「ラスティックスタイル」とは?お部屋を作るポイントと特徴、インテリア・グッズ

目次

「ラスティックスタイル」という言葉に馴染みがない人も多いかもしれません。ラスティックスタイルは、ナチュラルな素材や、暖かみのある色合いを使い、シンプルで落ち着いた雰囲気のインテリアスタイルを指します。ナチュラルスタイルに魅力を感じているけれど、もう少し個性的でおしゃれなインテリアにしたいと思っている人におすすめのスタイルです。

今回は、ラスティックスタイルの特徴やお部屋を作るポイント、おすすめのインテリア・グッズをご紹介します。ラスティックスタイルの魅力を知って、お部屋に取り入れてみましょう。

ラスティック(スタイル)とは

ラスティック(スタイル)とは、自然な素材の風合いや手触りを活かしたインテリアスタイルです。ラスティックという言葉には「素朴なさま」「飾り気のないさま」「布地や建材などの表面が粗いさま」という意味があります。

そのためラスティックなインテリアは、木材や石、土などの自然素材の風合いを活かし、ナチュラルでぬくもりのある空間を演出することが可能です。内装材や家具の塗装や加工は控えめにし、素材本来の色や質感を楽しむインテリアが特徴として挙げられます。

ナチュラルスタイルとカントリースタイル、ラスティックスタイルとの違い

ラスティックインテリアとは、素材本来の風合いや手触りを残して作られた、ナチュラルで素朴な空間が特徴です。そのため、同じ自然素材を使用する「ナチュラルスタイル」や「カントリースタイル」と似ていますが、それぞれに違いがあります。

ナチュラルスタイルはどんなスタイル?

「ナチュラルスタイル」は、自然素材や植物をふんだんに取り入れた、明るく爽やかな雰囲気のインテリアスタイルです。色味は、白やベージュなどの明るくやさしいトーンがベースに使われます。

カントリースタイルはどんなスタイル?

「カントリースタイル」は、田舎風の家具や雑貨を取り入れた、暖かみや可愛らしい雰囲気のインテリアスタイルです。

同じカントリースタイルでも「アメリカンカントリー」「フレンチカントリー」など、国ごとに違いがあります。使われるアイテムも変わってきますが、家庭的な雰囲気の花柄やチェック柄、赤や青などの鮮やかな色が使われているのが特徴です。

ラスティックスタイルはどんなスタイル?

ラスティックスタイルは、素材そのものの質感や味わいを活かし、落ち着きや個性を感じるインテリアスタイルです。

アイアンや石などモダンな素材も使われるため、素朴でありながら洗練された印象もあります。素材を引き立てるため、柄は無地やシンプルなものが多いです。色味は白やベージュなどをベースに、彩度の低い色、茶や黒などの落ち着いたトーンが使われます。

ラスティックスタイルの特徴

ラスティックスタイルは、素朴で暖かみを感じられるやさしいインテリアスタイルです。素朴で暖かみのある空間を作るためにいくつか特徴がありますので、具体的にご紹介します。

自然素材を使用している

ラスティックスタイルでは、内装や家具に木材や石、土などの自然素材を使用し、素朴に仕上げます。ありのままの素材の風合いや手触りを残すことで、自然と共存しているようなナチュラルさを演出するのが特徴です。

木材は、丸太や無垢材、枝など自然の形状のままで、家具や装飾、壁や床材として使われます。木材のほかにも、タイルやコンクリート、珪藻土などが内装材として相性が良いです。

さらに、カーペットやラグ、カーテンやソファなどのファブリックに、コットンや麻などの天然繊維を使用し、自然の風合いをさまざまな形で取り入れています。

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手作りされた家具や飾りがある

手作りされた家具や飾りを使うことで、ラスティックスタイルの空間に暖かみと個性を与えます。

例えば、古材を使って作ったテーブルや棚などの家具、手編みや刺繍が入ったファブリック、手作りの陶器や籐で編まれたインテリアアイテムなどです。人の手のぬくもりを感じる雑貨や飾りは、空間をやさしい雰囲気にします。長年使い込んだような色褪せて朽ちた風合いのアイテムもおすすめです。

ヴィンテージ小物や家具を取り入れている

古い家具は、ラスティックスタイルに味わいをプラスします。ヴィンテージ小物や家具を取り入れることで、空間に味わいと深みを与えるのです。

ヴィンテージ小物や家具には、ダイニングテーブルやチェア、シェルフ、古い木箱やトランク、ヴィンテージ感のある照明や雑貨、色褪せた革のソファやアイアンのカーテンレールなど、さまざまな種類があります。ヴィンテージが好きな人は、ラスティックスタイルと相性が良いでしょう。

ナチュラルで落ち着いた色味で統一している

ナチュラルなアースカラーは自然素材と相性が良く、落ち着いた色調のラスティックスタイルにぴったりです。基本的には近似した色のトーンの中で、素材で変化を作ることがポイントになります。

お部屋の面積が多い壁や床などのベースカラーは、ベージュや薄い茶色などのアースカラーを選び、カーテンや家具などのアソートカラーは、ベースカラーと馴染みの良いアイボリーやベージュなどを使いましょう。ダークカラーを取り入れるときには、柔らかい素材感で重く感じづらいものを選ぶことが重要です。アクセントカラーには、古く色褪せたデニムのブルーやグリーンなどのヴィンテージカラーをおすすめします。

空間に余白のあるレイアウトを意識している

ラスティックスタイルでは、空間の中で余白を意識してレイアウトすることが大切です。空間に余白を作ることで広々と見せられ、素材感や風合いを際立たせられます。

また、空間にゆとりを持たせることにより、自然の中にいるような開放感やリラックス感を演出できます。レイアウトのコツは、床面が広く見えるように、壁際やコーナーに家具を配置することです。壁面収納を使い、縦方向の空間も活かすことで空間をすっきり見せ、広々とした印象を作れます。

ラスティックスタイルにおすすめのインテリアやグッズ5選

ラスティックスタイルのお部屋を作るときに欠かせない、おすすめのアイテムをご紹介します。インテリアやグッズを選ぶときには、色味や質感に統一感を持たせることがポイントです。以下でご紹介するアイテムを活用して、ラスティックスタイルのお部屋を作りましょう。

木製の家具

木製の家具は、ラスティックスタイルに欠かせないアイテムです。自然のぬくもりや風合いが感じられるので、ラスティックな雰囲気を作るのに最適といえます。

木製の家具を選ぶときは、木目や色合いが美しく見える家具がおすすめです。色は、素材本来の色やアースカラー、モノトーンがおすすめといえます。形はシンプルで、飾り気のないものを選びましょう。

とくに、ダイニングテーブルは目に触れる機会も多く、直接手で触れることも多い家具です。天板は、木材の自然な風合いを活かしたものをおすすめします。

ぬくもりを感じる手作りのアイテム

ぬくもりを感じる手作りのアイテムは、ラスティックスタイルととても相性が良いです。手作りのアイテムは素朴さだけでなく、個性を演出できます。手作りのアイテムは、編み物や刺繍などの手芸品、木工や陶芸などの工芸品があるので、気に入ったものを取り入れてぬくもり感や個性を演出しましょう。

また、シーグラス、ラタン製のカゴ、手編みのブランケットも、ラスティックなインテリアに欠かせないアイテムです。飾るだけでも素敵ですが、カゴは収納アイテムとして活用でき、植物も入れて飾れます。ブランケットは、ソファにさりげなく置くだけでも、簡単におしゃれな雰囲気が作れますよ。

さらに、麻やコットンなどの自然素材は、やさしい風合いが魅力です。手作りのクッションカバーのファブリックに取り入れたり、テーブルマットやコースターとして使ったりすることで、よりナチュラルで暖かみのある雰囲気を作り出せます。

手作りのアイテムを選ぶときには、色やサイズに注意しましょう。色は、素材本来の色やアースカラー、くすんだヴィンテージカラーがおすすめです。形と合わせてサイズもさまざまな種類がありますので、空間の中で違和感がないサイズを選ぶように注意しましょう。

ヴィンテージアイテム

ヴィンテージアイテムは、ラスティックスタイルに味わいや暖かみを加えます。ヴィンテージアイテムとしてよく使用されるのは、古材風の家具や棚、アンティーク調の照明や鏡、時計などです。

古材風の家具や棚は、風合いのある木材を使用して、使い込まれたような雰囲気を出せます。またアンティーク調のランプや鏡、時計は、時代を感じさせるレトロなデザインや錆びた質感のものを選ぶことで、ラスティックスタイルとマッチします。

ヴィンテージアイテムは、アンティークショップや蚤の市などで購入できますが、新品の商品でもアンティーク風にエイジング加工されている商品もあり、気軽に取り入れることが可能です。また、手持ちの家具をDIYでリメイクすることにより、オリジナルな雰囲気を作れます。

観葉植物やドライフラワー

観葉植物やドライフラワーは、ラスティックなインテリアに限らず、さまざまなインテリアスタイルに取り入れられています。ラスティックスタイルにおいても、ナチュラル感を演出するために欠かせないアイテムです。観葉植物やドライフラワーを取り入れることで、より暖かみや落ち着いた雰囲気を演出できます。

観葉植物は、リビングやダイニング、キッチンなどの空間に置くことで、植物のグリーンが自然な癒やしをもたらしてくれます。また、ラスティックスタイルには、枯れたような風合いのドライフラワーが最適です。ドライフラワーは、水やりの必要もないので、気軽に取り入れられます。花瓶やカゴに入れて、飾ることも可能です。

自然素材やレトロな雰囲気の照明

ラスティックのようなくつろぎが大切なインテリアでは、照明も欠かせないアイテムです。

ラスティックスタイルでは、自然素材やレトロな雰囲気のシェードやランプをおすすめします。自然素材を使用した木製や鉄製のペンダントライト、裸電球などがラスティックスタイルと相性が良いです。

ダイニングでは、テーブルの上にペンダントライトを取り入れてみましょう。ペンダントライトは天井から吊るす照明のため、目に入りやすく、空間のアクセントになります。ラスティックスタイルと相性が良い自然素材の照明器具や、モダンなデザインの照明を取り入れることで、よりラスティックな雰囲気が作りやすくなりますよ。

寝室では、フロアランプやブラケットライトに自然素材の味わいを加えることで、より落ち着いた雰囲気になり、快眠をサポートしてくれるでしょう。

賃貸でもできるラスティックスタイルなお部屋の作り方

賃貸のように大がかりな変更がしづらい部屋でも、ラスティックスタイルのお部屋を作ることが可能です。変更がしやすい家具、カーテン、カーペット、ラグ、グリーンなどの小物にラスティックスタイルを取り入れることで、手軽にラスティックな雰囲気を楽しめますよ。

ここでは、賃貸でもできるスティックスタイルなお部屋の作り方についてレクチャーします。

素朴な印象のデザインや自然素材をインテリアに取り入れる

ラスティックインテリアでは、素朴な印象のデザイン、自然素材を取り入れることがポイントです。取り入れ方を具体的にご紹介していきます。

家具で取り入れる

家具で取り入れる場合、木製やアイアン、レザーなどの素材を使った素朴な印象のデザインがおすすめです。アイアンの脚に、古びた風合いの革のソファやチェア、天然木の風合いを活かした無垢材のテーブル、古材の棚など、家具の素材に自然素材を取り入れることで、部屋全体に統一感が生まれ、自然な雰囲気を作れます。

ラグで取り入れる

ラグに自然素材を取り入れると、よりナチュラルな空間を作ることが可能です。ウールや麻、コットン、ジュートなどの天然素材を使用することにより、自然な雰囲気を演出し、豊かな風合いを出します。デザインは、無地やストライプ、チェックなどのシンプルな柄がおすすめです。

内装に取り入れる

床や壁は、空間の中でも多くの面積を占めます。自然な雰囲気を演出するために、ナチュラルな色味の自然素材を取り入れるとより効果的です。木や石、コンクリートなど、そのままの素材感を活かしたものや素朴な印象のデザインを取り入れましょう。

とくに床材は部屋の印象に大きく影響するので、色や素材、質感にこだわることが重要です。フローリングは木材を使用しているので、暖かみのある空間を演出します。無垢材のように木目や節が見える床材であれば、より素朴な雰囲気を作ることが可能です。

本物の自然素材、タイルや石材を取り入れるのが難しい場合は、質感が本物に近い木調やタイル調、コンクリート調の壁紙をアクセントクロスで取り入れてみるのも良いでしょう。

ディスプレイに取り入れる

インテリアアクセサリーにも、素朴な自然素材を取り入れてディスプレイすることで、部屋全体のコーディネートにまとまりが出て、自然な印象を演出できます。例えば、石や木、アイアンを使った置物やキャンドルホルダー、手作り感のあるカゴや小物、陶器や工芸品などをディスプレイに取り入れると良いでしょう。

雑貨や小物をディスプレイする場合、出窓はとても有効なスペースです。出窓には、ドライフラワーやグリーン、流木などの自然を感じられるものと合わせて雑貨や小物を飾ると、より自然な雰囲気になります。飾るときのポイントは、ラスティックスタイルに合う小物で統一してディスプレイをすることです。お部屋の雰囲気に合うだけでなく、おしゃれな印象を作れます。

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手作りのアイテムでぬくもりと個性を演出する

ラスティックなインテリアを作るにあたって、手作りのアイテムを取り入れることで、ぬくもりと個性を演出することが可能です。ラスティックスタイルは、ありのままの素材の風合いや手触りを残して作られたインテリアスタイルなので、加工が少ない点も手作りやDIYに向いています。

古材や木の枝など入手しやすい材料を使えば、簡単に手作りで自然な雰囲気を作れます。例えば、木製のフレームやボード、ランプシェードやコースターなどは、手作りに向いているアイテムです。

とくに、コースターは手作りしやすいアイテムですので、木や麻、コットンなど身近な自然素材で作ってみましょう。コースターを作るときには、食器やカップとの色合わせを考えたり、季節に合わせて柄や素材を変えてみたりすると、季節感も出て楽しめます。

手編みのブランケットや手作りのクッションカバーも、ラスティックスタイルと相性が良く、ぬくもりとやさしさが感じられるアイテムです。手編みのブランケットやクッションカバーを取り入れる際には、アースカラーでまとめて統一感を持たせると良いでしょう。またアクセントとして、アイボリーとこげ茶など同系色の明度差でコントラストをつけた組み合わせもおすすめです。

ラスティックスタイルでは、陶器を取り入れた例もよく見られます。陶器を飾るときは1点だけでなく、ナチュラルカラーで統一した陶器を複数飾るのもおすすめです。また、陶器のプランターに植物を入れて飾ったり、陶器製のペンダントランプを使ったりしても、手作り感を演出できます。自分で手作りした陶器を飾ったり、使用したりするのも素敵です。

また、木の枝を使って、カゴを吊るして飾るのも良いでしょう。木の枝は、壁に固定されたフックにかけたり、ヒモや針金を使って吊るしたりする方法があります。しっかり取り付けられれば、軽いものの収納に活用することが可能です。

アースカラーやエクリュカラー(生成り色)を取り入れる 

ラスティックなインテリアでは、アースカラーやエクリュカラー(生成り色)を取り入れることにより、自然の暖かみや素朴さを演出できます。麻やコットンの生成り色はナチュラルでやさしい印象を与え、木やタイルなどの自然素材との相性も良いため、ラスティックスタイルにぴったりな色です。とくに、カーテンやソファなど大きな面積に使われるものに取り入れると、部屋全体の雰囲気をソフトにまとめられます。

また、白やベージュなどの明るい色は、古い木材や石、タイルなどの重厚な素材とも相性が良く、清潔感や開放感を出すことが可能です。反対に暗い色を多くしてしまうと、ラスティックスタイルのナチュラルな雰囲気から離れてしまうので、注意しましょう。

いくつかの植物を取り入れてナチュラルな雰囲気を作る

観葉植物やドライフラワーを飾ったり、ハーブなどをバルコニーに置いたりするなど、いくつかの植物を取り入れることで、よりナチュラルな雰囲気を作れます。

ラスティックスタイルには、観葉植物や野草、ドライフラワーなどがおすすめです。鮮やかな花を飾るよりも、植物の緑や色味を抑えたドライフラワーが適しています。また、落ち着いた自然色の陶器製の鉢に入れ替えると、見た目も良くなりますよ。

ある程度の大きさがある植物は、空間に馴染むような場所に置くと良いでしょう。サイズに注意し、高さやボリューム感を調整することも大切なポイントです。飾り方も、出窓に飾る、吊るすなど、お部屋の中でさまざまな飾り方ができます。吊るして飾る場合は、適切な場所と固定方法を選びましょう。

植物を取り入れるときのおすすめのポイントは、無理なく管理できる植物を選ぶことです。水やりのタイミングや方法を確認し、健やかに育てましょう。バルコニーや出窓など、風通しが良く、自然光が入りやすい場所に置く必要があります。

バルコニーや出窓は、お部屋の中からも見える場所にあるため、グリーンをアクセントとしてポイントで飾ることがおすすめです。スペースが取れない場合は、小さな鉢を並べたり、グリーンを吊るしたりするなど、場所を取らずに飾る方法もあります。また、高さや色味を変えてグリーンを配置することで、より立体感のある飾り方をすることが可能です。

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ヴィンテージ調のインテリアをお部屋のアクセントとして取り入れる

自然で素朴な雰囲気を持つラスティックインテリアには、古びた風合いやヴィンテージ感のあるアイテムを取り入れたインテリアが合います。 ヴィンテージ感のあるアイテムは、古くて味のあるものや、エイジング加工されたものなどです。経年変化が感じられる家具や雑貨、DIY品など、ヴィンテージ調のインテリアを取り入れることにより、自然と歴史が融合したおしゃれで素朴な空間を作れます。

ラスティックインテリアに合うヴィンテージ感のあるアイテムは、古材やアイアン、真鍮などを使った家具や雑貨、タイル調やコンクリート調の壁紙やフローリング、アイアン素材を取り入れた古材のテーブルや照明器具などです。これらのアイテムを組み合わせることで、素朴で味わい深いラスティックスタイルの空間に仕上がります。

ラスティックスタイルにヴィンテージ調のインテリアを取り入れると、部屋に深みや味わいを与えるとともに、個性やこだわりも表現できるため、トレンドに左右されないスタイルになります。またラスティックスタイルは、経年変化も楽しめるスタイルなので、質の良い丈夫なインテリアを選べば、より長く愛着を持って家具を使えるでしょう。

お部屋内の暖かみを照明で演出する

ラスティックインテリアでは、お部屋内の暖かみを照明で演出することが大切です。柔らかく暖かみのある色の照明を選べば、心地よい空間を演出します。全体を明るくするのではなく、必要なところを明るくすることで、よりリラックスすることが可能です。

必要なところだけを明るくするために、主照明は調光機能付きの照明器具を選ぶと良いでしょう。調光することによって、シーンに応じて必要な明るさにできます。

また、フロアライトやブラケットなどで壁を照らせば、奥行き感や素材感が出て、空間に広がりや深みを出すことが可能です。さらに、壁に反射した間接光は、ふわっと柔らかい光で空間を包みます。

照明器具はモダンなデザインと組み合わせると、洗練された雰囲気になるのが魅力です。粗めに編んだラタンのペンダントや鉄製のランプであれば、よりラスティックな印象になります。お部屋の内装や作りたいイメージに合わせて全体のバランスを考えて、照明のデザインを選びましょう。

ラスティックスタイルなお部屋を実際に作ってみよう

ラスティックスタイルは、自然の美しさを取り入れた暖かみとアンティーク感が魅力のインテリアスタイルです。自然素材や植物を使うことで、居心地の良いお部屋を作れます。

また、ラスティックスタイルのお部屋は、日常の喧騒から離れてリラックスできる空間です。仕事の後や休日に家でのんびりくつろいで過ごしたい人や、自然と調和した暮らしに憧れがある人にもぴったりのスタイルでしょう。ラスティックスタイルを取り入れて、自分だけのリラックス空間を作ってみませんか。