Question

敷金とは? 保証金とどう違う?

敷金って結局どういうものなの?あと、時々敷金の記載がなく代わりに保証金と記載されていることがあるけれども、これって表記ゆれでしょうか?それとも敷金とは別のものだったりしますか?

Answer

敷金の定義は民法に記載されています。第622条の「いかなる名目によるかを問わず、賃料債務その他の賃貸借に基づいて生ずる賃借人の賃貸人に対する金銭の給付を目的とする債務を担保する目的で、賃借人が賃貸人に交付する金銭」が法律上での敷金の定義です。
少々分かりにくいのですが、「お部屋を借りる人が貸す人に事前に預けておき、契約中に何らかの金銭的負担が生じた時に保険のような形で充てるお金」と覚えておけば問題ありません。なお、敷金を何らかの支払いに充当した場合はすぐに元の金額まで補填するように言われますが、これは敷金が担保の性質を持っていることを示しています。

保証金についてですが、本質的には敷金と同じものです。一般的に敷金の表記は個人向けに使われ、保証金は事務所などの事業用物件でよく見られます。地域によって表記ゆれがあり、関東圏では敷金が一般的ですが、関西・九州などでは保証金と表記されるケースも多く見られます。
また、退去時に敷引きや償却といった表現で敷金もしくは保証金から一定の金額が差し引かれることがありますが、それは事実上の礼金だと考えてください。契約前に敷引きなどがあるか確認しておきましょう。