「通勤時間をなくして、もっと家族との時間を増やしたい」「場所を選ばずに働けるスキルを身につけたい」と考えたことはありませんか?働き方の多様化が進む今、自宅でできる仕事の選択肢は広がっています。
本記事では、未経験から手軽に始められるものから、専門スキルを活かした高収入案件まで、40種類以上の自宅でできる仕事を解説します。
また外資系企業で広報を10年経験し、出産を機に退職した後、現在は2歳児を育てながら在宅ワークを続ける私の実体験をもとに、安定した収入を得るコツや仕事が捗る住まい環境をご紹介します。
本記事を読んで、自分に合う在宅ワークと、それを支える理想のライフスタイルを見つけるヒントになれば幸いです。
【未経験でも始めやすい】自宅でできる仕事(在宅ワーク)の種類
少し前までは、在宅ワークといえば限られた職種・副業というイメージが強かったかもしれません。しかし、昨今は働き方の多様化が進むにつれ、初心者に優しいものから専門性の高いもの、ニッチな職種まで幅広い選択肢が増えました。
ここでは、幅広いスキルに応じた40種類以上の自宅でできる仕事をご紹介します。
【スキル不要・初心者向け】まずはここから!手軽に始められる仕事
特別な知識や経験がなくても、すぐに取り組める仕事をご紹介します。まずは自力で1円を稼ぐ経験を積み、自宅で仕事をする感覚をつかむのにおすすめです。
データ入力:名刺や伝票の情報をシステムに打ち込む
名刺、伝票、手書きのアンケート結果などを、専用のシステムやExcelに入力する仕事です。正確さとスピードが求められますが、タイピングができれば誰でも挑戦できる点が魅力です。
アンケート回答:企業の市場調査に答える(スマホで完結)
企業の市場調査アンケートに回答する仕事です。スマートフォンのアプリで隙間時間に完結できるため、家事や育児の合間にポイ活感覚で取り組めます。
Webライティング(初心者):指定されたテーマで体験談や感想を書く
指定されたテーマに沿って、自身の体験談や商品の感想を執筆します。プロのライターに求められる文章力やリサーチ能力よりも、読者に伝わる等身大の言葉が求められる案件も多くあります。
文字起こし(テープ起こし):録音された音声をテキスト化する
インタビューや講演会の音声データを聴き、文字に起こす仕事です。近年は、AIによる下書き作成を修正する「ブラッシュアップ」案件も増えています。
商品モニター:新商品を使って感想を報告する
化粧品や健康食品などを実際に試し、その使用感をレポートします。商品を無料で試せるメリットがあり、人気の高い仕事です。
フリマアプリでの出品代行:不用品の撮影や説明文作成、発送
依頼主の不用品をフリマアプリに出品し、購入者とのやりとりや梱包・発送を代行します。物販の基礎を学ぶのにも適しています。
ポイ活:ポイントサイト経由でサービスを利用する
ポイントサイトを経由して、買い物やクレジットカード作成などを行うことで、ポイントを貯める活動です。厳密には仕事ではありませんが、手軽な副収入源になります。
内職(軽作業):シール貼りや袋詰め、部品の組み立て
商品のラベル貼りや袋詰めなど、手先を使った作業です。単価は低めですが、コツコツとした作業が好きな方や、隙間時間でできる仕事を探している方に向いています。
ECサイトの商品登録:通販サイトに写真や説明文をアップする
ネットショップの運営者に代わって、商品の画像アップロードや説明文の入力を担当します。ECサイトの仕組みを学べることがメリットです。
カスタマーレビューの執筆:実際に利用したサービスの口コミ投稿
利用したサービスや宿泊施設などの口コミを執筆します。短文で済むものも多く、初心者でも取り組みやすい内容です。
検索結果の評価:検索エンジンの表示内容が適切かチェックする
指定されたキーワードで検索した際、表示される内容がユーザーの意図に合っているかを判定します。検索エンジンの精度向上に貢献する仕事です。検索エンジンの基礎知識を学べるので、将来的にWebマーケティングなどの仕事にも活かせます。
写真販売:スマホで撮った風景や素材写真をストックフォトサイトに出品
自分で撮影した写真を素材サイトに登録すると、ダウンロードされるたびに報酬が発生します。趣味の延長で気軽に始められるのが魅力です。
【クリエイティブ・表現系】「好き」や「得意」を仕事に
必要な環境とスキルがあれば場所を問わずできるクリエイティブ系の仕事は、在宅ワークとの相性が良いです。少しずつツール操作を覚えながら単価を上げられるため、モチベーションを維持しながらスキルアップが可能です。
ロゴデザイン:企業やショップのロゴを作成
Adobe Illustratorなどのソフトを使い、企業やお店の顔となるロゴを制作します。センスだけでなく、コンセプトを形にする力が必要です。
バナー作成:Web広告やSNS用の画像を作成
Webサイトの広告枠や、SNS投稿用の画像を制作します。比較的短時間で作成できるため、数をこなして経験を積むのに適しています。
イラストレーター:SNSアイコンや書籍の挿絵を描く
SNSのアイコン作成や書籍の挿絵など、ニーズは多岐にわたります。自分の画風を確立することで、指名受注も狙えます。
動画編集:YouTubeやTikTokのカット、テロップ入れ
動画素材の不要な部分をカットしたり、テロップやBGMを入れたりする仕事です。動画コンテンツの需要拡大により、案件数も増加傾向にあります。
ハンドメイド作家:アクセサリーや小物を制作・販売
自分でつくったアクセサリーや雑貨を販売します。ハンドメイドが趣味の方や、自分のブランドを持ちたい方におすすめで、ファンがつくと安定した収入につながります。
Webデザイン:Webサイトの見た目やレイアウトを設計
Webサイト全体のデザインやレイアウトを担当します。デザインスキルに加え、コーディングの知識があると重宝されます。
CADオペレーター:設計図面を専用ソフトで作成(要学習)
建築や機械の設計図をCADソフトで作成・修正します。正確な図面を描くための図面に対する、高度な知識が求められます。専門性が高い分、一度スキルを身につけると安定して稼ぎやすい仕事です。
写真レタッチ:人物や料理の写真を見栄えよく加工する
撮影された写真の色調補正や不要なものの除去、肌の修正などを行います。ECサイトや広告業界で欠かせない役割です。
シナリオ・台本作成:YouTube漫画や音声広告の脚本を書く
動画のストーリーや広告の台本を作成します。構成力や視聴者を惹きつける文章力が求められます。
ナレーション・声優:宅録で音声素材を提供する
動画のナレーションや音声ガイドなどを自宅で録音して納品します。声の仕事に興味がある方にとって、自宅で始められる貴重なチャンスです。
LINEスタンプ制作:自作のキャラクターをスタンプ化
自作のイラストをLINEスタンプとして販売します。ファンを獲得できれば、一度の制作をきっかけに、継続的な印税収入が期待できるストック型の仕事です。
ブログ運営(アフィリエイト):自分のブログで商品を紹介し、広告収入を得る
自分のブログや記事で役立つ情報を発信し、紹介した商品が購入されると報酬が発生します。より多くの方が訪れるように、読者のニーズに合わせた情報提供だけでなく、SEOや検索エンジンの仕組みを理解した記事づくりが必要です。成果が出るまで時間がかかりますが、軌道に乗ると資産性の高い仕事です。
【事務・専門職・サポート系】経験や対人スキルを活かす
働き方の多様化が進む現在、これまでの社会人経験やコミュニケーション能力が、そのまま在宅ワークでの強力な武器になります。培ってきたスキルを即戦力として活かす道はもちろん、実務を通じて専門性を磨きながら、未開拓の分野へ新たな一歩を踏み出すことも可能です。
オンライン秘書:経営者のスケジュール管理やメール対応
多忙な経営者のスケジュール管理、メール対応、リサーチ業務などをオンラインでサポートします。調整力や細やかな気配りが活かせます。また、これまでに秘書やアシスタント経験のある方は、即戦力として活躍できる仕事です。
翻訳(実務・映像):海外記事の翻訳や動画の字幕作成
語学力を活かし、ビジネス文書の翻訳や動画の字幕を作成します。専門分野(医療、ITなど)を持つと、単価が上がるのが特徴です。近年はAI翻訳の普及により、AIが翻訳した文章の修正・編集を行う「ポストエディット」の需要も増加しています。
広報・PRサポート:プレスリリースの作成やメディアへのアプローチ
企業の情報を世の中に広めるためのサポートをします。文章力だけでなく、メディアとの関係構築などの経験が活きる仕事です。
SNS運用代行:企業のInstagramやXを代わりに更新
企業の公式SNSアカウントの投稿作成や返信対応を代行します。SNSのトレンドをつかむ力や、ファンを増やすコミュニケーション力が求められます。
オンライン面談・カウンセリング:悩み相談やキャリアアドバイス
Zoomなどのオンラインビデオ会議ツールを使って、相談業務を行います。キャリアコンサルタントや心理カウンセラーの資格を活かせるほか、人生経験自体が価値になることもあります。
カスタマーサポート(チャット・メール):ユーザーからの問い合わせ対応
サービスの利用者からの質問に、チャットやメールで回答します。丁寧な言葉遣いと、問題を素早く解決する能力が必要です。
オンライン講師(語学・家庭教師):Zoomなどで勉強やスキルを教える
英会話や勉強、あるいは楽器や料理などの特技を教えます。場所を問わずに生徒とつながれるため、隙間時間を有効活用できます。
Webマーケティング支援:広告運用の設定やレポート作成
Web広告の運用や、アクセス解析のレポート作成をサポートします。数字に強く、分析が好きな方に向いている専門職です。
経理・会計代行:領収書の整理や記帳業務の請負
企業の経理業務を請け負います。簿記の知識や実務経験があれば、在宅でも高いニーズがある職種です。
人事・採用代行:応募者との連絡調整やスカウト業務
採用候補者への連絡や面接調整、スカウトメールの送付などを担当します。人を見る目や、丁寧な調整力が求められます。
校正・校閲:文章の誤字脱字や事実関係をチェック
出版物やWeb記事の誤字脱字、事実関係の最終確認を行います。集中力と正確さが問われる、文章の最後の砦となる仕事です。
文字の清書(代筆):手書きのメッセージカードや宛名書き
手書きの温かみが求められるカードや宛名を代筆します。書道やペン字が得意な方に適しています。
【特化型・ニッチな仕事】特定の需要に応える、在宅ならではの働き方
オンラインプラットフォームの普及は、場所の制約を取り払うだけでなく、市場の細分化にもつながりました。「こんなことまで仕事になるの?」というニッチな需要も、全国・全世界を対象にすれば、ビジネスとして成立します。
独自のスキルや経験を活かし、自分だけのポジションを築きたい方におすすめ分野です。
愚痴聞き・話し相手:電話で依頼人の話を聞くサービス
「誰かに話を聞いてほしい」という方の話し相手になる仕事です。専門的な資格がなくても、相手に寄り添い、丁寧に耳を傾けることで仕事として成立します。特別な解決策を提示するのではなく、ただ聴くことで相手の心を整える、コミュニケーションスキルを活かした在宅ワークです。
ゲームテスター:発売前のゲームにバグがないか確認する
発売前のゲームをプレイし、バグや不具合がないかをチェックします。デバッガーとも呼ばれます。ゲーム好きな方にはたまらない仕事ですが、根気強い検証作業が必要です。
占い師:チャットや電話で運勢を占う
チャットや電話を通じて鑑定を行います。対面よりも心理的なハードルが低いため、オンラインでの需要は高いです。
ストックイラスト制作:アイコンや背景などの素材を量産・販売
汎用性の高いイラスト素材を大量に制作して、販売します。一度登録すれば継続的に利益を生む、ストック型の働き方です。
電子書籍(Kindle)出版:自分の知識や物語を本にして販売
自分の得意分野や小説などを電子書籍として出版します。出版社を通さず、個人で手軽に作家デビューが可能で、一度出版すれば思わぬ利益につながる可能性もあります。
オンライン秘書(特化型):英語対応やEC運用に特化した事務
特定のスキル(英語、ECサイト運営、専門ソフトの操作など)に特化した秘書業務です。汎用的な事務よりも専門性が高いため、高い単価が期待できます。
実際に自宅で仕事をしている私の仕事内容と1日の流れ

私は現在、2歳の娘の育児に奮闘しながら、完全在宅で仕事をしています。出産前は会社員として働いていたため、今もなおワークスタイルの確立には試行錯誤している段階です。しかし、毎日同じ場所で働くからこそ、働きやすい環境づくりと生活リズムの大切さを実感しています。
10年の経験を活かした「広報」・「翻訳」・「ライティング」の3本柱
私は米国の大学を卒業した後に、外資系企業で10年間広報としての経験を積みました。そして2年前、出産を機に育児との両立を目的にフリーランスとして独立しました。
現在の仕事は、会社員時代の経験をベースにした広報サポート、英語力を活かした翻訳、コラム執筆のようなライティングの3つを軸にしています。複数の柱を持つことで、収入の安定だけでなく、気分転換にもなっています。
【1日のスケジュール】2歳児の仕事と両立する時短・効率重視スケジュール
現在は、平日の週3日、一時保育に娘を預けながら仕事をしています。さらに必要に応じて、週末や夜間に娘を夫に預けて仕事をするため、月間稼働時間は90~100時間前後となります。
仕事がある日の主な一日の流れは、以下のとおりです。
<仕事がある日の主な一日の流れ>
・06:30 起床、自分の支度
・07:30 娘を起こし、朝食を食べさせながら保育園の支度
・08:30 保育園に向けて出発
・09:30 帰宅、自分の朝食
・10:00 仕事
・12:00 ランチ
・13:00 仕事
・16:00 保育園へお迎え
・17:00 夕飯支度
・18:00 娘と一緒にお風呂
・19:00 夕飯
・21:00 寝かしつけ
・21:30 自由時間(必要に応じて残務処理)
・23:30 就寝
育児が本格的に始まってからは、娘の面倒を見ながら朝食や夕食の準備をするため、カウンターキッチンの利便性を痛感しています。また猫二匹を飼育しているので、料理中や食事中にいたずらをされないように、リビングと続いている部屋の扉を閉めて、猫のみの空間をつくるようにしています。
朝や夕方の忙しい時間帯に効率性を重視する場合、料理や家事に集中できる環境や導線が重要です。そのため、カウンターキッチンや家事スペースを仕切れる間取りが役に立っています。
成果を出すための「聖域」づくり。自宅とシェアオフィスの賢い使い分け
自宅での仕事が本格的になると、モニターやキーボード、プリンター、大量の資料などが増え、ダイニングテーブルでは限界が来ます。
私は現在、2LDK以上の物件で仕事専用の自室を確保しています。扉を閉めることで「ここから先は仕事場」というスイッチが入るので、仕事専用のスペースを確保するのがおすすめです。
また、最近は在宅ワークをする人が増えたため、特に駅近くにシェアオフィスが増えています。私の住むエリアにも、駅近くにシェアオフィスが数ヶ所あります。フリーアドレス席を利用する場合は、比較的安い価格で一日利用が可能です。
カフェなどとは異なり、利用者は仕事を目的に来ているので、作業に集中できる点が魅力です。また、直接のコミュニケーションはなくとも、いろいろな業種の仕事をされている方との接点は刺激にもなるので、自宅の仕事部屋との使い分けを楽しんでいます。
自宅でできる仕事の探し方
仕事を見つけるための最初の一歩は、正しい探し方を知ることです。私も在宅ワークを始めたころは不安でしたが、「何を売るのか」「どこで売るのか」を正確に見極めることが最短の道だと感じています。
まずは自分の「武器」を再確認する
在宅ワークを本格的に始める前に、自分の中に眠るスキルを整理し、自身の方向性を見定める時間をとることをおすすめします。
私は自身のスキルを以下3つの視点で分析し、複数のリソース軸を持つことをまず意識しました。
・生活を支えるスキル(即戦力)
実務経験を活かし、生活の軸を支えるスキル。私の場合は、広報と翻訳。
・楽しみながら活かすスキル(副収入)
得意を楽しみながら、小さな案件でもコツコツと続けられるもの。私の場合は、本コラムのようなライティング。
・これから育てるスキル
まったく経験がなくても、将来的に挑戦したい分野。私の場合は、自己分析支援サービスの展開。
在宅ワークを始めると、最初は生活を支えるスキルだけに目が行きがちです。しかし、この働き方を長く続けたいと思うなら、楽しみながら活かすスキルや、これから育てるスキルの見極めも重要です。
楽しんで仕事を続けるという目的意識は、長く続く仕事人生を豊かにします。
プラットフォームを使い分ける
自身のリソースを見極めたら、効率的に仕事を見つけるために場所(サイト)の特性を知り、用途に合わせて使い分けしてみましょう。
・クラウドソーシング(クラウドワークス、ランサーズなど)
未経験から実績をつくるのに適している。最初は「アンケート」や「データ入力」で実績(評価)を積み、徐々にライティングや事務にステップアップすることも可能。
・専門求人サイト
専門スキルがあるなら、特定のジャンルに強いサイトを使う。例えば、翻訳なら「アメリア(Amelia)」のような翻訳専門コミュニティや求人サイトを使用。仕事の難易度と自分のスキルを照らし合わせ、適切な戦場を選ぶことが重要。
・スキル販売サイト(ココナラなど)
自分の得意を商品化して販売する。デザインやライティングといった専門スキルはもちろん、お悩み相談や家計簿のアドバイスなど、日常の経験も立派な商品になる。
最大の武器は「信頼」の積み重ね
新たな戦場探しに加えて、在宅ワークで高単価かつ安定した仕事になりやすいのが、これまでのつながりです。実際に、私も過去に働いていた企業から声をかけていただき、現在の仕事につながっています。
・過去の職場や取引先
「在宅の仕事を探している」と一報入れ、同僚や上司から「ちょうど外注先を探していた」と相談されるケースもある。クライアント側も、すでに仕事について理解している人に頼めるという安心感があり、双方にとってメリットがある。
・友人・知人の紹介
「自宅で仕事を探している」と周囲に公言しておくと、信頼に基づいたマッチングが生まれることもある。ただし、友人の場合は仕事相手になるので、これまでの友人関係を崩さないよう慎重さが求められる。
・SNSでの発信
自分の専門分野や仕事に対する考え方をSNSで発信し続けると、思わぬところから仕事のオファー(直接契約)が舞い込むことがある。
自宅でできる仕事をする際に気をつけたいこと

自宅で働くことは自由である反面、自分を律する難しさもあります。また、会社員時代との環境の変化から生じる、健康面への配慮も不可欠です。
運動不足と「心の健康」
在宅ワークを始めた当初、通勤がなくなった分の運動量が低下して「これはどうにかしなければ」と危機感を抱きました。
意識的に外出しないと、1日の歩数が数百歩で終わることあり、筋力低下や血流悪化を招いて仕事の集中力が低下します。仕事が行き詰まった際は、近くに公園や緑豊かな遊歩道があると、リフレッシュや運動不足の改善につながるので便利です。
また、一日中室内で過ごすため、日当りの悪い部屋だと自律神経が乱れやすく、気分の落ち込みにつながると感じました。私の仕事部屋は窓がもともと曇りガラスなので、外から見られる心配がなく、あえてカーテンをつけずに日光を取り入れるようにしています。
在宅ワークを始める方は、物件の日当りのよさを確認することをおすすめします。
自由と隣り合わせの「自己管理」
上司の目が届かない自由さは、時に自分を律し続けるという過酷さに変わります。特に育児中は、仕事と家事の境界線が溶け出し、24時間ずっと何かに追われているような感覚に陥りやすいです。だからこそ、仕事道具を出しっぱなしにできる、独立した一部屋を確保するのが理想的です。
2LDK以上の間取りで、ドア一枚の仕切りを持つことにより、この物理的な境界線が自己管理を支え、心のオン・オフを切り替える一番の近道になります。
孤独感と「見えない相手」への配慮
対面でのやりとりがなくなる在宅ワークは、社会的な孤立を感じやすいです。また、表情が見えないテキストコミュニケーションだからこそ、コミュニケーション能力は対面時以上に重要視されます。
テキストでのコミュニケーションに安心感を与えるのは、ストレスのないやりとりです。相手の顔が見えないからこそ、迅速なレスポンスや過不足のない進捗報告が、信頼関係を築く唯一の手段となります。
それを物理的に支える高速インターネット完備の環境は、もはや単なる設備ではなく、プロとしての誠実さを体現するための必須ツールといえます。
自宅でできる仕事(在宅ワーク)に関する質問
ここでは、在宅ワークについてよく聞かれる疑問について紹介します。
Q.自宅でできる仕事は高収入を得にくい?
A.在宅ワーク=低単価というイメージがありますが、これまでのキャリアや専門スキルを掛け合わせることで、市場価値は大きく高まります。まずは自分の経験を棚卸しし、最も効率的に稼げる強みと、将来目指したい方向性の分析から始めましょう。
戦略的なスキルアップが、収入アップの最短ルートです。
Q.自宅で仕事をしていると、オン・オフの切り替えが難しい?
A.確かに難しいです。だからこそ、切り替えの儀式を大切にしています。仕事専用のスペース(個室や専用デスク)を確保したり、時にはシェアオフィスを活用したりと、物理的な環境を整える工夫が欠かせません。
また「コーヒーを淹れる」「5分間のストレッチ」など、仕事前のルーティンを決めるのもおすすめです。自分自身の仕事スイッチを意識的に入れる工夫が、生産性を左右します。
Q.在宅ワークを始める前にやっておくべき準備は?
A.環境・家族・社会的信用の「3つの整理」が必要です。
・環境整備
仕事専用スペースを確保し、ストレスのない高速通信環境を構築しましょう。
・家族との対話
パートナーと目標収益や家事分担の意識を擦り合わせましょう。「在宅=家事をすべて担う」という誤解を防ぐためのルールづくりが継続の鍵です。
・社会的信用の確保
フリーランスになる場合は、会社員時代にクレジットカードの作成やローン、賃貸契約を済ませておくのが鉄則です。我が家もフリーランス転身を見越し、会社員のうちに住宅購入を済ませました。
自宅でできる仕事をして収入の安定を目指そう
自宅でできる仕事は、単なるお小遣い稼ぎの域を超え、キャリア形成の選択肢となっています。自分の適性に合った仕事を選び、信頼を積み重ねることで、場所や時間に縛られない自由な働き方を手に入れることも可能になりました。
まずは、住環境や自分のスキルを見つめ直し、最初の一歩を踏み出してみましょう。あなたらしい在宅ワークライフが、より豊かで安定したものになることを願っています。

