パンは驚くほど簡単につくれる!パン作りの趣味に一瞬でハマった私が伝える始め方

目次

「パン作りに興味があるけど、趣味にすると大変そう…」とお考えの方はいませんか?コロナが流行って、家の中にいることが多くなった近年。パン作りを始めて、あっという間にハマり、休日にもパン作りにいそしんでいる私が、その魅力をお伝えします。

実はパン作りは、初心者でも道具さえ揃えばすぐに美味しいものを作ることができますし、手間をかけない作り方も存在します。今回は素人だった私が一瞬でハマったパン作りの魅力、パン作りに最低限必要な道具、そして賃貸物件でパンを作るときの注意点などもご紹介。パン作りを趣味にして、より快適な食生活を送ってみましょう。

パン作りがスムーズになるシステムキッチン付きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

料理が苦手だった私が一瞬でハマった!パン作りのきっかけと魅力とは

実は私は料理やお菓子作りが苦手なのですが、パン作りだけはネットやレシピ本を参考にして、難なく作ることができました。なぜなら、パン作りは、どのパンも工程がほとんど一緒だからです。一度基本の作り方を覚えてしまえば、応用もできるようになります。

また、素人の私が作ったパンでも、焼きたては格別の味がします。家族も「おいしい」と喜んでくれたことがきっかけで、私はパン作りにのめり込むことになりました。

ここでは、料理が苦手な私が、パン作りを重ねていくことで出会えた、パン作りの4つの魅力について紹介します。

魅力①:驚きの発酵

パン作りの魅力といえば、なんといっても「発酵」でしょう。発酵は、パンを膨らませるために必要な工程です。イースト菌などの酵母を生地に練り込み、暖かいところに置いておきます。すると、生地が発酵して膨らんでいき、2倍ほどの大きさになります。

その膨らむ早さには驚きを隠せません。菌の働きに感動を覚えるくらい、劇的に生地が膨らみます。

しかし、発酵はとても気温に左右されます。夏は暑いので発酵があっという間に進みますし、冬は発酵が進みづらく、オーブンの発酵機能が欠かせません。発酵によって、パンの出来上がり具合は変わっていきます。

一朝一夕では完璧にはできないもどかしさ。それもまた、発酵の魅力です。

魅力②:こねて叩いて作る生地

私は生地をこねて叩いている間、無心になれます。嫌なことを忘れて、生地を作ることに集中できますし、生地をテーブルに叩きつけると、日ごろのストレスが解消されていく気さえします。

材料を混ぜたばかりの生地は、手にベタベタとまとわりついてきます。それをこねていくことで、モチモチとした感触のまとまった生地になっていくのです。手で触っていると、とても心が和んできます。

生地作りは、体を動かして汗をかく作業です。この工程も楽しめると、なおいいでしょう。

魅力③:焼きたての香りに癒されて

形を整えた生地をオーブンに入れて、十数分待っていると、香ばしいパンの香りが漂ってきます。香りが部屋中を満たしていくひとときは、癒しの時間でもあります。

出来上がったパンをオーブンから取り出し、テーブルに並べると、がぜん食欲が湧いてきます。パン屋に並ぶ商品のような、形のよいパンが出来たときは嬉しさも倍増。

スープやサラダと一緒に焼きたてのパンを食べてみましょう。ジャムやバターをつけてもいいですね。自分で作ったパンは、格別の味がしますよ。

魅力④:意外と気軽に楽しめるパンもある

ここまで説明してきたようなパン作りのこねて叩く作業は、時間もかかりますし、力がいる作業でもあります。「ちょっと大変そうだな」という印象を持たれるかもしれません。

しかし、力一杯に頑張ってこねなければ、パンが作れないというわけではありません。例えば、バゲット、チャパタ、カンパーニュなどのハード系のパンは、あまりこねない方が美味しく出来上がります。

手軽に作れる種類のパンは、探してみると意外にたくさんあります。パン作りは一度ハマると面白いのですが、同時に時間がかかる作業でもあります。簡単な工程のものから始めれば、長くパン作りが続けられるでしょう。

趣味でパン作りを始めてみたいあなたに!必要最低限これを準備しておけばOK!

パン作りには、たくさんの道具をそろえなければいけないと思っていませんか?そんなことはありません。パン作りで最低限必要なものは、以下の10個のアイテムだけ。

  • 計量器
  • 計量カップ
  • 計量スプーン
  • 大きめのボウル
  • スケッパー
  • まな板
  • ふきん
  • クッキングシート
  • はけ
  • オーブン

家にすでにある道具も多いのではないでしょうか?「計量器」「計量カップ」「計量スプーン」の計量関係は、正確に量を計るために必要です。計量器は、0.1gまで計れる機能がついているものや、粉が付いても丸洗いできる防水加工されたものがおすすめです。

「大きめのボウル」は、材料を入れて生地をまとめるときに使います。生地を扱うときは、「スケッパー」があると便利です。生地を分割するときや、成形するときにもスケッパーが活躍します。

「まな板」は、生地を叩いてこねるときに使えますし、分割や成形をするときにも使えます。ベンチタイム時には、まな板に乗せた生地の上に、「ふきん」をかけて休ませます。

オーブンで焼く前に、「クッキングシート」に生地を乗せます。アルミホイルを使うと、焼いたときに生地の底が張り付いてしまうことがありますので、注意しましょう。「はけ」は、卵液を均一に塗るときに使います。

そして「オーブン」は、家庭用のオーブンレンジで問題ありません。モデルによっては発酵機能がついているので、発酵時間を短縮したいときに重宝します。

はじめのうちは、最低限必要な道具で問題ありません。まずは、シンプルなコッペパンなどから作ってみるといいでしょう。

プラスアルファであると便利な道具

パン作りに慣れてくると、いろいろと道具を買い足していきたくなります。ここでは、あると便利な道具を紹介します。

プラスアルファであると便利な道具は、以下の5つのアイテムです。

  • ペストリーボード
  • ガス抜き綿棒
  • 温度計
  • 霧吹き
  • 使い捨ての手袋

「ペストリーボード」は、パン生地をこねるときにつかう作業台のことです。お菓子作りにも使われます。生地を分割するときのメモリが印字されているものもあり、正確に等分割できますよ。

「ガス抜き綿棒」は、発酵後に生地に溜まっているガスを抜くときに使います。手で生地を潰してガス抜きもできますが、専用の綿棒を使えば、手間がかからず均一にガス抜きができます。

「温度計」で、こねあげた生地の温度を計りましょう。温度が低すぎると、発酵が進みづらくなる恐れがあるからです。温度計は、生地の管理には欠かせません。

「霧吹き」で、生地に水を振りかけます。パン生地は乾燥に弱いため、ベンチタイム前に乾いていた場合は、霧吹きで水をかけて休ませてあげます。

初心者におすすめしたい道具は、最後の「使い捨て手袋」です。生地は、手や指にまとわりつくことがあります。使い捨て手袋があれば、衛生面を気にすることなく、安心して生地をこねることができますよ。

パン作りがスムーズになるシステムキッチン付きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

賃貸物件でのパン作りの注意点

賃貸物件でパン作りをしたいと思っている方も多くいるでしょう。どんなことに注意すればいいのか、注意点を解説していきます。

賃貸物件でのパン作りの注意点①:騒音に気をつける

賃貸マンションやアパートでは、パンを叩く音が階下に響くことがあります。苦情に繋がる可能性もありますので、注意が必要です。

パン生地を叩きたい場合は、騒音対策用に防音マットを敷いておくとある程度軽減されます。また、ボウルを片手に持ち、生地をその中に叩きつけるといった対策も有効です。ご近所に迷惑をかけることなく、気持ちよくパン作りをしたいですね。

賃貸物件でのパン作りの注意点②:作業台は広めに使う

パン作りには作業工程がたくさんあります。限られたスペースしか取れない部屋では、パン作りの作業がスムーズにできずストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

パン作りをする場合は、作業台のスペースを広く使えるようなレイアウトにすることが大切です。周りの物を片付けて、道具をすぐに取れるような動線にするなど、パン作りのしやすい部屋にしてみましょう。

パン作りが趣味の人におすすめな賃貸物件の条件

パン作りをしていると、憧れのキッチンや部屋を想像してみることがあります。普段から、自分が求める住まいの要素を具体的に探してみましょう。

条件①:子どもとパン作りができる広めのダイニング

家族みんなでパン作りをすれば、休日の楽しいひとときが過ごせそうですよね。子どもは自由な発想でパン作りをしてくれます。

広めのダイニングルームがあれば、複数人でのパン作りも悠々と取り組めます。大きなダイニングテーブルに道具を並べて、スムーズに作業ができますよ。子どもたちと遊ぶ感覚でパン作りをしてみましょう。

広々パン作りを楽しめる間取りの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

条件②:作業がスムーズになるシステムキッチン

パン作りでは、動線や作業の流れを考えておかないと、余計な時間がかかってしまうことも。システムキッチンの中には、料理の作業がしやすいように設計されているものもあるので、スムーズに作業できます。

作業台でパン生地の分割や成形、コンロでパンに入れる具材を調理するなど、システムキッチンは一連の動きがしやすくなっています。使用済みの道具は、すぐに洗い場へ持っていけますので、後片付けも楽です。生地をこねたり、叩いたりできる広めの作業台があれば、言うことありません。

賃貸物件を探すときは、システムキッチンをぜひチェックしてみましょう。

パン作りがスムーズになるシステムキッチン付きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

条件③:道具をしまっておける床下収納

パン作りにこだわり始めると、保管しておく道具や材料も増えていきます。特に全粒粉や米粉など、種類によってパンの味わいが違うため、ストックが増えていくという人も多いのではないでしょうか。

パン作りで使う道具をまとめて収納するためにも、キッチン周りの収納スペースは欠かせません。おすすめは、床下収納のある賃貸物件です。パン作りの道具は、中には大きく場所を取るものもあるので、生活動線を邪魔しない床下に収納するのがいいでしょう。

一方で、小麦粉は湿気に弱いため、床下収納には向きません。道具を床下に収納することで空いたスペースに置いておくとスマートですね。

パン作りの道具を入れるのに向いている床下収納付きの住まいを見る

エリア別に物件を探す

Powered by

趣味でパン作りを始めてみよう!

パン作りは、ハマるとなかなか抜け出せなくなる魅力があると思っています。焼きたてのパンの香りは、一度嗅ぐとクセになってしまいますよ。また、手作りのため、無添加で安全なパンを作れるのも、ヘルシーな食生活には欠かせない魅力です。

パン教室に通って腕を磨くのもいいですし、独学で楽しむのもいいでしょう。パン作りを通して、ライフスタイルをさらに充実させましょう。