自宅ヨガには1畳もいらない!?ジムいらず、3つのアイテムだけで始めるヨガ生活

目次

コロナ禍の影響でリモートワークが進み、出社の必要性がなくなりつつある今、体を動かす機会も徐々に減りつつあります。そのため、ジムに通って体を鍛える方も多いのですが、自宅で簡単にできる運動の方が良いですよね。

私自身、元々ホットヨガをやりたくてヨガスタジオにヨガレッスンをしに通っていたのですが、コロナ禍になって気軽に通えなくなってしまいました。ただ、ヨガで得られる体内が整う感覚はとても心地良かったため、自宅でヨガを行うようになりました。

自宅ヨガを始めてから引越しも経験したので、今回は運動不足の解消に役立つ自宅ヨガに適した物件の選び方や、環境づくりについて解説します。ヨガに必要なものや設備などを紹介していきますので、自宅ヨガを始める際の参考にしてみてくださいね。

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自宅でヨガはできるのか?

ヨガといえば、ヨガスタジオや浜辺で行うイメージが強かったと思いますが、コロナウイルスの影響でオンラインレッスンなどの新しいヨガの在り方が確立してきています。

そこで、実際に自宅でヨガを行うとどの程度のスペースが必要なのか?などと疑問を持つ方が多いと思います。

ヨガには、立って行う鷲のポーズ、寝転がって行うワニのポーズなどさまざまなポーズが存在します。ホットヨガや岩盤ヨガなど、特殊な設備を必要とするものはできませんが、ヨガマットが敷けて手足を動かせるスペースさえ取れれば、自宅でもヨガを楽しむことが可能なのです。

1Rや1Kの間取りの場合は、机などを移動させ、およそ2m×0.8mのスペースを確保することでヨガをおこなうことはできます。また1LDKや2LDKの間取りの場合は、体を動かすためのスペース・部屋を確保しておくことで、自宅でもヨガを楽しめます。

ヨガに興味はあるものの、どうしてもヨガをするスペースを確保できないという場合、少し広めの部屋に引越しを検討してみてはいかがでしょうか。

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自宅ヨガを行う際に必要な道具

ここからは、自宅でヨガをするときに準備しておきたい道具を紹介していきます。どれも簡単に手に入るものなので、必要なものがあればチェックしておいてください。

①ヨガマット

ヨガマットは、ヨガを行ううえで欠かせないアイテムです。汗や皮脂が床に直接つくのを防ぐほか、体を動かすときの滑り止めの効果もあります。

マットの厚みは、3mm・4mm・6mmなどいくつかの種類があります。3mmだと床の硬さをダイレクトに感じるので、ヨガ初心者の方であれば4mm以上の厚みがおすすめです。

②ヨガウェア

ヨガマットの次は伸縮性の良いウェアを用意しましょう。ヨガポーズを取るときに肩周り股関節を大きく動かすことが多いので、この点を意識しながら選んでみてください。

③ヨガブロック

これは必須というほどのアイテムではないのですが、レンガのようなサイズのヨガブロックが2つあると便利です。特に初心者の場合、体が硬いことで思うようにヨガポーズを取ることができない場合があります。そんなときに、ヨガブロックを置いてそのうえに手をつき、全体のバランスを取りながら体を動かすことで難しいポーズも取れるようになります。

上記の商品はスポーツ用品店やヨガグッズ専門店などに売っているので、自宅ヨガを行う際は一度足を運んでみてください。また、もし時間が取れない場合にはECサイトで揃えても良いでしょう。

自宅ヨガに最適な賃貸物件を見つけるコツ

ここからは、自宅ヨガに適した賃貸物件の特徴を紹介していきます。「どんな部屋ならヨガを楽しめるんだろう?」 「どうせならヨガができる部屋に引越したい!」と考えている方はぜひチェックしてください。

自宅ヨガに必要なスペースを確保できる賃貸物件を選ぶ

自宅でヨガを行う際には、ヨガマットが敷けるスペースと、そのうえで手足を伸ばせる空間が必要になるので、間取りに余裕がある物件を選ぶことが大切になっています。

自宅でヨガを行う際は、ヨガマットよりひとまわり大きいくらいの2.0m×0.8mのスペースが確保できれば十分です。

1LDKや2LDKなどのお部屋を借りることができる場合は、1つの部屋に予め体を動かすスペースを確保していくということも可能ですが、1Rや1Kを借りる場合には、2.0m×0.8mのスペースを確保することを参考にされてみてください。

パソコンなどを使用するオンラインレッスンを自宅で受ける予定のある人は、体を動かすスペースのほかに、パソコンを置くスペースも考慮しながら選ぶと良いでしょう。

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生活音が届きづらい賃貸物件を選ぶ

ヨガを行う際には、なるべく静かな環境で行えることが望ましいです。ヨガは深い呼吸をしながら体をゆっくりと動かしていくので、雑音などが入らず五感が研ぎ澄まされるような環境で行うのが理想といわれています。

たとえば駅から遠い賃貸物件の場合、遮断機の音や電車が通る音が聞こえづらく、集中してヨガに取り組めます。駅近の物件は人通りが激しいため、駅から離れた物件を中心に選んでいくのがポイントです。

また、楽器演奏が可能な賃貸物件だと、比較的防音効果が期待できるのでぜひ希望の条件を入れて検索してみてください。

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風通しが良い賃貸物件を選ぶ

風通しが良い物件もヨガに適した環境で、たとえば二面採光の部屋や、周りにマンションやビルが立ち並んでいない物件などがそれに該当します。窓を開けて空気の流れが良くなれば、息苦しさを感じることなくヨガに集中できます。また、周りにビルがなければ開放感も味わえるため、これらの点を押さえながら部屋探しをすると良いでしょう。

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ヨガで得られる効果

ヨガとは、サンスクリット語で“つながり”を意味しており、深い呼吸と正しい姿勢を意識しながら行います。また、何も考えない状態を作る瞑想もポイントで、私たちが日々の暮らしの中で無意識のうちに持っている緊張をほぐし、心身のリラックス感も得られるのが魅力です。

ヨガを行うことで、“今、この瞬間の自分の体の動きや意識”に目を向けることができます。過去でも未来でもない、“まさに今この瞬間”を意識することで、人生の幸福度が高まるともいわれています。

身体的に得られる効果

ヨガを行うことで、以下のような影響が体に出るとされています。

・柔軟性の向上

・筋力アップ

・内臓、神経系異常の改善

・歪みの改善

専用のマシンを使うわけではありませんが、自身の体重を支えるだけでも筋力トレーニングになりますし、体の歪みを整えることにもつながります。また自律神経が整うので、ホルモンバランスの調整のほか、肩こり・腰痛・冷え性など多くの女性が悩みがちな症状の改善に期待できます。

精神的に得られる効果

ヨガによるメリットは、上記のような身体的なものだけではありません。以下のように、自身の精神面にも良い影響を与えます。

・メンタルコントロールがしやすくなる

・今、この瞬間に集中しやすくなる

女性はよく感情的になりがちだといわれますが、ヨガを行うことで、メンタルコントロールがしやすくなります。仕事やプライベートの面において、常に冷静な判断ができるようになり、余計なストレスを抱えることなく生きやすくなります。

また呼吸を深く行い、自身の動きに集中することで、“今、この瞬間”に没頭できるようになれるのも大きな魅力です。精神世界では、過去も未来もなく、“ただ、今この瞬間の連続が存在しているだけだ”という考え方があります。過去は過ぎ去ったことで、これから訪れる未来は“今、ここ”の自分の意識の連続で成り立つものという考え方から、ヨガは今後の人生を豊かにしてくれるものと私は信じています。

私が行っている自宅ヨガについて

私自身は、ヨガレッスンに通うことが億劫に感じてしまうタイプのため、実際に通っていたときも「何か簡単にできる方法はないかな?」という思いが常にありました。ハンモックヨガやホットヨガのような環境を自宅で整えることは難しいですが、基本的なヨガなら自宅でもできるだろうと思い、そこから少しずつ準備を進めていくようになりました。

主体的に調べて実践することで、受け身のレッスンでは得られない満足感を得ながらヨガに没頭していくようになりますよ。

自宅でヨガを行うようになって感じたこと

コロナを機にスポーツ系の分野でオンラインレッスンが増え、この影響からオンラインでのヨガレッスンが急増したことも私にとって追い風となりました。

最初は不安で大変でしたが、今はオンラインレッスンを行うインストラクターの誘導に合わせてヨガを楽しんでおり、「ヨガ教室に通わなくてもヨガはできるんだ」と自信も持てるようになりました。自宅で行うため、移動にかかる時間が取られないほか、感染症対策にもなるのでQOLが向上したように感じています。

私の自宅ヨガ流儀

私が自宅でヨガを行う際には、室内の温度に気を配っています。特に夏場では、ひんやりと冷たい室内で行うより、汗をかいて「運動したな」という実感を得たいがために、エアコンの温度をあえて高めに設定しています。

ほかにも、リラックス効果を高めるためにフランキンセンスという浄化力の高いお香を焚くのも忘れてはいけないポイントのひとつです。そして、ゆっくりとしたリズムの音楽をかけながらヨガレッスンを行い、心地良さを感じる程度で終えるようにすることを常に心がけています

ヨガの魅力は少しのスペースでも実践できることだと私は思っていますが、やはり広さのある部屋の方がやりやすいです。これから引越しをしようと考えている方は、ヨガができる程度の間取りを選んでみてはいかがでしょうか。

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環境を整えて自宅でのヨガを楽しもう

運動不足になりがちな現代社会において、自宅でのヨガを日々の習慣としている方も珍しくありません。大掛かりな道具は不要で、ヨガマットと伸縮性の良いウェアさえあればすぐに始められるのが自宅ヨガの良いところです。

リモートワークが増えてきた方や、感染症対策に力を入れている方は、運動不足の解消やQOLの向上のために今回ご紹介した「自宅ヨガ」を一度試してみてはいかがでしょうか。