今「セカンド冷凍庫」がトレンド!?家電製品アドバイザーが教える選び方や注意点、おすすめ機種

目次

近年、生活スタイルの多様化に伴い、「セカンド冷凍庫」への注目が高まっています。

確かにあると便利そうな「セカンド冷蔵庫」ですが、いざ自宅に置くとなると「選び方はどうればいい?」「どの機種がおすすめなの?」ということが気になりますね。

そこで今回は、以下をワーママで家電製品アドバイザーの私がプロの視点から紹介します。

・セカンド冷凍庫を購入する前に確認しておくべきポイント

・ライフスタイルにあわせたおすすめの機種

・セカンド冷凍庫と併せて使うと便利なお部屋の設備

実用的なアドバイスをしますので検討中の方は是非チェックしてくださいね!

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2台目の冷凍庫「セカンド冷凍庫」の需要が増えている理由

現在、在宅ワークの急増やテレワークなどの働き方変化により、以前より自宅時間が増え「夕食は自宅で」という方が多くなっている背景があります。そのため、時短が図れる冷凍食品のニーズの高まりなどが主な理由となります。その他にも「セカンド冷蔵庫」が注目されている理由をまとめてみました。

大型食料品店でお得にまとめ買いできる量が増やせるから

コストコや業務スーパーでお得な冷凍食品をまとめ買いしておけば、買い忘れの心配もないですし生活費の削減にもつながります。特にブロッコリーやほうれん草などは、冷凍すると生の食材よりも調理時間の短縮になります。

まとめて買ったらセカンド冷凍庫に常備しておきたいですね!

毎日のおかずの冷凍作り置きや冷凍食品活用で時短できるから

忙しい毎日のおかず作りは、作り置きして冷凍庫でストックしておくのがおすすめです。ハンバーグやかぼちゃの煮物・野菜などを冷凍保存しておけば、電子レンジで5分温めるだけで出来立ての夕食のメニューが完成します!

セカンド冷凍庫があれば作り置きしてもストック場所に困らず安心です。

ふるさと納税の返礼品の保管場所にピッタリだから

ふるさと納税の返礼品には豪華な大型のカニや、黒毛和牛のサーロインステーキなど魅力的な商品がたくさんあります。

セカンド冷凍庫があれば急に届いた食品も、まずは保存しておいてとっておきの日にじっくり味わうことができますね!

家電アドバイザーが考える、セカンド冷凍庫を選ぶ際に確認したい5つのポイント

ここからは、実際にセカンド冷凍庫を選ぶにあたってしっかり確認しておきたいポイントを5つにしぼって解説します。

①設置場所をどこにするか

セカンド冷凍庫を設置しようとしている場所によって、重視すべき箇所は変わってきます。

リビングに設置するなら静音タイプ

くつろぐ時間が多いリビングにセカンド冷凍庫を設置する場合は、静音モデルを選びましょう。静音モデルでない冷凍庫をリビングに設置してしまうと、テレビの音が聞こえなかったり就寝時に「ブーン」という音が気になって眠れないことも。

キッチンに設置するならスリムタイプ

キッチンの冷蔵庫の横にセカンド冷凍庫を設置する予定なら、幅をとらないスリムタイプがおすすめです。冷蔵庫には左右に熱を放熱するためのスペースが必要で、冷凍庫と約2~10cm以上あけて設置しないと庫内がうまく冷えずに解凍されてしまう危険があります。 

②どれぐらいの容量(サイズ)が欲しいか

セカンド冷凍庫は、中に収納できる容量が30L~300Lまで選べるようになっています。

あくまでも目安ですが30Lでは一人分くらいの量、100L以上はファミリー向けの量が収納できます。ほとんどの冷蔵庫のドア内側に容量が書かれたシールが貼られているので、今使っている冷蔵庫に冷凍スペースがどのくらいあるのかも確認しておきたいポイントですね。

③直冷式かファン式か(霜取りが必要かどうか)

冷凍庫には2種類の冷やし方があり、本体の価格が安めの直冷式と霜取りのお手入れが不要なファン式があります。

通常霜取り作業は1ヶ月に1回程度行うお手入れなのですが、うっかり霜がついたままにしてしまうと故障につながる恐れもあります。ちょっと面倒だなと感じる方には、霜取りのお手入れがいらないファン式がおすすめです。

④チェストタイプかドアタイプか

セカンド冷凍庫の開け方には、ドアが上に開く「チェストタイプ」とドアが手前に開く「ドアタイプ」があります。

チェストタイプの場合は横幅が広いものが多いので、開いた後取り出しやすい特徴があります。ドアタイプは横幅がスリムなものが多く、縦長なので省スペースで設置できる特徴があります。

キッチン周りの設置場所が限られているなら、ドアタイプを選んだほうが良いでしょう。

⑤どういった機能が備わっているか

冷凍庫には温度調節が可能な機種、冷蔵庫としても使える機種など、便利な機能が搭載されているモデルがあります。

中でも人気なのは余ったお惣菜や、アツアツのごはんをおいしさそのままで急速に冷凍する機能がある機種です。解凍してもべちゃっとなりにくく、肉のドリップも出にくいので食べるときもおいしく頂けますよ。

自炊に力を入れていて作り置きをよくするという方、特に自炊はせず冷凍食品を保存するためという方と、ライフスタイルによって重視する機能は変わってくるでしょう。

セカンド冷凍庫がおすすめのライフスタイル①育児中の家庭

育児中のママさんパパさんにとっては、子どもを連れて買い物に行くのはなかなかの重労働…一回の買い物で多く購入し、また保存できるように、キャパシティの多いモデルを購入するのがおすすめです。

また、我が家ではネット注文して配達までしてくれる「宅配食品サービス」を利用しています。冷凍食品も豊富なので冷凍庫に余裕があると、たくさんまとめ買いしておけるので安心ですね。

育児中の家庭におすすめのセカンド冷凍庫(2023年11月時点)

【山善 YF-FU120】

https://yamazenbizcom.jp/category/24426/R5V15.html

容量122L
サイズ幅47.5×奥行56.5×高さ115.5cm
冷やし方ファン式
商品重量約31kg
年間消費電力328kWh/年
カラーバリエーションホワイト

ドアタイプ、ファン式の使いやすいセカンド冷凍庫です。まとめ買いしてもたっぷり入って安心の122Lサイズ。さらに作りたてのおかずもそのまま冷凍できる急速冷凍プレート付きなので、自炊をする方にもおすすめです。

セカンド冷凍庫がおすすめのライフスタイル②仕事や学業で忙しい一人暮らし

お仕事や学業で忙しい一人暮らしの方には、コンパクトタイプの冷凍庫がおすすめです。

冷凍パスタや冷凍うどんなどレンジで温めるだけでできる麺類や、プラスワンで栄養素もとれる野菜をストックしておけるので便利ですよ!

仕事や学業で忙しい一人暮らしの人におすすめのセカンド冷凍庫(2023年11月時点)

【アイリスオーヤマ PF-A31FD-W】

https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=7251832

容量31L
サイズ幅約47.4×奥行約44.7×高さ約49.6cm
冷やし方直冷式
商品重量約16kg
年間消費電力111kWh/年
カラーバリエーションホワイト、ブラック、ゴールド、木目調

わずか28dBの静音タイプのセカンド冷凍庫です。28㏈とはささやき声と同じくらいの大きさで、リビングに設置しても気にならないところがおすすめです。幅48cmなのでコンパクトに設置できますよ。

セカンド冷凍庫がおすすめのライフスタイル③ふるさと納税や取り寄せグルメに興味がある人

返礼品やお取り寄せ品・こだわりのグルメをおいしく食べたい方には、温度設定つきのモデルがおすすめ。とっておきの食材はしっかり温度管理して鮮度を保ってくれるセカンド冷凍庫で保存しましょう。

ふるさと納税や取り寄せグルメに興味がある人におすすめのセカンド冷凍庫(2023年11月時点)

【アクア AQF-SF18N】

https://aqua-has.com/lp/freezer/aqf-sf18n/

容量180L
サイズ幅49.7×高さ153.5×奥行60cm
冷やし方ファン式
商品重量48kg
年間消費電力372kWh/年
カラーバリエーションホワイト調

大容量180Lサイズのセカンド冷凍庫は、返礼品の保存やお取り寄せグルメの冷凍にぴったりです。冷凍だけでなく冷蔵モードにも切り替えできるので、届くものの種類や量によって庫内の温度を変えることができます。製氷するのに便利なユニットをドア側につけているので、急な来客の対応もOK。

セカンド冷凍庫と併せて検討したい部屋の設備

セカンド冷凍庫の購入を検討している方の中には「今よりもっと効率よく生活したい!」と感じている方も多いと思います。そこで、セカンド冷凍庫と併せると暮らしがもっと便利になるお部屋の設備をご紹介します。

置き場所に困らない!アイランドキッチン付き

効率よく調理するためには、冷凍庫の置き場が重要です。離れたところにおいてしまうと「どこにしまったっけ?」と行ったり来たりすることになり、効率的ではないですよね。

アイランドキッチンの物件ならキッチン周りのスペースが広めなので、冷凍庫の置き場所を自由に選ぶことができておすすめですよ。

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調理家電をしまう場所に困らない収納スペース付きのお部屋

電気調理なべやフードプロセッサーなど、冷凍食品を調理するためのアイテムを収納する場所も必要ですよね。

収納場所が多めのシステムキッチン設備や床下収納設備があると便利です。すっきりしたキッチンなら料理のやる気もアップしますね!

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もっと効率の良い生活を過ごしたいなら食洗機つきのお部屋

満腹になったあとのシンクには使い終わったお皿や調理道具がたくさん…食後のお皿洗いはつい誰かにやってもらいたくなりますよね。

でも食洗機を置くとなるとシンク周りにスペースが必要です。あらかじめ食洗機設備が付いている物件なら、お皿洗いの時間を時短できますし、手荒れの心配もありません。

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セカンド冷凍庫を導入し、生活を充実させよう!

今回は「セカンド冷蔵庫」について詳しく解説してきました。

セカンド冷凍庫、と一口に言っても、冷凍食品を少しでも多く保存したい方、自炊で作り置きを冷凍し時短と節約をはかりたい方、ふるさと納税などで日本各地の冷凍グルメを保存したい方など、それぞれに異なったニーズがあります。

ライフスタイルの変化や働き方改革によって今後も「セカンド冷凍庫」の人気は続いていくことでしょう。あなたの暮らしを充実させる「セカンド冷凍庫」を、ぜひ検討してみてくださいね!