1R空間、週1のお世話でOK。一人暮らしをグッと華やかにするおすすめ観葉植物ライフ

目次

「一人暮らしをしたら観葉植物を買いたい」と思いながら新しい部屋を探す方も多いのではないでしょうか。観葉植物を置くことで、一人暮らしの住まいは華やかになりますが、「枯れるかも」「何を選べばいいの?」など不安を抱えている方も少なくありません。

そこで今回は、一人暮らしでも育てやすい観葉植物をご紹介します。観葉植物のある暮らしの楽しみ方、お手入れ方法なども解説していきますので、一人暮らしで観葉植物を買おうと思っている方はぜひご参考ください。

観葉植物を取り入れた暮らし

一人暮らしの住まいに観葉植物を取り入れると、さまざまな楽しみ方が生まれます。まずはどのような楽しみ方があるのか、私の実体験とともに観葉植物のお手入れ方法や置き方を紹介していきます。

一人暮らしでの観葉植物の楽しみ方

育てる楽しみを味わえる。これが、観葉植物の醍醐味です。購入当初は数枚だった葉が増え、緑が濃くなり、やがて花を咲かす種類もある。観葉植物の四季を通した成長はとても感慨深いです。

また、一人暮らしでの観葉植物には癒される楽しみもあります。同居人のいない一人暮らしは、自由を満喫できる反面、時折ポッカリと寂し気になってしまうもの。そんなとき、観葉植物が同居人のような存在になってくれます。

一人暮らしの観葉植物を、オシャレなインテリアとして楽しむ。ポットやプランターにこだわったり、テラリウムやアクアリウムなどに趣味を広げたりするなど、そんな楽しみ方にハマる人も多いです。

他にも、私は加湿機の代わりにもなると考えています。子どものころ、ぜんそくを患っていた私は室内が乾燥すると咳が出てしまうことが多くありました。今でも喉が弱く咳が出てしまうことも多いのですが、そのようなときも、観葉植物たちが自然な加湿器となって喉を潤してくれるのです。

観葉植物の手入れ方法

観葉植物のある暮らしに憧れる方が多くいる一方、「お手入れが大変」「虫が心配」などの不安も頭をよぎることでしょう。観葉植物のお手入れは、種類や季節によってそれぞれ異なりますが、基本的には以下のような手入れを行うことになります。

  • 週1~2回の水やり
  • 土表面にホコリやカビが付着していないかどうかのチェック
  • 液体、粒状など肥料を定期的に与える

これらの簡単なサイクルを繰り返していくだけでOKです。また、虫が心配なら寄生されないよう、観葉植物を室内専用で楽しめば良いでしょう。

温度管理は、室内外ともに15℃以上が健康に成長する目安。10℃より下がってしまうと葉が黄色くなったり枯れたりと、初心者でも見てわかるくらいに元気がなくなってしまいます。

観葉植物の置き場所

一人暮らしの場合、部屋で過ごすのは自分だけで、そのため観葉植物の置き場所の自由度はかなり高まります。日当たりを求める観葉植物なら、日中に日差しが降り注ぐバルコニーや窓辺がおすすめです。

一方、耐陰性がある観葉植物でインテリアとして楽しむなら、キッチン・トイレ・玄関のスペース・壁面収納などが適しています。自分らしい空間づくりを極めたい人は、天井や壁などから吊るして飾るのもオシャレです。

賃貸物件の内見に行った際には、希望する観葉植物を置くスペースがあるかどうかもぜひチェックしてみてくださいね。

観葉植物を取り入れた一人暮らし向きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

一人暮らしでも簡単に育てられる観葉植物選びの3つの基準

ここからは、一人暮らしの住まいにおける観葉植物選びの基準について解説していきます。勉強やアルバイトで忙しい学生の方や、仕事に追われる社会人の方でも無理なく育てられる観葉植物を選べるようになるため、購入時の参考にしてみてください。

お世話に手間がかからない

特に仕事や勉強で忙しい方の場合、意外と水やりのタイミングを失ってしまうものです。そのため、一人暮らしで観葉植物を楽しむためには、水やりの頻度が少ないものを選ぶことがポイントです。

週に一度ぐらいの水やりでOKの観葉植物なら、手間もかからず無理なく育てやすいもの。「週末の朝に水やりをする」などルーティン化しておけば、枯れてしまうこともないでしょう。

成長しても大きくならない

購入当初は小さくても、成長すると大きくなる観葉植物もあります。特に1Kや1Rなど広さが限られている部屋の場合、サイズが大きくなると貴重なスペースが観葉植物に奪われてしまうことになります。

そのため、できるだけ置く場所を選ばない小さな観葉植物を選ぶこともポイントです。また、大きくならない観葉植物を選ぶことによって、億劫になりがちな鉢の植え替えをしなくても済むようになるでしょう。

日当たりを気にしない種類を選ぶ

部屋探しをしていると、日当たりが良い部屋の家賃は高かったり、人気ですぐに埋まったりしていることに気がつくでしょう。このようなことが多くなり、「日当たりや換気が良くないから観葉植物を買うのは無理」と諦めてしまう方も少なくありません。

しかし、観葉植物を取り入れるために日当たりは決してマストな条件ではありません。直射日光に弱く、日陰を好む種類もあるのです。種類を選べば、適度な日当たりの住まいでも観葉植物のある暮らしを楽しめます。

部屋の条件から選ぶ、一人暮らしにおすすめな観葉植物

ここからは、賃貸物件の条件に合った「一人暮らしにおすすめな観葉植物」を詳しく紹介していきます。借りたい部屋やすでに契約している部屋をイメージしながら、お好みの種類を検討してみてください。

日当たり重視の部屋にピッタリな観葉植物

「一人暮らしをするなら、日当たりの良い部屋を借りたい」と考えている方は、南向きの1R・1K物件を選ぶと良いでしょう。太陽の光が降り注ぐ窓辺で育てるのに適した観葉植物のおすすめはガジュマル、アロエ・ベラ、ワイヤープランツです。

ガジュマル

ガジュマルは、丈夫で育てやすいので一人暮らしの観葉植物として人気です。こちらは暖かく日当たりの良い場所を好む常緑高木で、週に1回、たっぷりと水やりをすれば、日当たりの良い窓辺に置くだけで成長を楽しめます。

アロエ・ベラ

多肉植物を育てたい一人暮らしの男女に人気のアロエ・ベラ。乾燥に強く、日当たりを好むので、海沿いの家の庭でもよく見かける観葉植物です。

このアロエ・ベラは、たっぷりと水をあげれば週に1回の水やりでOKです。また病害虫の心配がほぼないので、虫が苦手な人でも安心して育てられます。

ワイヤープランツ

ワイヤープランツは、その名のとおりワイヤー(針金)のようなビジュアルの常緑小低木です。可愛らしい見た目とは違って耐暑性が高く、さらに追肥も不要で手間なく育てられます。また生育旺盛なので、挿し木を楽しみたい人にもおすすめです。

観葉植物を楽しむための南向きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

日当たりを気にせず温度管理のみでOKな観葉植物

「普段は仕事で留守にするから日当たりをそれほど気にしない」と考えている方は、耐陰性があり温度管理の実で育つ観葉植物がおすすめです。北向きや東向きの1R・1K物件でもエアコン完備なら温度管理も簡単。ポトス、ベゴニア、テーブルヤシがおすすめです。

ポトス

ポトスは熱帯地域で生まれた観葉植物です。寒さに弱い性質ですが、日当たりはあまり必要としないので、半日陰でもよく育ちます。ポットのまま置くだけでなく、ハンギングも楽しめるので、オシャレなインテリアを楽しみたいと考えている方にも人気です。

ベゴニア

ベゴニアは、花が咲く観葉植物を探している方におすすめです。葉が特徴的でエキゾチックなビジュアルをしているので、個性的な品種が好きな人にもピッタリ。また水やりは、土が乾いてきたときがベストタイミングです。

テーブルヤシ

中南米生まれのテーブルヤシは陽気なイメージとはうらはらに、意外と強い日光が苦手な耐陰性の観葉植物です。週に1回、たっぷりの水やりでOK。南国ムードのインテリアが好きな人に人気の品種です。

温度管理で観葉植物を楽しめるエアコン付きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

適度に部屋の外に出して育てる観葉植物

バルコニーのある部屋に憧れを抱いている方は、適度に部屋の外に出して育てる観葉植物もおすすめです。これは、基本的に半日陰で成長するものの、日に当てればもっと状態が良くなるタイプの観葉植物のことを指します。

アイビー(ヘデラ)

アイビーは、つる性の観葉植物に興味のある一人暮らしの男女におすすめです。ヘデラという名前でも呼ばれており、斑模様の葉のタイプが人気です。半日陰で十分に育ちますが、適度に部屋の外に出してあげると葉の茂り方が密になり力強さが増します。

ストレリチア・レギネ

背丈が数メートルと高くなるストレリチア。大きくならない品種のレギネなら、一人暮らしの観葉植物としておすすめです。テーブルヤシと同じく南国ムードの漂う品種。土が乾いたら、水をたっぷりと与えましょう。

フィロデンドロン・セローム

「愛の木」が花言葉のフィロデンドロン・セロームは、ロマンチックな花言葉のついた観葉植物を飾りたい方におすすめです。水やりは土が乾いたときがベストタイミング。サトイモ科の樹液はかぶれることもあるので、肌の弱い人はお手入れ時に注意です。

適度に外に出して観葉植物を楽しむバルコニー付きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

場所を取らず部屋をオシャレ空間に

場所を取らず、オシャレな一人暮らしの部屋が作れる観葉植物が欲しいと思っている方には、サイズ豊富なパキラやサボテン、オリヅルランがおすすめです。出窓に飾ったり、壁面の棚に置いたりとさまざまなレイアウトを楽しめます。

パキラ

風水が好きな方にはパキラがおすすめ。パキラは、風水的に悪い気を吸い取って浄化してくれるといわれている観葉植物です。常緑高木ですが、幹の成長点はカットされているので、ほぼ流通時のサイズのまま楽しめます。

サボテン

「一人暮らしの住まいに観葉植物が欲しいけれど、お世話を忘れそう」と不安な方は、水が少なくても生きていけるサボテンがおすすめです。サボテンは、日当たりを好む多肉植物。月に2~3回、たっぷりの水やりをしておけば少しぐらい忘れても平気です。

オリヅルラン

一人暮らしの部屋は換気しづらく、空気がこもりがち。そのため、清浄作用のある観葉植物も人気です。その中でもオリヅルランは、空気中のホルムアルデヒドを吸着する効果があるとされている品種で、室内の空気をきれいにしてくれると多くの方に支持されています。

観葉植物をオシャレに楽しむ出窓付きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

好きな観葉植物を揃えて優雅な一人暮らしを送ってみよう

今回は、お手入れ方法や置き方とともに、一人暮らしにおすすめの育てやすい観葉植物を部屋の条件別にご紹介しました。室内環境に適した品種を選べば、一人暮らしの住まいにも観葉植物を取り入れることができます。観葉植物は、インテリアとして楽しめるだけでなく身体を癒す効果もあるので、お気に入りのものを購入して素敵な一人暮らしを送ってみてくださいね。