冷蔵庫のサイズの目安は?家族構成別の選び方を家電アドバイザーが伝授

目次

現在の冷蔵庫はデザイン・大きさ・性能など様々な製品があり、購入を考えている方にとっては「何をポイントにして選べばいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。

まず冷蔵庫には、中に入れることができる容量に100L~700Lまで幅があり、その容量も家族構成別に適切なサイズ目安があります。また、冷蔵庫の買い替え時期は約10年と長寿命の家電製品です。

長く使うことを念頭において、購入する前に確認してほしいポイントがあります。そこで今回は、以下をワーママで家電製品アドバイザーの私がプロの視点から紹介します。

・セカンド冷凍庫を購入する前に確認しておくべきポイント

・ライフスタイルにあわせたおすすめの機種

・適切なサイズの冷蔵庫と併せて使うと便利な設備付き物件

新しい冷蔵庫を検討中の方は是非チェックしてくださいね!

一般的な「冷蔵庫の容量目安計算式」とは

それではまず、目安になる冷蔵庫の適切な容量計算式をご紹介します。

【一人当たり70L×家族の人数+常備品100L分+予備容量70L】

あくまで参考数値になりますが、一人当たりの冷蔵庫容量は70Lになります。それを一緒に生活をする人数でかけ算することが基本容量です。

冷蔵庫を使ってみると家族それぞれ食べたいものが違ったり、小さなお子さんとメニューが違ったり…と思ったよりスペースが必要になります。冷蔵庫がいっぱいで、家族が食べたかったおかずを廃棄する羽目になってしまった…という事が無いように、容量は家族の人数で計算が必要です。

また、いつも使うジャムや調味料、ヨーグルトや漬物など、いつも食べる常備容量100Lと贈答品や返礼品の予備収納として70Lもあると安心です。

家電アドバイザーが教える、自分に適したサイズの冷蔵庫を選ぶポイント

ここからは、実際に自分に合った冷蔵庫を選ぶにあたって必ず確認しておきたいポイントをまとめて解説します。

容量から選ぶ

今の家族の人数だけでなく、冷蔵庫を使い続けた5~10年先に家族が使いやすい容量の物を選びましょう。

新婚の方なら家族が増えたときや、ファミリーの方なら子どもが成長して食べ盛りになっても良いように大きめの容量を選ぶのがおすすめですよ。

冷蔵庫の寸法から選ぶ

大きな冷蔵庫がいいなと思っても、冷蔵庫を設置するところや運び込む経路の広さに制限がある場合は寸法から選ぶことも重要です。

例えば250L以上の冷蔵庫は、本体横幅寸法が60cm以上のものが多くなります。また、冷蔵庫の寸法ギリギリだけど入るから大丈夫!と考えるのではなく、放熱スペースや搬入するときの通路スペースに余裕をもたせることも必要です。

冷蔵庫の性能から選ぶ

ラップなしで冷蔵できる製品や、1週間以上保管できる氷結チルドルームなど便利な性能が搭載されている機種があります。

まとめ買いが多いのか?作り置きしたタッパーが多いのか?野菜が長持ちしたほうが良いか?など、こだわりたいポイントと便利な性能を組み合わせて選ぶと良いでしょう。

ドアの数から選ぶ

冷蔵庫は基本的に、冷蔵室と冷凍室で温度が違うため、密閉されたドアで区切られています。さらに野菜が長持ちする野菜室、氷だけの製氷室、一気に凍らせる急速冷凍室など、ドアが5つ以上ある機種もあります。

自分のライフスタイルを振り返って、マストで欲しいと思えるドア数を事前に把握しておきましょう。

ドアの開き方から選ぶ

冷蔵室のドアには両開きタイプ・片開きタイプ(右開き・左開き)・フレンチドアタイプ(観音開き)があります。

設置するところが壁際の場合、ドアがぶつからないかどうかもイメージしながら選びましょう。

省エネ性から選ぶ

冷蔵庫は電気代がかかるから切っておく…という事ができない家電製品です。そこで選ぶ際に注目したいのが「省エネ性」です。

その冷蔵庫がどのくらい省エネ性に優れているかは「統一省エネラベル」で表記されていますので、もし表記がある場合は忘れずにチェックしましょう。

最新機能から選ぶ

最新機種では冷蔵庫の中の様子を知らせてくれるAI機能や、好きな音楽を流せるスピーカー機能、冷蔵庫の中の様子を外出先からカメラで確認できる機能が搭載されているものがあります。

時短になったり食品ロスを防げたりメリットもありますので、併せて検討したいポイントですね。

1人暮らしにおすすめの冷蔵庫(サイズ・目安)

普段から自炊しないライフスタイルの方は、飲み物が入るだけの小型冷蔵庫でも良いでしょう。しかしドアが1つだけの場合、アイスや氷を保存するスペースがないので注意しましょう。霜取りのお手入れも不要で、冷凍庫スペースもある2ドアタイプがおすすめです。

1人暮らしにおすすめの冷蔵庫サイズ目安

一人暮らしにおすすめの冷蔵庫サイズは幅50~60cmほどです。まず、設置スペースに余裕があるか確認しましょう。キッチンが狭めのお部屋でもスッキリ設置できるスリムタイプがおすすめです。

1人暮らしにおすすめの容量目安

一人暮らしにおすすめの冷蔵庫容量は240L~390Lです。野菜や冷凍庫もストックしやすいサイズ感なので、買い出しを頑張ったのに入らない…ということもなく、問題なく収納できますよ!

おすすめのサイズの冷蔵庫例(2023年12月時点)

【SHARP SJ-PD28J】

https://jp.sharp/reizo/products/sjpd28j/

容量280L
寸法幅560x高さ1568x奥行665mm(ハンドル・調節脚部カバー含まず)
多段階評価点(省エネ性能)2.1
年間消費電力(50・60Hz)333 kWh
年間電気代(50・60Hz)8,991円

プラズマクラスターイオンで庫内を除菌してくれる冷蔵庫です。冷凍庫が大容量でまとめ買いにも向いています。

2人暮らし・同棲におすすめの冷蔵庫(サイズ・目安)

夫婦やカップル、ルームシェアなどで2人暮らし・同棲の方には、すこし大き目サイズの冷蔵庫がおすすめです。冷蔵庫を買った数年後に家族構成がどうなるか?という事も併せて考えながら選んでおくと、暮らしが変化しても安心ですよ。

2人暮らし・同棲におすすめの冷蔵庫サイズ目安

2人暮らし・同棲におすすめの冷蔵庫のサイズは、幅60~65cmのタイプです。このサイズの冷蔵庫からは、搬入するための経路もよく調べながら購入するようにしましょう。設置場所が建物の2階以上の場合は、搬入の作業料金が追加になることもあります。

2人暮らし・同棲におすすめの容量目安

2人暮らし・同棲におすすめの冷蔵庫容量は310L~450Lです。相手の食品だけで庫内が一杯…自分のアイスが入らない!なんてトラブルにならないように、すこし余裕を持った容量を選ぶと良いでしょう。

また、このクラスの機種は食品を長持ちさせるための便利機能が搭載されていたり、省エネ性能も高くなります。

おすすめのサイズの冷蔵庫例(2023年12月時点)

【三菱 MR-CX37J-T】

https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/reizouko/product/mr-cx37j/

容量365L
寸法幅600x高さ1820x奥行656mm(脚カバー含む:奥行660)
多段階評価点(省エネ性能)2.1
年間消費電力(50・60Hz)335 kWh
年間電気代(50・60Hz)9,045円

氷点下ストッカーAI搭載のため、生のまま肉や魚の鮮度を保てるのでまとめ買いもしやすいでしょう。庫内の棚はガラス製なのでお手入れも楽々です。

ファミリー・3人暮らしにおすすめの冷蔵庫(サイズ・目安)

ファミリー・3人暮らしの方は大型冷蔵庫がおすすめです。お茶・ジュース・お酒など冷蔵庫の中にたくさんペットボトルが入る機種や、いざという時の備蓄を保存できる余裕がある機種を選ぶと買った後も長く使いやすくておすすめです。

ファミリー・3人暮らしにおすすめの冷蔵庫サイズ目安

ファミリー・3人暮らしにおすすめの冷蔵庫のサイズは幅60~65cm以上です。このクラスになると片開きドアタイプとフレンチドアタイプがあり、場所に合わせて使いやすい冷蔵庫を選べます。

しかし、置き場所や搬入経路によってはサイズダウンしなければならない場合もありますので、設置環境をよく確認しましょう。

ファミリー・3人暮らしにおすすめの容量目安

ファミリー・3人暮らしになるとすぐ食べる食品だけでなく、作り置きやまとめ買いの機会も増えてきます。そのため、冷蔵庫のサイズ目安は420~550Lがおすすめです。普段使う容量プラス、予備スペースを考えて大き目を選べると良いでしょう。

おすすめのサイズの冷蔵庫例(2023年12月時点)

【パナソニック NR-E459PX】

https://panasonic.jp/reizo/products/NR-E459PX.html

容量450L
寸法幅600x高さ1828x奥行699mm
多段階評価点(省エネ性能)3.6
年間消費電力(50・60Hz)263 kWh
年間電気代(50・60Hz)7,101円

「ナノイーX」が庫内の空気を清潔にしてくれるので、他の冷蔵庫よりも衛生面で安心して使えるのではないでしょうか。また「Cool Pantry」アプリで接続すれば省エネの様子をスマホで確認できますよ。

ファミリー・4人以上の暮らしにおすすめの冷蔵庫(サイズ・目安)

4人以上のファミリー・4人以上の暮らし向けには大型冷蔵庫がおすすめです。生活する人数が増えると食の好みもそれぞれになりますので、自分だけでなくそれぞれの収納スペースを考えて選びましょう。

また、食べた後に残ったものはタッパーに移したり、冷凍保存できるものは仕訳けしたりすることで上手に収納することも必要です。

ファミリー・4人以上の暮らしにおすすめの冷蔵庫サイズ目安

ファミリー・4人以上の暮らしにおすすめの冷蔵庫サイズは幅65cm以上、奥行70cm以上です。大型冷蔵庫は幅だけでなく奥行きも大きくなりますので、設置場所や搬入経路に余裕があるかどうかを事前にしっかり確認してください。

ファミリー・4人以上の暮らしにおすすめの容量目安

ファミリー・4人以上の暮らしにおすすめの冷凍庫容量は500~650Lです。大型冷蔵庫の設置が可能であれば、容量に余裕がある600L以上が良いでしょう。

このクラスの大型冷蔵庫は食品に合わせて庫内が分かれていて、たくさん買って収納しても長く保存できるように工夫されています。

おすすめのサイズの冷蔵庫例(2023年12月時点)

【日立 R-HWC62T】

https://kadenfan.hitachi.co.jp/rei/lineup/rhwc62t/

容量617L
寸法幅685x高さ1839x奥行740mm
多段階評価点(省エネ性能)3.4
年間消費電力(50・60Hz)303 kWh
年間電気代(50・60Hz)8,181円

ラップなしでもそのまま保存できる「まるごとチルド」が魅力的な一台。日立冷蔵庫コンシェルジュアプリを使えば庫内の食品の管理や、その日の節電の様子を確認できます。

大きければ大きいほどいいわけではない?冷蔵庫のサイズを決めるときの注意点

これまでご紹介した選び方では「容量に余裕を持って大き目を」ということをおすすめしてきました。

しかし、ただ大きければOKというだけでなく、冷蔵庫サイズを選ぶ時には注意・確認することがあります。事前に確認してほしいポイントをまとめました。

冷蔵庫を設置する場所に注意する

冷蔵庫を設置する予定の場所には、どのくらいのスペースがあるか確認しましょう。

冷蔵庫は放熱するための空間が必要です。また、据え付け時に必要な寸法が記載されていますので、横幅・奥行・高さに十分なスペースがとれるか忘れずにチェックしてください。

冷蔵庫を搬入する経路に注意する

忘れがちなのが「冷蔵庫をどこからどうやって運び込むか?」という点です。大型冷蔵庫を選んでも、階段が通れない・玄関から入れない・カウンターが通れない…等でキャンセルになるケースがあります。

搬入経路は冷蔵庫の横幅(奥行きも)に+10cmの余裕があるか、計測して確認しましょう。

冷蔵庫の運転音に注意する

冷蔵庫にはコンプレッサーという冷却装置があり、部屋の温度が高い日や庫内に食べ物がたくさんあるときなどは運転音が大きくなりがちです。

もし、冷蔵庫の設置場所がリビングに近い場合、運転音が気になることがありますので静音モデルを検討する必要があります。

アース線の有無に注意する

冷蔵庫には漏電して感電する事故を防ぐための「アース線」が付属している機種が多くあります。

設置の際はアース線の取り付けを忘れずに行いましょう。もし、アース線が付属していない機種や、アース線差し込み口がない物件の場合には電気工事士の資格がある業者さんに工事依頼をすることができます。

アース線がないと冷蔵庫が使用できないという事ではありませんが、万が一の事故を防ぐ対策になりますので、できるだけ取り付けておきましょう。

引っ越しの際に冷蔵庫と併せて検討したい部屋の設備

せっかく冷蔵庫を使いやすいものにするなら、お部屋の引っ越しの際には設備にもこだわりたいですよね!冷蔵庫と併せて使うと、もっと便利な暮らしができる設備をご紹介します。

大容量の冷蔵庫にするならエレベーター付き物件がおすすめ

大容量の大型冷蔵庫は階段を通ることが難しい場合が多く、搬入するための費用も数万円プラスでかかることがあります。

エレベーター付きの物件なら、大型冷蔵庫を運び込むにも楽で搬入費用も抑えられるのでおすすめです。また、まとめ買いをしたときにも階段を上ることなく楽々お部屋に運べますよ!

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省エネや節電を目指すならIHコンロ物件がおすすめ

電気代が高騰する毎日…少しでも省エネ・節電したいところですよね。IHコンロがあるとタイマー調理ができるので、無駄な光熱費を抑えることができます。お手入れも楽なので人気ですよ。

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AI製品を使うなら無線LAN付き物件がおすすめ

AI機能付きやスマホ連携ができる最新冷蔵庫を検討されている方には、無線LAN設備付きの物件を選ぶと面倒な月額契約がなく楽ですよ。

家電製品を無線LANに接続することで遠隔操作などスマートライフ化ができますので、一気に時短につながる事でしょう。

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冷蔵庫のサイズの目安を知って、後悔のない買い物をしよう!

今回は「冷蔵庫のサイズ目安」について詳しく解説してきました。

冷蔵庫をせっかく買ってもサイズを間違うと食品ロスになり「違う冷蔵庫にすればよかった…」と後悔することもあります。生活に合った適切なサイズを選んで、あなたの暮らし向上につながる冷蔵庫をぜひ検討してみてくださいね!