夏休みの工作・自由研究の作り方おすすめ7選!作品の選び方と注意点とは

目次

もうすぐ子どもたちが楽しみにしている夏休みがやってきます。時間がたっぷりあるからこそ、夏休みにしかできないことにチャレンジしてほしいものですよね。

そこで今回は、夏休みに挑戦したい、おすすめの工作や自由研究を紹介します。テーマごとにおすすめの作品、作成するときの注意点などをまとめました。夏の思い出になるような、楽しい工作や実験にぜひ挑戦してみてください。

夏休みの工作・自由研究の選び方5ポイント

夏休みの工作・自由研究の選び方を紹介します。制作に取りかかる前に、何に気を付けてテーマを選べばいいのかをチェックしてみてください。

年齢とスキル(技術)レベル

工作や自由研究には、それぞれ適した年齢やスキル(技術)レベルがあります。「おもしろそう!」と感じても、年齢に対して難易度が高すぎる、または低すぎるものを選んでしまうと、危険があったり、途中でつまらなくなってやめてしまったりすることも考えられます。

低学年のうちは一人でも簡単に取り組めるレベルのもの、高学年になったらやり方を工夫したり、クオリティを追求したりできるような難易度が高いものに挑戦すると、最後まで飽きずに完成させられるでしょう。

製作手順(1から作るか、既にあるパーツを組み立てて作るのか)

制作手順もしっかりと確認しておきましょう。材料をすべて自分たちで準備しなければいけないのか、それとも工作キットのようにある程度パーツがそろっている状態から作っていくのかで、かかる時間や労力が大幅に変わってきます。

工作に割ける時間やお子さんのスキルレベル、材料費などの予算をもとに、制作手順が多いものを選ぶのか、あらかじめ準備物がそろったものにするのかの検討が必要です。

工作にかかる所要時間

手順を確認したら、完成までにどれくらいの時間がかかるのか、所要時間を確認しましょう。工作の中には、準備から片付けまで数時間で完了するものから、乾かす・固定するなどの工程も含め、待機時間が必要なものまでさまざまな種類があります。

低学年のうちは、準備や片付けもふくめて数時間で完成できるような内容のものがおすすめです。年齢が低いと集中できる時間も限られてきますし、日をまたぐと作品作りそのものに興味を失ってしまう場合もあります。自分の力で完成できた、という達成感を味わうためにも、比較的簡単に完成させられるものを選ぶとよいでしょう。

高学年になると、集中できる時間も大幅にアップしますし、完成という目標に向かって計画を立てたり情熱をもって最後まで取り組んだりする力が伸びてきます。数日かけて完成させるような高レベルのものは、アイデアを生かす絶好のチャンスにもなります。ぜひ尻込みせず難易度の高いものにも挑戦してみてください。

子どもが興味を持っているテーマや話題

テーマ選びをするときに特に重視したいのが、お子さんが「やりたい!」と感じられる内容かということ。難易度や製作時間が年齢に適していても、興味をもてないテーマだとやらされている感が強くなり、制作途中で投げ出してしまうことにもつながります。

逆に、少し難しいものであっても、興味があれば最後まで粘り強く取り組めます。まずはお子さん自身が楽しめるような内容を探してみましょう。動物が好きなら、動物をモチーフとした作品、理科の実験が好きなら科学的なテーマに挑戦してみるなど、興味に合わせた内容を選ぶのがおすすめです。

利用したい材料

お店で買った材料ばかりを使うのではなく、身近にあるものを使った工作・自由研究にも挑戦してみたいですよね。家にある材料を使うとコストも抑えられるので、家計も大助かり。

使わなくなった段ボールやトイレットペーパーの芯など家にあるものだけでなく、木の枝や花といった自然のものを使うのも、季節感のある作品づくりには欠かせません。ぜひ身近なものを使ったアイデア作品にも挑戦してみてください。

作ったあとも家で使える!夏休みの工作・自由研究のアイデアと材料・作り方(グッズ編)

さて、ここからは具体的な夏休みの工作・自由研究のアイデアをテーマごとに紹介していきます。

ペットボトルで作るかわいい貯金箱

手作り貯金箱は夏休みの定番の工作です。今回は材料が簡単に手に入り、アイデア次第でいろいろな工夫ができる、動物型ペットボトル貯金箱の作り方を紹介します。

<用意するもの>

350mlのペットボトル、装飾用のシールやフェルトなどの小物、カッター

<製作手順>

まずはカッターを使って、ペットボトルの側面に小銭を入れる穴を開けます。その後、蓋部分を動物の鼻にするなど、ペットボトル全体を動物の体に見立てるイメージで目や耳をシールなどで飾りましょう。手芸用のポンポンやモールなど、異素材のものを使うと雰囲気が変わってユニークな作品になりますよ。

お気に入りの素材で作るオリジナル写真立て

夏休みの楽しい思い出を飾ることができる写真立ても人気の工作です。こちらも簡単に作れるので、年齢が低いお子さんにもおすすめです。

<用意するもの>

厚紙または工作用紙、ファブリックステッカー、セロハンテープ、はさみ、カッター、両面テープ、グルーガン

<製作手順>

写真よりも数センチほど大きいサイズに切った厚紙を2枚用意します。1枚はフレーム部分になるので、写真が見えるよう、真ん中を写真の大きさよりも数ミリほど小さくくりぬいてください。

フレーム部分に好きな柄のファブリックステッカーを貼り、飾りつけます。くりぬいていない方の厚紙に、装飾したフレームを両面テープで貼り付けます。このときに写真を差し込むところを残すために3辺のみ貼り付けてください。

最後にフレーム部分に好きな飾りをつけて完成です。海で拾った貝殻やきれいな石などをグルーガンでつけると、夏の思い出がよみがえるオリジナルの作品になりますね。爽やかな風が通る出窓に飾って、夏らしさを楽しむのも素敵です。

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コースター

100円ショップで売られているガラスタイルを使った、簡単でかわいいコースターづくりを紹介します。

<用意するもの>

ガラスタイル、コースターの下地になるもの(MDF材やコルク板など)、木工用ボンド

<製作手順>

作り方は、コースターの下地になるものの上に、木工用ボンドでガラスタイルをくっつけていくだけ。とてもシンプルな工程ですが、その分タイルの色や置き方でアレンジの幅が広がります。下地になるものの素材を木にするのかコルクにするのかでも、雰囲気が変わってきます。

ボンドがしっかりと乾くまで数時間かかるので、作成した作品は風通しがよく光が当たる窓際に次の日まで置いておくのをおすすめします。

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ワクワクする実験に心躍る!夏休みの工作・自由研究のアイデアと材料・作り方(科学編)

理科が好きなら、ぜひ挑戦したいのが科学の力を利用した実験です。写真などを撮ってレポートとしてまとめれば、立派な自由研究のテーマになりますよ。身近なものが科学の力で変化していく様子を体験することで、科学への興味がより高まるでしょう。

ただ振り回すだけで作れるアイスクリーム

一つ目に紹介するのは、遠心力を使った手作りアイスクリームです。ただ振り回すだけでアイスができるなんて、不思議ですよね。作ったあとには家族みんなでおいしく食べられる、楽しくて嬉しい自由研究です。

<用意するもの>

ジッパー付きの冷凍用保存袋(大・小)、大人用のTシャツまたは大きなタオル(汚れてもよいもの)、計量カップ、計量スプーン、氷500g、塩大さじ8

材料(1人分)

・牛乳100ml、砂糖小さじ2、バニラエッセンス適量

<製作手順>

まず小さい袋に材料を入れて口をとじ、砂糖が溶けるまで混ぜます。次に大きい袋に氷と塩を入れて、塩が全体にいきわたるように振り混ぜます。アイスの材料が入った小さい袋を、大きい袋の真ん中あたりに入れて、口を閉じます。

そしてその袋をTシャツやタオルの真ん中のほうに入れ、袋が飛びださないように1分ほどぐるぐると回します。十分に回したら、袋の中身を確認してみてください。牛乳がある程度固まっていれば、アイスクリームの完成です。

ペットボトルの中に雲を作ろう

ペットボトルの中に、普段見る雲を作る工作です。たった4つの道具で作れるので、気軽に実験してみて試してみてくださいね。

<用意するもの>

線香、マッチ(ライター)、お湯(50~60°)、炭酸用の丸いペットボトル(1.5ℓ)

<製作手順>

まず、ペットボトルの底から1cmほどまでお湯を入れます。次に線香に火をつけて、出てきた煙を5秒間ほどペットボトルの中に入れます。このときに線香の煙が外に出ていかないよう、ペットボトルを横に倒しながら入れましょう。煙がしっかりと中に入ったら、ペットボトルの蓋を閉めます。

ペットボトルを両手で強くつぶすと、中が透明になります。ぱっと手を離し、ペットボトルをもとに戻すと、中が白くなって雲が現れます。

力の入れ方による雲のできかたの違いや、しばらく置いておくと中がどのように変化するかなど、実験と観察を繰り返してまとめていくと、興味深い自由研究ができあがります。

屋内で科学実験を行う際は、化学物質が部屋中に充満する可能性があるので、きちんと換気することが大切です。夏場はエアコンをつけているので、あまり窓を開けたくない…という方は、24時間稼働の換気システムがついた部屋で行うと、涼しい空気を逃さず安全に実験できるでしょう。

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遊びながら作れる!夏休みの工作・自由研究のアイデアと材料・作り方(アート編)

楽しく遊びながら工作できたら、夏休みの思い出にもなりますよね。作品づくりの工程がそのまま楽しいアクティビティになるような、わくわくするアイデアを紹介します。

水風船アート

水風船に色付き絵具を入れて、真っ白なキャンパスにぶつけるだけで出来上がる工作です。低学年から高学年まで幅広い年代の人に楽しめます。

<用意するもの>

水風船、絵の具、水、大きめの画用紙、竹串など尖ったもの

<製作手順>

船をふくらませるときに、好きな色の絵の具と水を少量入れます。大きめの画用紙の上に水風船を置いて、竹串などの尖ったもので風船を割ります。

絵具を入れる量や風船を割る位置などで、さまざまな模様が生まれる楽しいアート作品です。水をたくさん入れすぎると画用紙が破けてしまうので、注意してください。

また絵の具が画用紙からはみ出てしまう可能性が高いので、屋外ですることをおすすめします。お家の庭でなら、汚れをあまり気にせず、作品づくりを楽しめますね。

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オリジナル貝殻オブジェづくり

家族や友達と海に行くことも多い夏休み。海で拾った貝殻を使った、かわいいアート作品をご紹介します。

<用意するもの>

貝殻、マニキュア、マスキングテープやシール、色がみなどの飾り

<製作手順>

まず透明のマニキュアを貝殻の内側に塗り、その上からマスキングテープやシール、色がみなどで飾りつけます。最後に透明のマニキュアを重ね塗りして、しっかりと乾かしましょう。

マニキュアはニスやボンドより扱いやすくきれいに仕上がるので、作品づくりにもおすすめの道具です。また貝殻を探すときは、必ず大人が同伴するようにしてください。

夏休みの工作・自由研究作りにおける注意点

最後に、夏休みの工作・自由研究に取り組む際の注意点をお伝えします。

必ず親が同席する

作品づくりには、普段使わないような材料や道具を使ったり、川や海などの自然の中で材料集めをしたりすることも多いと思います。たとえ高学年であっても夢中になると、周りが見えなくなって危険な目にあったり、人に迷惑をかけたりしてしまう可能性も。

低学年のうちは少し手助けもしながら、高学年になったらそばで見守るようにするなど、年齢に合ったサポートができるよう、必ず保護者の方が同席するようにしましょう。

汚さないように新聞紙を敷く

普段は挑戦できないようなダイナミックな作品づくりができるのも夏休みの醍醐味です。すぐにでも作品づくりに取りかかりたいところですが、安心・安全に作れるよう、下準備も大切。

床を汚さないように、新聞紙などを広めに敷いておきましょう。また、案外忘れがちなのが壁への配慮。壁の汚れを防ぐには、新聞紙だけでなく、大きなビニールなども活躍します。事前に用意しておくと安心ですね。

完成した作品は床に置きっぱなしにしない

せっかくできあがった作品を、ついうっかり床に置きっぱなしにして壊れてしまった…ということがないよう、完成したら安全な場所に移動しましょう。

小さなお子さんやペットがいるご家庭は特に注意しておかないと、せっかくの作品が台無しになってしまうことも。ウォークインクローゼットや部屋の収納の中など、完成した作品の置き場所としてあらかじめ確保しておくと、慌てずにすみますね。

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夏休みの工作・自由研究を楽しもう!

いかがだったでしょうか?自由に使える時間が多い夏休み。お子さんの興味を広げ、新たな挑戦をするのに、工作や自由研究はとてもよい機会です。

下準備をしっかりと行い、安全な環境を整えて、楽しく工作や自由研究に取り組んでみてください。