Question

入居時の審査に何度も落ちる…。なんで?

いくつかの不動産屋さんにお部屋を紹介してもらったのですが、全て審査で落ちてしまいました。不動産屋さんに理由を聞いても大家さんの意向としか教えてもらえず、なぜ落ちたのか分かりません。こういう時、どういう原因が考えられますか?

Answer

審査にパスしない理由は大家さんそれぞれですが、良くあるのは自分にとってかなり都合のいい条件を提示した場合です。条件は交渉の材料です。どうしても譲れない絶対条件を軸に据え、他の条件では妥協点や落としどころを見つけながら双方ですり合わせていくものですが、例えば大家さんや他の入居者にとって不公平になりそうな条件を提示していたなら、大家さん側がそれを負担に感じて敬遠してしまうこともあります。自身の出した条件を一度客観的に見直してみるといいかもしれません。
また、過去に別の賃貸物件で何度もトラブルを起こしていた場合も落ちやすくなるようです。短期間で転居を繰り返すと、何度もトラブルを起こした人なのかなと疑われることがあります。大家さん同士のネットワークでいわゆるトラブルメーカーな方はマークされている…という話もあります。もし自身の行動に思い当たる点があれば、改善された方が良いでしょう。
他には、大家さん経由のルートではありませんが、信用情報が考えられます。家賃保証会社は審査の際に信用情報を参照しますので、携帯電話料金やクレジットカードの滞納を何度も繰り返していると、いわゆるブラックリストに名前が載っているため審査が通りにくくなります。その際は保証会社を利用しない物件を探してください。

いずれにも当てはまらないのであれば、国籍、職業、収入面などを大家さんが避けている可能性があります。実際、外国籍の方、無職や水商売の方は審査が通りにくい傾向にありますが、これらの事情は簡単にどうにかできるものではないため、大家さんの理解があるかどうかによります。外国籍や水商売などの方への仲介実績がある業者や、そういう方が多く居住している地域の不動産屋であれば理解のある大家さんを紹介してくれる確率は高まります。