を走りました。広島県尾道市から愛媛県今治市まで続く、サイクリングで有名な海道です。
瀬戸内海の美しい景色の中を走り、島と島に架かる橋を渡っているときは、海の上を自転車で飛んでいるような感覚を覚えました。
しまなみ海道を走破した後は、兵庫県の淡路島まで移動し、国生み神話の地でサイクリングを楽しみました。そのまま徳島県からフェリーに乗り、18時間半かけて東京に戻ったのも、思い出深い自転車旅の経験です。
クロスバイクを趣味とし始めてみては?
クロスバイクについてお話させていただきましたが、いかがだったでしょうか?読む前よりも、始めるハードルが下がっていれば嬉しいです。
サイクリングを趣味にする場合、お話した通りそこまで難しいことは考えなくて大丈夫なので、とにかく気軽にチャレンジしてみてください。クロスバイクにまたがり、ペダルをひと踏みした瞬間、世界が広がるのを実感できるはずです。
生涯スポーツといえるサイクリングを、一緒に楽しみましょう!