手作りカーテンタッセルで窓際をオシャレに。簡単可愛いカーテンタッセルの作り方

目次

カーテンとセットで必ず使うカーテンタッセルは、カーテンを留めるのに必要不可欠なアイテムです。このカーテンタッセルを少し変えてみるだけで、窓際の雰囲気がもっと素敵に変わります。「お部屋のインテリアを手軽にもっと楽しみたい」「自分好みのインテリアにこだわりたい」という方に、とてもおすすめなお部屋のイメージチェンジ方法です。

自分好みのカーテンタッセルを探すのも良いですが、実は簡単にお部屋の雰囲気に合ったオリジナルカーテンタッセルを手作りできます。そこで今回は、100均の材料などを使った簡単可愛いカーテンタッセルの作り方をいくつか紹介します。ハンドメイドのオリジナルカーテンタッセルで、窓際インテリアをもっと楽しんでみてはいかがでしょうか?

カーテンタッセルとは?

カーテンタッセルとは、カーテンを留めるために使う留め具です。タッセルの語源は、ラテン語で留めるものという意味のTassauに由来していると言われています。インテリア用語では、開いたカーテンを束ねるときに使うもののことを指します。

カーテンタッセルの種類

カーテンタッセルには、いくつかの種類があります。ご使用のカーテンに合ったもの、目指したいインテリアにぴったりなものを選びましょう。

共布タッセル

カーテンと同じ生地、素材で作られているものを共布タッセルと言います。カーテン購入時に最初から付属していることが多く、カーテンと同じ生地で作られているため、一体感が出やすいです。カーテンと良くなじむのが特徴で、もっとも一般的なカーテンタッセルとも言えます。

ロープタイプ

布ではなく、組紐やロープでできているタイプです。カーテンフックにひもを引っ掛け、巻きつけてカーテンをまとめます。フリンジやふさなどの装飾品が一緒に使われていることが多く、装飾次第で可愛らしい雰囲気や上品な雰囲気、ゴージャスな雰囲気のお部屋に仕上げることが可能です。

簡単にお部屋の雰囲気を変えられるため、カーテンのワンポイントアクセントとして使用できます。

マグネットタイプ

マグネットタイプは、ひもの先端にマグネットがついているので、輪にして留められるカーテンタッセルです。薄手のカーテンであれば、マグネット同士でカーテンを挟んで、カーテンをまとめる以外の目的でも使用できます。カーテン全体をまとめるだけでなく、少しだけカーテンの裾を上げるなど、個性的な留め方をすることも可能です。

ただし、マグネットで留めるので、あまり分厚いカーテンには向いていません。

クリップタイプ

大きなクリップで留めるタイプのカーテンタッセルです。シンプルに挟むだけなので使いやすいですが、こちらもマグネットタイプ同様に、分厚いカーテンは挟めません。薄いカーテンや小さな小窓のカーテンに向いています。

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ビーズで作るカーテンタッセルの作り方

お好みのビーズをひもや糸に通して作る、カーテンタッセルの作り方です。カラフルなビーズにすればポップな子ども部屋に、ウッドビーズにすればナチュラルテイストのお部屋にもよく合います。お気に入りのビーズで作ってみましょう。

必要な材料と道具

ビーズでカーテンタッセルを作る際に必要な材料と道具は、以下のとおりです。

<必要な材料と道具>

・皮ひも

・お好みのビーズ

・セロハンテープ

・はさみ

作り方

皮ひもをカーテンに合わせて、ちょうど良い長さにカットします。ビーズが通りやすいように皮ひもの先端にセロハンテープを巻き、先を尖らせます。

ビーズを通していきます。

両端に輪を作って完成です。

今回はウッドビーズを使って作りましたが、キラキラビーズや大きめのビーズなど、いろいろな素材で試してみてください。皮ひもは、テグスや強度のある糸でも大丈夫です。

マグネットと造花で作る華やかカーテンタッセルの作り方

リボンの両端にマグネットを仕込んで、磁石のくっつく力で留めるタイプのカーテンタッセルの作り方です。マグネット部分に造花をあしらって、華やかな雰囲気に仕上げます。

マグネットはリボンの間に挟みやすいように、薄くて強度の強いものを使用します。材料は100均で、簡単に手に入れることが可能です。

必要な材料と道具

マグネットと造花で作るカーテンタッセルには、以下の材料と道具が必要です。

<必要な材料と道具>

・マグネット

・お好みの造花

・お好みのリボン

・グルーガン

・はさみ

作り方

カーテンに合わせて、ちょうど良い長さにリボンをカットします。リボンの両端にマグネットを仕込み、グルーガンで留めます。マグネットのS極とN極の向きに注意しましょう。

きちんと輪になるように、マグネットがくっつくかを確認します。

お好みの造花をグルーガンで留めます。

完成です。

ウッドリングで作るナチュラルテイストのカーテンタッセルの作り方

100均のウッドリングを皮ひもでつなげるだけの、簡単カーテンタッセルの作り方です。ロープタイプとは一味違った、存在感のあるカーテンタッセルを作れます。

必要な材料と道具

ウッドリングで作るカーテンタッセルには、以下の材料と道具が必要です。

<必要な材料と道具>

・ウッドリング

・お好みのひも(皮ひも、麻ひもなどお好みの素材)

・はさみ

作り方

100均のウッドリングを、お好みのひもや皮ひもでつなげていきます。

両端に引っ掛けるための輪を作れば完成です。両端の輪の長さは、カーテンに合わせて長くしたり、短くしたり調整してみましょう。

ロープと100均サンキャッチャーを使ったキラキラカーテンタッセルの作り方

結んで留めるロープタイプのカーテンタッセルのトップに、サンキャッチャーなどの大きめビーズをぶら下げた、可愛らしいカーテンタッセルの作り方です。サンキャッチャーやロープ、組紐は100均で手に入ります。

必要な材料と道具

ロープとサンキャッチャーを使ったカーテンタッセルには、以下の材料と道具が必要です。

<必要な材料と道具>

・ロープ(組紐)

・サンキャッチャー 2個

・はさみ

・必要に応じてグルーガンやボンド

作り方

ロープをカーテンに合わせて、ちょうど良い長さにカットします。サンキャッチャーのトップについている大きなビーズを外し、ロープの両先端に一緒にくくり付けてください。

余分な糸をカットします。結びつけるだけでは落ちそうであれば、グルーガンやボンドで結び目をしっかりと留めておきましょう。

サンキャッチャーの種類によっては、先に丸カンなどの金具がついている場合もあります。その場合は金具をうまく利用して、糸などで丸カンとロープをしっかり結ぶことも可能です。

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ハンドメイド作家の私が教える、少しのひと手間でオシャレになるカーテンタッセルのアイデア術

カーテンタッセルは、少し手間を加えるだけでよりオシャレなものになります。ここでは、ハンドメイド作家である私が、カーテンタッセルをオシャレに作るアイデアをご紹介します。

お部屋の雰囲気やテイストに合わせる

実現したいインテリアに合わせたカーテンタッセルを使って、オシャレなお部屋作りを楽しんでみましょう。カーテンタッセルを変えるだけで、窓際の雰囲気だけでなく、お部屋全体の雰囲気も変えられます。

ガーリーな雰囲気のお部屋には、お花をあしらったものやキラキラビーズのものを使って、思いっきり可愛らしくしてみるのも良いでしょう。クールなお部屋には、黒っぽいビーズや寒色系のロープで作ったもの、ナチュラルな雰囲気のお部屋には、ウッドリングやビーズ、麻ひもや皮ひもなどの自然素材がよく合います。

お部屋の色や雰囲気、テイストなど、目指したいインテリアにあわせて素材や色を選び、オリジナルカーテンタッセルを手作りしてみましょう。

自分好みのものを自由に使って作る

カーテンタッセルという概念にとらわれず、自分好みのものを自由に使ってみても良いでしょう。子どもの好きなキャラクターを装飾としてカーテンタッセルにつけてみたり、グリーンガーランドやお気に入りのスカーフ、リボンなどをカーテンタッセル代わりに巻いてみたりしても、個性的で素敵です。

少し前までは、カーテンとセットでついてくる共布のカーテンタッセルが主流でした。インテリアの一部として手作りして楽しむことにより、個性が輝く世界で一つだけのオリジナルの窓際空間を自分で作れます。

カーテンタッセルを掛けるふさかけにもこだわってみよう

カーテンタッセルを引っ掛ける部分をふさかけと呼びます。カーテンタッセルだけでなく、ふさかけもオシャレで可愛いものに替えてみるのもおすすめです。わが家では、100均や雑貨屋さんの可愛いフックをふさかけ代わりに使っています。しっかりとカーテンタッセルが引っ掛けられる形のものを選ぶことがポイントです。

カーテンタッセルを作ってみよう

カーテンタッセルを変えるだけで、簡単に窓辺を可愛く、お部屋をイメージチェンジできます。今回は、いくつかのカーテンタッセルの作り方を紹介しましたので、お気に入りのカーテンタッセルがあれば、ぜひ試してみてください。

お好みの素材で、世界で一つだけの素敵なオリジナルカーテンタッセルを作り、もっとインテリアを楽しんでみましょう!