ウィークリーやマンスリーの物件ってやはり普通の賃貸と違ったりするの?
今家探しをしています。 ウィークリーやマンスリーマンションの広告を時々見ますが、普通の賃貸物件と比べてどういうメリットとデメリットがあるのか気になります。トータルで見るとこっちのほうが高くつきますよね?
Answer
契約期間が週単位や月単位で済む賃貸物件のことですね。確かに、ウィークリーやマンスリーは日割りなどで計算すると通常の2年契約の賃貸よりも家賃が割高になります。
しかしこのような契約形態の賃貸が成り立つのは、数週間や数ヶ月の滞在が必要な方たちに需要があるためです。つまりそれなりのメリットがあるのです。
これらの物件には家具や家電があらかじめ付いているのがほとんどで、引っ越し時の手間がかかりません。多くの場合敷金礼金が不要で、光熱費や原状回復費用は家賃に含まれ、また基本的に先払いの形で払うため、連帯保証人も要りません。このように契約がシンプルなのも嬉しいポイントではないでしょうか。もちろん入居前にはいくらかの審査がありますが、通常の賃貸と比べれば厳しくはありません。
デメリットは前述の通り家賃が割高になること、上下左右の住人の入れ替わりが激しくて近隣トラブルの発生率が高いこと、3点ユニットバスなどの簡素な設備が大半で生活の質が通常の賃貸より若干落ちてしまうこと…などがあります。要は、ビジネスホテルに短期間滞在しているようなもの、と考えれば分かりやすいのではないでしょうか。