近年、おうち時間が増えたことで、ルームフレグランスの需要が高まっています。ルームフレグランスは、お部屋をよい香りで包むだけでなく、心身によい影響を与える力があります。気分をリフレッシュしたいときや、お部屋の印象を変えたいときに、とても便利なアイテムです。
ルームフレグランスは、お部屋に置いて楽しむ香り製品全般のことを指します。さまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。自分の好みや目的に合わせて選ぶことで、お部屋をより快適にすることが可能です。
この記事では、ルームフレグランスの基礎知識とともに、ルームフレグランスの楽しみ方や選び方、使うときのポイントや注意点について解説します。ぜひ、自分に合ったルームフレグランスを見つけて、香りのある暮らしを楽しみましょう。
ルームフレグランスとは
ルームフレグランスとは、室内の空気を香りで演出する製品のことです。香りの種類や形態は多様で、自分の好みや用途に応じて選択できます。香りは心身に作用する ことが研究されており、ルームフレグランスを使用することで室内の雰囲気を変化させ、安らぎを得たり、集中力を向上させたりする効果が期待できます。
しかし、ルームフレグランスは適切に使用しないと、かえって不快感や事故を招く危険性がある点に注意が必要です。ルームフレグランスの種類や選び方を理解して、正しい使い方をすることで、より効果的にルームフレグランスを利用できます。
ルームフレグランスの効果
ルームフレグランスには、さまざまな効果があります。ルームフレグランスの効果を知って、自分の好みや目的に合わせて選ぶことにより、部屋に快適さや楽しさをプラスできるアイテムです。
リラックス効果がある
まず、ルームフレグランスにはリラックス効果 があります。ストレスや疲れがたまっているときは、リラックス効果のある香りを選びましょう。リラックス効果のあるハーブ系の香りや、バニラなどの優しい甘い香りを取り入れることで、神経系やホルモンバランスに働きかけ、心身を落ち着かせる効果があります。
特にリラックスしたいときは、就寝前や入浴時などにルームフレグランスを使うと効果的です。香りの中には、睡眠促進効果のある香りもありますので、眠りの質が悪いときはリラックス効果のあるルームフレグランスを活用してみましょう。
集中力ややる気を高める
また、集中力ややる気を高めたいときにも、ルームフレグランスは有効です。仕事や勉強などで、集中力ややる気が必要なときは、清涼感のある刺激的な香りがおすすめです。すっきりとした香りはリフレッシュ効果があるので、作業開始前や休憩時などにルームフレグランスを使うと効果的といえます。
消臭効果がある
ルームフレグランスには、消臭効果がある香りもあります。ペットやタバコなどで部屋の臭いが気になる場合は、消臭効果のある香りを選びましょう。部屋の臭いを消したいときは、定期的にルームフレグランスを使うと効果的です。
部屋の雰囲気を変える
そのほかに、季節やイベントに合わせて部屋の雰囲気を変えたいときには、ルームフレグランスを使うことをおすすめします。春は桜やフリージアなどの花の香り、夏はオーシャンやグリーンティーなどの爽やかな香り、秋はシナモンなどのスパイスの香り、冬はパインなどのウッディな香りがおすすめです。
また、クリスマスやバレンタインなどのイベントでは、それにちなんだ香りを選ぶと楽しいでしょう。季節感やイベント感を出したいときは、その時期に合わせてルームフレグランスを使ってみてください。
賃貸でのルームフレグランスの選び方
ルームフレグランスには、さまざまな種類があります。ルームフレグランスは賃貸でも簡単に取り入れられるアイテムですが、選び方のポイントがいくつかありますので、具体的に解説していきます。
ルームフレグランスのタイプ・種類
ルームフレグランスは香りだけでなく、リードディフューザーやキャンドル、スプレーなど、さまざまなタイプや種類があります。それぞれの違いを知り、空間や自分に合ったものを選ぶことが重要です。各タイプ・種類によって使い方や香りの拡散方法、持続力に違いがありますので、その特徴を理解して自分に合ったものを選びましょう。
タイプ①リードディフューザー
リードディフューザーは、竹串を瓶にさして香りを拡散させるもので、火や水を使わずに設置できます。おしゃれなデザインのものが多く、ラグジュアリーホテルでは、エントランスにおもてなしの香りとしてリードディフューザーが飾られています。また、リードディフューザーはドライフラワーと一緒に飾れるので、お部屋を彩るインテリアアイテムとしても活用するのです。
リードディフューザーをインテリアとして飾る場合は、置く場所によって瓶の高さや竹串の長さを調節するとよいでしょう。広いリビングルームは、背の高いリードディフューザーを飾ると、インテリアのディスプレイとしても存在感があるうえに、香りも広がりやすいです。トイレなどのこぢんまりとした空間では、省スペースに置けるような大きさを選ぶことで、邪魔にならずに香りを楽しめます。
ただし、リードディフューザーにはアルコールを含む香水が入っているため、倒れやすい場所に置かないように注意しましょう。安全面にも配慮しながら、使用することが重要です。
タイプ②キャンドル
キャンドルは、火を灯して香りを広げます。キャンドルの炎は心の癒やしにもなり、部屋に暖かい雰囲気を演出できるのが魅力です。さらに、キャンドルを灯すことでリラックス効果も得られます。キャンドルは、リラックスしたいときや特別なイベントの演出に最適です。
火を使うのが心配な人は、キャンドルウォーマーをおすすめします。キャンドルウォーマーは、ランプの熱を利用して蝋を溶かし、香りを広げます。キャンドルには香りだけでなく、色やワックスの種類、デザインもさまざまありますので、ぜひ好みや使いやすいものを選んでみてください。
タイプ③スプレー
スプレーは、瞬時に香りを広げられるタイプです。すぐに香りを感じやすく、空間にも香りを広げられます。おしゃれなデザインの瓶もあり、インテリアとして飾れるうえに、必要なときに使用できることが利点です。また、スプレータイプの香りは、忙しい日常生活でリフレッシュするための便利アイテムでもあります。持ち運びが簡単で、気分を変えたいときにすぐ使えるため、気分に合わせて香りを楽しみながらリラックスできるでしょう。
香りの種類
ルームフレグランスの選び方において、香りの種類や特徴を知ることが重要です。それぞれの香りには、独自の雰囲気があります。香りは、個人の好みやそのときの気分によって異なると思いますが、ぜひ参考にしてみてください。
香りは大きく分けて、トップノート、ミドルノート、ベースノートの3つに分けられます。トップノートは最初に感じる香りで、ハーバルやシトラス系など爽やかで軽い香りが多く、すぐに消えてしまうのが特徴です。ミドルノートは、トップノートが消えた後に感じる香りで、フローラル系やウッディ系などの幅広い種類の香りがあります。フレグランスのメインとなる香りで、持続性があります。ベースノートは最後に感じる香りで、ウッディや樹脂系などの重いものが多く、長く残るのが特徴です。
また、香りの種類によっても、それぞれ以下のような効果がありますので、これらの知識をもとに自分の目的や好みに合った香りを選びましょう。
香り①シトラスノート
爽快感や清涼感を与える香りです。シトラスノートには、レモンやオレンジ、ベルガモットなどの柑橘類の香りが含まれます。シトラスノートの香りは、気分をリフレッシュしたいときに最適です。特に、レモンやグレープフルーツなどの爽やかなシトラスノートは、疲れやストレスを解消し、集中力や活力を高める効果が期待できます。また、抗菌作用や消臭効果もあるので、空気を爽やかで清潔に保つことが可能です。
玄関は家の顔であり、訪問者をもてなすウェルカムスペースの役割があります。玄関には、清潔感や心地よさを演出する香りがおすすめです。シトラスノートの香りを玄関に置けば、玄関に入った瞬間に気分をリフレッシュできます。シトラスノートの中でも、特に自分の好きな香りを選んで置けば、心地よい空間になるでしょう。
シトラスノートの香りは玄関だけでなく、リビングやキッチン、寝室など家のどこでも使える万能な香りです。例えば、寝室では、リラックス効果の高いベルガモットやオレンジなどの甘いシトラスノートをおすすめします。一方、キッチンでは、消臭効果の高いレモンやグレープフルーツなど、さっぱりとしたシトラスノートの香りがおすすめです。
さらに、シトラスノートの香りは自然で爽やかなので、万人に好まれやすいといえます。どの香りにするか迷ったときには、シトラスノートから選ぶとよいでしょう。自分の好きなシトラスノートの香りを見つけて、気分や場所に合わせて楽しんでみてください。
香り②フローラルノート
フローラルとは、花の香りを表現する言葉です。フローラルノートの香りは、癒やしや安らぎを与える効果があります。フローラルノートの代表的な香りには、ローズ、ジャスミン、ネロリ、ライラック、ラベンダーなどがあり、華やかで柔らかな印象の香りで、心を落ち着かせる効果があります。
フローラルノートの香りは、場所や目的によって使い分けすることが可能です。例えば、寝室では優しい落ち着いた雰囲気が求められるので、そのようなリラックスしたい場所では、ラベンダーやネロリなどのフローラルノートの香りがおすすめです。
リラックス効果のある香りには、ストレス軽減や睡眠の質を高める効果[d12] もあるといわれています。ただし、寝室のルームフレグランスとして使用するときには、安全性に配慮しましょう。火を使うものや電気を使うものは避けて、ディフューザーやアロマストーンなどを選ぶのがおすすめです。
お部屋に上品さや華やかさを演出したいときは、ローズ、ジャスミンなどのフローラルノートの香りがよいでしょう。キャンドルを複数置いて火を灯すと、より特別感を演出できます。また、季節によっても、その季節に合わせたフローラルノートの香りを楽しめます。春は桜やフリージア、ライラックなどの清楚な香りを、秋は金木犀やカモミール、ローズなどの甘くて優しい香りがおすすめです。このように、お部屋の雰囲気や季節に合わせて香りを選ぶことで、より快適で心地よい空間を作れます。
香り③ハーバルノート
ハーバルノートとは、薬草の葉や根、種子から抽出された、刺激や活力を与える香りのことです。オレガノやローズマリー、ペパーミントなどのハーブの香りが代表的です。ハーバルノートの香りは、気分をリフレッシュしたり、集中力を高めたりする効果があります。特に清涼感のあるハーバルノートの香りは、暑い夏や疲れやすい季節におすすめです。ペパーミントのクールな香りは、体感温度を下げてくれたり、臭いを緩和してくれたりします。
また、ミントやローズマリー、ユーカリなどの植物の葉から抽出した香りは、脳の活性化や血行促進にも効果があります。これらの香りは、書斎やワークスペースなどの仕事や勉強に集中したい場所などで、気分転換したいタイミングで使うとよいでしょう。
ハーバル系の香りは、キッチンや食事をするダイニングエリアにもぴったりです。爽やかな香りが食欲を増進し、家族との会話も弾むかもしれません。そのほかには、トイレや洗面所などの水回りのフレグランスにもぴったりです。ハーバルノートのすっきりとした香りが、爽快な気分にしてくれます。ハーバルノートの香りで、心身ともにリフレッシュしましょう。
香り➃ウッディノート
ウッディノートとは、木の香りを持つ香料のことです。ウッディノートは、共通して落ち着きや安定感を与える効果があります。ウッディノートは、森林の中にいるような自然の香りなので、リラックスしたいときやストレスを感じているときにもおすすめです。
また、ウッディノートの香りは、集中力や判断力を高める効果もあります。仕事や勉強に集中したいときには、ウッディノートの香りを取り入れるとよいでしょう。ハーバルノートに比べると、より落ち着いた香りになるので、読書や瞑想などリラックスしながら深く集中したいときに向いています。
ウッディノートにはさまざまな種類があり、代表的なものはヒノキ、パイン、シダーウッド、サンダルウッドなどの香りです。これらの香りはそれぞれに特徴や効果がありますので、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。例えば、ヒノキは日本の伝統的な建築材料としても使われており、防虫効果や抗菌効果があります。そのため、ウォークインクローゼットには、ヒノキの香りを使うとよいでしょう。
パインやシダーウッドは、リラックス効果が高い香りです。パイン は疲労回復効果があり、シダーウッドは甘みがあり、精神を安定させる効果があります。睡眠改善効果も期待できますので、寝室に置くとよいでしょう。サンダルウッドは、白檀とも呼ばれる香りで、瞑想やヨガなどの精神的な活動にも適しています。サンダルウッドは心を落ち着かせる効果があるので、静かに心を整えたいときにおすすめです。
香り⑤フルーティーノート
フルーティーノートとは、柑橘以外のフルーツで作られる香りのことです。フルーティーノートの香りには、ピーチやアップル、ベリーなどがあります。シトラスと比較すると、みずみずしく甘いイメージの香りです。フルーティーノートのルームフレグランスは、お部屋に明るさや爽やかさ、ポップでキュートな雰囲気を演出してくれます。男女問わず好まれる香りなので、人が集まるパーティーに取り入れると楽しい気分を演出できます。
フルーティーノートのルームフレグランスは、季節や時間帯に合わせて使い分けるとより効果的です。例えば、春や夏には、爽やかなベリーやマンゴーの香りをおすすめします。秋や冬には、温かみのあるピーチやアプリコットの香りがおすすめです。
また、時間帯によって使い分けてもよいでしょう。朝や昼には元気を出すために、爽快感のあるパイナップルやマンゴーの香りがおすすめです。夜や寝る前には安眠を促すために、甘く優しいストロベリーやチェリーの香りをおすすめします。可愛らしいイメージや甘さを取り入れたいお部屋では、フルーツの香りを漂わせて、心地よい空間を作りましょう。
使用する場所
使用する場所によって、どのようなルームフレグランスを選ぶかも重要です。好きな香りでも、場所に合わないと心地よさを感じられないことがあります。適切な香りを選び、ルームフレグランスの効果を最大限に活かしましょう。
玄関
例えば、玄関を華やかに演出したいときにはフローラル系の香りを置いて、雑貨やインテリアも華やかにすると、訪れた人によい印象を与えられます。玄関だけでなく、廊下やエントランスなどの通り道にも香りを漂わせることで、全体的な雰囲気を格上げすることが可能です。
リビング
リビングなど家族が集まって楽しく過ごす場所には、明るい気分になれて、食事を邪魔しないシトラス、ハーブ系の香りがおすすめです。シトラスやハーブ系の香りは、活気を与えてくれるだけでなく、リラックス効果もあるため、家族や友人との時間をより楽しいものにしてくれます。
窓の近く
ルームフレグランスを設置する場所としては、換気しやすい窓の近くがおすすめです。窓からの風とともに香りが広がり、より自然な雰囲気で香りを空間に広げられます。
特に出窓がある場合は、おしゃれデザインのルームフレグランスを置くと効果的です。出窓は小物を置ける窓台がありますので、そこにルームフレグランスを置くことにより、心地よい香りを楽しむだけでなく、インテリアとしても素敵なアクセントになります。ただし、直射日光があたる場所は香りが劣化してしまうので、気を付けましょう。
デザイン性
ルームフレグランスは、おしゃれなデザインの商品が多いので、インテリアアイテムとしてもぜひ取り入れてみましょう。お部屋の雰囲気を一段と高めるために、空間のテイストやアクセントに合わせたデザインを選ぶのがおすすめです。
例えばモダンなインテリアには、ガラス素材で、スタイリッシュな色や形状のデザインと相性がよいです。フェミニンな空間には、丸っこい形状の可愛らしい色のデザインアイテムが合うでしょう。インテリアの雰囲気に合わせたルームフレグランスを選ぶことで、お部屋に統一感が生まれます。また、おしゃれで個性的なデザインのルームフレグランスを選べば、お部屋の雰囲気をより一層楽しめます。
ルームフレグランスのおすすめブランド5選と香り
ルームフレグランスは種類や香りが多いため、どれを選んだらいいか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、今回は、ルームフレグランスのおすすめブランドとその香りを5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
石鹸系の香りなら「SHIRO」のサボン
「SHIRO」は日本のブランドで、ルームフレグランスはナチュラルでありながら、心地よい香りが特徴です。人気商品のSHIROのサボンは、清潔感のある石鹸のような香りで、透明感のある爽やかさが魅力です。リビングやベッドルームなど、広めのお部屋にも心地よい香りを広げます。楽天市場では、SHIROのサボンがグラスベースとセットで購入できます。
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SHIROのルームフレグランスでは、ホワイトティーやホワイトリリーも人気があります。ホワイトリリーは、お部屋に清潔感と洗練されたフローラルの香りを広げます。
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https://item.rakuten.co.jp/cavatina/parfum-071/?iasid=07rpp_10095___e6-lnct24dy-87-a6ef268c-871d-480d-a452-249614cf56a0
ホワイトティーは、グレープフルーツなどのシトラス系に、グリーンティーの香りがブレンドされた爽やかで品のある香りです。
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https://shiro-shiro.jp/category/114/12917.html
森林にいるような落ち着く香りなら「Aesop(イソップ)」のイストロス
森林にいるような落ち着く香りなら「Aesop(イソップ)」のイストロスがおすすめです。Aesop(イソップ)は、オーストラリア発のスキンケアやフレグランスのブランドで、男女問わず人気があります。
イストロスはルームスプレータイプで、フローラルとウッドのアロマに、ピンクペッパー、タバコなどの香りがミックスされた独特で魅力的な香りです。森林にいるような落ち着きと、都会的な洗練さを感じさせてくれます。
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https://www.aesop.com/jp/p/home/home-formulations/istros-aromatique-room-spray/
Aesop(イソップ)には、ほかにも人気の香りがたくさんあります。例えば、ガルバナムやグレープフルーツ、ジャスミンなどのシトラスとフローラル、草木の香りがブレンドされた爽やかなオロウスです。オロウスは、リフレッシュしたい空間にぴったりです。
・公式オンラインショップ 「Aesop(イソップ)」のオロウス 価格6,820円(税込)
https://www.aesop.com/jp/p/home/home-formulations/olous-aromatique-room-spray/
また、ゼラニウムやパチュリなど、オリエンタルで優雅な香りのキティラもおすすめです。
・公式オンラインショップ 「Aesop(イソップ)」のキティラ 価格6,820円(税込)
https://www.aesop.com/jp/p/home/home-formulations/cythera-aromatique-room-spray/
フローラルだけどみずみずしいアクセントを効かせた香りなら「Laundrin’ (ランドリン)」のクラシックフィオーレ
クラシックフィオーレは、人気のブランド「Laundrin’ (ランドリン)」の代表的な商品です。クラシックフィオーレは、ローズやジャスミンの優雅なフローラルの香りに、ライチやカシスなどのフレッシュな果物の香りがブレンドされています。そのブレンド効果で、フローラル系でも重くなりすぎず、みずみずしいアクセントが効いた香りに仕上がっています。値段は1000円前後で、気軽に取り入れられる価格です。
・楽天市場 「Laundrin’ (ランドリン)」のクラシックフィオーレ 価格987円(税込)
https://item.rakuten.co.jp/naturelab/4582469506195/
Laundrin’ (ランドリン)は、ほかにも人気の香りがあります。クラシックフローラルは、名前の通りピーチなどのフルーティーな香りと、フローラルとウッディな香りがブレンドされた優雅で上品な香りです。
・楽天市場 「Laundrin’ (ランドリン)」のクラシックフローラル 価格987円(税込)
また、NO.7はシトラス系をトップノートにした、透明感のあるほのかな甘い香りで、男女問わず好まれるでしょう。
・楽天市場 「Laundrin’ (ランドリン)」のNO.7 価格987円(税込)
ご紹介したLaundrin’ (ランドリン)の香りは、柔軟剤にも使われているので、ぜひ試してみてください。
ほかにはないちょっと個性的な香りなら「Diptyque(ディップティック)」のBAIES
「Diptyque(ディップティック)」は、フランス発のフレグランスブランドです。Diptyque(ディップティック)のBAIESは、ほかにはない個性的な香りを持つルームフレグランスです。
BAIESの香りはローズとカシスの組み合わせで、ローズの甘い香りの中に、スパイシーな香りがバランスよく調和しています。BAIESは、Diptyque(ディップティック)の代表的な香りの一つで、世界中のセレブやモデルにも人気です。
・公式オンラインショップ 「Diptyque(ディップティック)」のBAIES キャンドル 価格9,790円(税込)
https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/berries-candle-190g.html
BAIESのほかに、フルーティーな香りが好みでしたら、FIGUIERがおすすめです。イチジクの木や葉、実をベースにした上品で優しい香りです。
・公式オンラインショップ 「Diptyque(ディップティック)」のFIGUIER キャンドル 価格9,790円(税込)
https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/figuier-candle.html
また、落ち着いた香りのFEUDEBOISも、Diptyque(ディップティック)のベストセラーの香りです。ウッディノートでスモーキーな香りは、温かみのある空間を演出してくれます。
・公式オンラインショップ 「Diptyque(ディップティック)」のFEUDEBOIS キャンドル 価格9,790円(税込)
https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/feu-de-bois-wood-fire-candle-190.html
店舗では、自分に合った香りを見つけられます。Diptyque(ディップティック)のキャンドルは、インテリアアイテムとして飾るのも素敵です。個性的な香りで、お部屋をさらに素敵に演出してくれるでしょう。
オリエンタルで独創的な香りなら「VOLUSPA(ボルスパ)」のジャポニカシリーズ
「VOLUSPA(ボルスパ)」は、アメリカ発のエコなフレグランスブランドです。エレガントで美しいボトルやデザインには、エキゾチックでオリエンタルな香りが詰まっています。ルームフレグランスとしては、キャンドルやディフューザーが人気です。
おすすめの香りは、和紙の優美さから受けたインスピレーションによって生まれたコレクション「ジャポニカ」です。ジャポニカシリーズには、さまざまな種類の香りのルームフレグランスがありますが、その中でもゴージ&タロッコオレンジが人気を集めています。ゴージベリーの持つほどよい甘みとベリー系の爽やかさに、酸味の効いたタロッコオレンジと熟したマンゴーの香りがブレンドされた絶妙なバランスが魅力です。
・楽天市場 「VOLUSPA」のジャポニカシリーズ ゴージ&タロッコオレンジ 価格5,500円(税込)
https://item.rakuten.co.jp/richcandle/vls-jp-rd-01/
同じジャポニカシリーズのモカラは、透明感のある香りと上品なリリーを組み合わせた、爽やかで優雅な香りです。
・楽天市場 「VOLUSPA」のジャポニカシリーズ モカラ 価格5,500円(税込)
https://item.rakuten.co.jp/richcandle/vls-jp-rd-05/
バニラの香りが好きな人なら、サンタルバニラがおすすめです。白檀のウッドノートに甘いバニラの香りがブレンドされた、うっとりとした幸福感のある香りです。
・楽天市場 「VOLUSPA」のジャポニカシリーズ サンタルバニラ 価格5,500円(税込)
https://item.rakuten.co.jp/richcandle/vls-jp-rd-09/
ルームフレグランスの使い方
ルームフレグランスにはさまざまな種類があり、それぞれに使い方や注意点があります。そこで、実際にルームフレグランスごとの使い方をご紹介します。使い方を知ることで、より自分にあったタイプを選べるようになるでしょう。
リードディフューザーの使い方
好きな場所に置くだけで手軽に楽しめるリードディフューザーは、火や水、電気を使ったり、オイルを補充したりする必要がありません。簡単に取り入れられるため、忙しい人にも向いています。瓶などの容器に香りのついたオイルとスティックが入っており、そのオイルをスティックが吸い上げることで、空間に香りを漂わせる仕組みです。
香りの強さは挿す本数で調整できますので、香りが弱くなった場合は、リードを反対に返すと香りが広がるようになります。リードディフューザーは、お部屋のサイズや風通し、オイルの量によって、香りの持続時間が変わるのが特徴です。そのため、商品ごとに持続期間を確認しておくと、交換の目安が立てられます。
ルームスプレーの使い方
ルームスプレーは、香りがほしいと思ったときに、シュッと吹きかけて香りを拡散できます。すぐに香りを拡散したいときや消臭したいときに便利です。お部屋の広さや香りの強さによって、量を調整しましょう。また直接、人やペット、食べ物などに吹きかけないように注意してください。布製品に吹きかけるときには、シミになる場合があるので、万が一シミになっても目立たない場所に吹きかけるなど、事前に確認しておきましょう。
ルームスプレーは一時的な香りづけに適していますが、長時間持続するわけではありません。そのため、香りを持続させたいときは、定期的に吹きかける必要があります。消臭目的の場合には、消臭効果のあるルームスプレーを選ぶなど、目的に合わせた使い方をしましょう。
アロマディフューザーの使い方
アロマディフューザーは、アロマオイルを室内に拡散させる器具で、水を使う超音波式と水を使わないネブライザー式があります。デザインもさまざまなので、大きさやデザインも考慮して器具を選びましょう。
水を使う超音波式は加湿効果もあるので、乾燥しやすい季節や部屋におすすめです。ただし、梅雨時期や蒸し暑い季節には適さないので、その場合は水を使わないネブライザー式を使うとよいでしょう。また、ネブライザー式は、香りの広がる範囲が広いため、広めの空間の使用にも向いています。
風邪の流行る時期には、風邪予防に免疫を高めたり、殺菌効果があったりするアロマがおすすめです。じめじめした季節には、ミントのような爽やかな香りを漂わすことで、すっきりした気分になれるでしょう。季節や目的に合わせてアロマを使い分けることにより、効果的に利用できます。
アロマディフューザーの使い方は器具ごとに異なりますので、必ず取扱説明書をよく読んでから使用してください。また、アロマオイルは、純粋なものや自然由来のものを選ぶようにしましょう。合成香料や添加物が入っているものは、アロマディフューザーによっては故障の原因になる可能性があります。
アロマキャンドルの使い方
アロマキャンドルは、火を灯すことで、部屋の中にアロマの柔らかな香りを漂わせてくれます。揺れる炎が暖かみと穏やかな雰囲気を演出してくれるので、癒やし効果の高いルームフレグランスです。ただし、火を使うため、火をつけるときや消し忘れなど、使用時や取り扱いには注意が必要です。
容器に入ったキャンドルは、蝋全体が溶けるまで一定の時間がかかりますので、キャンドル全体が溶けるまで灯したままにしてください。そうすることで、キャンドルが均等に燃えて長持ちします。灯す時間が短いと芯のまわりだけが溶け、最後まで使い切ることが難しくなります。
キャンドルの種類や容量によって、灯す推奨時間が異なりますので、商品ごとに確認しましょう。また、火を消すときは息で吹き消すと、蝋が飛び散ることがあります。スナッファーなどの専用の消火器具で、炎を押さえるとよいでしょう。
お香の使い方
お香タイプのルームフレグランスは、香皿や香立てを使い、お香の先端に火をつけて香り漂わせる方法です。ゆらゆらと空間に漂う煙が癒やしになります。ただし、お香は香りが残りやすい特徴がありますので、芳香させる時間帯やどんな香りを漂わせるかに注意が必要です。
また、お香も火を使うため、取り扱いや置く場所に注意する必要があります。灰も熱を持っているため、捨てるときも熱がなくなり、温度が下がった状態で必ず捨てましょう。
お香は種類や形状によって、香りの持続時間や強さが異なります。棒状のものは一定に香りますが、円錐形のものは下に広がる形状なので、燃え終わりになるほど香りが強くなります。お香はよい香りを保つためにも、直射日光があたる場所や高温多湿な場所を避けるなど、保管状態にも気を付けましょう。
アロマを直接たらす場合の使い方
アロマディフューザーやキャンドルなどの専用の器具を使わなくても、身近なものを使って簡単に香りを楽しめます。ここでは、アロマストーンやハンカチ、お湯にたらす方法をご紹介します。好きな香りを選んで、気分や目的に合わせて使ってみましょう。
アロマストーン
アロマをたらすルームフレグランスの一般的な方法として、アロマストーンがあります。アロマストーンは、陶器や石などの素材でできた小さなオブジェのことです。表面に精油を数滴たらすと、素材が香りを吸収して放出します。
アロマストーンは、玄関や部屋のデスク、棚などに置くだけで、部屋に香りを広げることが可能です。アロマストーンは市販のものも購入できますが、自分でも作れます。粘土や石膏などの素材を使って、好きな形・色で作ればオリジナルのアロマストーンが完成します。
ハンカチ
ハンカチは、アロマテラピーに使える便利なアイテムです。精油をたらしたハンカチを枕元や机の上に置いて、香りを楽しめます。また、ハンカチは持ち運びが簡単なので、外出先でも香りを嗅げることが魅力です。ストレスや不安を感じたときに、ハンカチを鼻に近づけて深呼吸すると、心身ともにリラックスできます。
お湯
お湯に精油を数滴たらすだけでも、簡単に香りを楽しめます。マグカップにお湯を入れて数滴精油をたらせば、水蒸気と一緒に香りが広がります。飲用はできませんので、飲まないように気を付けましょう。また、お風呂のお湯にも精油を数滴たらすと、バスタイムをリラックスして過ごせます。
精油は水に溶けないので、入浴時に使用する場合には、オイルやバスソルトなどを混ぜて使用するのがおすすめです。精油の量にも気を付けましょう。過剰に使うと、肌や粘膜に刺激を与える可能性もありますので、適量を超えないように注意が必要です。
アロマテラピーの私が教える、ルームフレグランスのポイント
ルームフレグランスの種類や選び方、使い方を知っていただいたところで、アロマテラピストの私が、より効果的にルームフレグランスを活用するポイントをレクチャーします。ぜひ参考にしてみてください。
お部屋の掃除をする
ルームフレグランスは、お部屋に心地よい香りを与えてくれるだけでなく、リラックス効果やリフレッシュ効果があります。ルームフレグランスの効果を最大限に引き出すためには、お部屋の掃除も欠かせません。なぜなら、お部屋に汚れや生活臭が残っていると、ルームフレグランスの効果が発揮できず、リラックスやリフレッシュができないからです。
まずは、以下のポイントを押さえて、掃除をしてみましょう。
ファブリック類を洗濯する
ファブリック類を定期的に洗濯しましょう。ファブリック類とは、シーツやクッション、カーテンなど、生地でできたものです。これらは生活臭が染み込みやすいので、ルームフレグランスの香りと混ざって、不快な臭いになることがあります。汚れを感じていなくてもほこりがついていますので、定期的に洗濯して清潔に保つことが大切です。
洗濯ができないものは、ほこりやゴミをこまめに取り除き、素材に合わせたケアを心がけましょう。ルームフレグランスの効果を発揮するためにも、洗濯する際には、柔軟剤や漂白剤などの香りの強いものは避けてください。
ゴミをこまめに捨てる
ゴミは臭いの大敵です。特に生ごみやペットの糞尿などは、放置すると腐敗して悪臭を発します。そのため、ゴミはこまめに捨てるようにしましょう。また、ゴミ箱自体も定期的に洗浄して、消臭することが必要です。ゴミ箱に残った汚れや臭いが、お部屋の匂いの原因になることもあります。
ゴミを気軽に出せる環境にしておくことも、大切なポイントです。例えば、ゴミを出したいときに、自分のタイミングで24時間いつでもゴミ出しができると便利です。また、敷地内にごみ置き場があると、お部屋からゴミを出しやすくなり、たまりづらくなります。
置く場所を変えて効果を高める
ルームフレグランスは、置く場所を変えることで効果を高められます。ルームフレグランスの効果を高める置き場所としては、ドアや窓の近くなど、空気の流れがある場所が最適です。空気が流れる場所に置くことで、香りが部屋中に広がりやすくなります。ただし、換気扇や排気口の近くだと、香りも排出されてしまうので避けましょう。
また、鼻に近い高い位置にルームフレグランスを置くと、香りが感じやすくなります。例えば、本棚やサイドボードなどの上に飾りながら置くと、視覚的にも香りを楽しめるでしょう。
長く同じ香りを使っている場合、鼻が慣れてしまって香りを感じにくくなることがあります。季節に合わせて変えたり、一瓶終わったら別の香りに変えたりするなど、定期的に香りを変えることで香りを感じやすくなります。
香りは空気の流れに乗って広がるので、部屋の換気をよくして、空気を循環させることが大切です。換気は、一つの窓だけでは空気の流れが作りづらいので、できれば部屋の窓を複数開けて風通しをよくするのがおすすめです。もし、部屋に窓が少ない場合や、外からの風が弱い場合は、サーキュレーターなどの扇風機を使って空気を動かすとよいでしょう。
芳香させたい時間を計算する
ルームフレグランスには、すぐに香るものと香りが徐々に広がるものの2つのタイプがあります。すぐに香るものは、フレグランスを使用した直後から香りを感じられますが、香りが徐々に広がっていくものは、時間の経過とともに香りが漂っていきます。
徐々に広がるものは、フレグランスを芳香させたい時間を計算しておくことが大切です。例えば、来客時にリビングルームで香りを楽しみたい場合は、来客前に香りを準備しておくと、おもてなし感も演出できます。時間がない場合や、普段のフレグランスに香りをプラスしたいときには、すぐに香るタイプのルームフレグランスが便利です。両方のタイプを常備しておくことで、臨機応変に対応できるでしょう。
また、寝室でリラックスしたい場合にも、時間があるときには香りが徐々に広がるタイプのルームフレグランスを使い、忙しいときはすぐ香るタイプを活用してみてください。目的やシーンに合わせてルームフレグランスのタイプを選ぶことで、より快適な香り空間を作れます。
香りの強さを調整する
香りの強さにも気を付けましょう。香りが強すぎると気分が悪くなったりすることもあり、香りがかすかに感じる程度だと効果がありません。香りの強さや種類に合わせて、部屋の大きさや用途に合わせた量を使用する必要があります。
香りが強いと感じる場合には、量を減らしたり、香りを薄めたりしましょう。香りが薄い場合には、香りの量を増やしたり、ルームフレグランスを複数置いたりするのもおすすめです。香りの強さを調整するには、スプレータイプであればスプレーする回数や距離を変えたり、ディフューザータイプではスティックの本数や長さを変えてみたりしましょう。タイプに合わせて、自分好みの香りの強さに調整してみてください。
複数の香りを組み合わせる
ルームフレグランスに慣れてきたら、複数の香りを使って楽しみましょう。ルームフレグランスを複数組み合わせることで、より豊かな香りを楽しめます。例えば、フローラルとシトラスの香りは、相性がよい組み合わせです。オレンジ×ベルガモット×ラベンダーの組み合わせは、明るい気分になる香りと癒やしの香りで、リラックス効果を上げられます。
また、季節によって、違う香りを組み合わせるのもおすすめです。春や秋のように穏やかな季節には、フローラル×シトラスの香りや、フルーティー×シトラスの香りを組み合わせることで、爽やかで明るい気分を演出できます。
一方で、不快な組み合わせもあるため、注意が必要です。ルームフレグランスを組み合わせる際には、一つひとつの香りが主張しすぎないようにすることがポイントになります。同じ種類や同じ系統のルームフレグランス同士で組み合わせると、失敗が少ないです。また、匂いが合わないと感じた香りの組み合わせは、同じ部屋ではなく、別々の部屋で使用するとよいでしょう。
ルームフレグランスの注意点
ルームフレグランスの注意点について、詳しく解説していきます。ルームフレグランスには、飲用できない液体や火を使う場合がありますので、正しく使わないと事故を招く恐れがあります。そこで今回は、押さえておきたいルームフレグランスの注意点をまとめました。商品の取り扱い説明書もしっかり読んで、正しく安全に使用しましょう。
不安定な場所に置かない
どのルームフレグランスでも、置き場所に注意が必要です。ルームフレグランスの成分によっては、熱や衝撃で発火する危険性があります。特に、スプレータイプのもので高圧ガスが入っている場合には、温度が高くなったり、強い力が加わったりすると破裂する可能性があるので注意が必要です。また、液体タイプのものでも、火気で引火する恐れがあります。
例えば、 ガスコンロや暖房器具などの近く、窓際や直射日光のあたる場所、揺れや振動の激しい場所にも注意が必要です。また、傾きやすい家具の上に置くのは避けましょう。物が多い場所や倒しやすい場所にも向いていないので、ゆとりを持って設置しましょう。
服や肌につけないように気を付ける【スプレー・水蒸気タイプ】
スプレー・水蒸気タイプのルームフレグランスは、ミスト状に広がって空間に香りを広げられます。しかしその反面、スプレーするときにうっかり服や肌につけてしまったり、機械にかかったりすると、トラブルになることもあります。
ルームフレグランスは肌に直接つける香水と違って、成分や濃度が異なるため、肌についた場合はかぶれやアレルギー反応を起こす可能性もあるのです。また目や口に入った場合は、刺激や炎症を引き起こすこともあるため、取り扱い説明書をよく読んで、肌についた場合はすぐに洗い流しましょう。
服やファブリックにかける場合にも、注意が必要です。フレグランスや服、ファブリックの素材によって、シミになることがあります。特に色の薄い白っぽいものは、シミがつくと目立ちます。ファブリックにスプレーする場合には、不要な布や目立たない部分で試してから使いましょう。さらに、機械や電気製品にかかると、液体や水蒸気が内部に入り、故障の原因になることがあります。機械や電気製品から、離して置くようにしましょう。
火気に注意する
キャンドルやアロマポットなどの火を使うタイプのルームフレグランスは、火を使うことで香りだけでなく、温かみや癒やし効果も得られます。しかし、火を使うことで、火事の原因になることがあります。特に火をつけたまま離れたり、寝てしまったりすると危険です。
また、燃えやすいものや風がかかる場所に置くと、思わぬ状態で引火してしまうこともあります。そのため、使用中は、常に目を離さないようにしましょう。また、離れるときは必ず火を消したり、火をすぐに消せるように水を用意しておいたりすると安心です。
火を使うタイプのルームフレグランスは、煙や臭いが発生してしまうことがあります。特にキャンドルは、煤やワックスの臭いが気になることがあります。そのため、置く場所を変えて換気をよくしたり、火の消し方や芯の長さを適切にしたりするなど、正しく使用しましょう。また、煙や臭いに敏感な人やペットがいる場合は、キャンドルのワックスや成分にも注意が必要です。
換気をする
ルームフレグランスを使う前には、部屋の空気を入れ替えることが必要です。空気がこもらないように、窓を開けたり、扇風機をまわしたりして、空気の循環をよくしましょう。ルームフレグランスは空気が汚れていたり、湿度が高かったりすると、香りがうまく広がらなかったり、逆に不快感を覚えたりする可能性があります。
特に、アロマディフューザーなどの水蒸気を発生させるタイプのルームフレグランスは、換気が不十分だと部屋の湿度が高くなり、カビやダニの繁殖につながる恐れがあります。カビやダニはアレルギーの原因になってしまうので、注意が必要です。
ルームフレグランスを使うときは換気をしっかり行って、清潔な環境を作ることが大切です。24時間換気システムを備えた部屋であれば、常に新鮮な空気が流れているので、ルームフレグランスの効果も最大限に発揮されます。
ペットや小さな子どもの手が届かない場所に置く
特に、ペットや小さな子どもがいる場合は、ルームフレグランスを使う方法や置き場所に気をつけましょう。ペットや小さな子どもは、ルームフレグランスの容器や液体に興味を持つことがありますので、うっかり飲んでしまったり、こぼしたりして皮膚にかけてしまうと危険です。
また、火を使うタイプのルームフレグランスは、火傷や火事の原因になる可能性があります。ルームフレグランスを使うときは、ペットや小さな子どもの手が届かない場所に置きましょう。火を使うタイプのルームフレグランスは、燃えやすいものから離して置き、目を離さないようにしてください。
ルームフレグランスの使用量や使用時間は、説明書にしたがって守りましょう。過剰に使うと香りが強すぎて、頭痛や吐き気を引き起こすことがあります。ルームフレグランスを使った後は、特にペットや小さな子どもがいる部屋では、空気がこもらないように気をつけましょう。安全面を軽視してしまうと、逆効果になってしまいます。
ルームフレグランスで好きな匂いを楽しもう!
この記事では、ルームフレグランスの種類や効果、選び方から注意点、魅力についてお伝えしました。ルームフレグランスは、自宅でのリラックスタイムや、仕事の効率を高めるためにも役立ちます。香りは人の心や体に大きな影響を与えるので、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
今回ご紹介した以外にも、さまざまな香りのルームフレグランスがあります。この記事を参考に、自分に合った好きな匂いのルームフレグランスを見つけて、快適で幸せなおうち時間を楽しみましょう。