ゴミ袋にはさまざまなサイズや種類があり、ストックしておくのは意外と大変です。「引き出しにそのまま入れていて、ごちゃごちゃになって取り出しにくい…」といったお悩みはありませんか?
今回は、ゴミ袋収納のポイントや100均などでお手軽に収納するアイデア、おすすめの収納グッズを紹介します。ゴミ自体を減らすこともゴミ袋の節約につながるので、知っておくと得する節約術などもぜひ参考にしてみてください。
効率的なゴミ袋の収納のポイント
まずは、使いやすさを重視する際のゴミ袋の収納のポイントを紹介します。
ゴミ箱近くに収納する
ゴミ袋をゴミ箱の近くに収納しておくと、探して持ってくる手間が省けて時短になります。
ゴミ箱の側面にフックやホルダーで収納したり、ゴミ箱の底にゴミ袋を入れておくという究極の近さで収納したりする方法もあります。ゴミ袋を使う機会の多いキッチンに、まとめて収納する方法も便利です。
サイズ・種類別に収納する
ゴミ袋は、ゴミの量やゴミ箱の大きさによって、サイズや種類を使い分けしている方が大半でしょう。
・大きめのゴミ箱用(45Lなど)
・普通のゴミ箱用(レジ袋サイズ)
・小さなビニール袋 など
私が使っているゴミ袋も、大まかに分けて3種類です。それらのゴミ袋をサイズや種類に合った収納にすることで、使いやすい・探しやすいというメリットが生まれます。
取り出しやすい収納方法を取り入れる
買ってきたゴミ袋をそのままの状態で使うのは、取り出しにくさを感じませんか?多少の手間をプラスして、取り出しやすさを優先することにより、ストレスなくゴミ袋を使うことが可能です。
例えば、以下の方法が挙げられます。
・収納方法を工夫する
・収納グッズに入れ替える
・つっぱり棒など使えそうなアイテムを使う
これらの方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
入れ替えしやすい収納方法を取り入れる
いくら見た目が良かったり取り出しやすかったりしても、ゴミ袋の入れ替えがしづらい収納だとだんだん面倒になり、続かないことがあります。収納方法は、入れるだけ・掛けるだけなど、入れ替えがしやすいシンプルな収納方法を選ぶのがおすすめです。
【場所別】ゴミ袋をスッキリ収納するアイデア12選と注意点
今すぐにできる、無料または100均などのアイテムを使ったゴミ袋の収納アイデアを、場所別に紹介していきます。注意点もまとめていますので、参考にしてみてください。
場所を問わず活用できるゴミ袋収納アイデア
まずは、場所を問わず、どこにでも活用できる収納アイデアです。
折りたたんで収納する
折りたたむのは主にレジ袋です。使用済みでありながらも、まだきれいで使えるレジ袋を折りたたんで収納します。折り方は、三角折りや四角折りなどです。いちいち畳むのは面倒だと感じるかもしれませんが、大きさがコンパクトになるので、ボックスなどに数多く収納できます。
つっぱり棒で吊るして収納する
つっぱり棒なら、つっぱれる場所さえあればどこでも設置が可能です。空間を利用できるという点で、ほかの物の邪魔をしません。つっぱり棒の長さによっては、45Lのゴミ袋でも吊るせます。入れ替え時も非常にスムーズで楽です。
2本設置し、1本は押さえるための棒にすると、1枚ずつ取り出しやすくなりますよ。
ボックスやカゴに収納する
一見、ゴミ袋が収納されているとはわからないので、インテリアを損なわずに見た目がスッキリとした印象になります。おうちにあるボックスやカゴを使えばお金もかかりません。
ファイルボックスとハンキングホルダーを使って収納する
SNSで話題となった、ファイルボックスにハンキングホルダーを使ってゴミ袋を収納する方法です。ハンキングホルダーに引っ掛けて数種類のゴミ袋が収納できるので、便利で取り出しやすいと人気を集めています。
キッチンのゴミ袋収納アイデア
とくに、ゴミ袋を必要とするキッチンでのゴミ袋収納アイデアです。
キッチンの扉に取り付けられるフックに掛ける
簡単にシンク下などの扉に取り付けられるフックに、ゴミ袋を掛けて収納します。100均のものですが、フックのサイズさえ合えば、扉以外の場所にも取り付けすることが可能です。
私も、キッチンラックに掛けて使っていた経験があります。
キッチンラックにS字フックでバスケットを掛けて収納する
キッチンラックに100均のS字フックとバスケットを取り付けて、ゴミ袋を収納する方法です。ラックはフックなどを掛けやすくなっているため、使えるところを有効活用しましょう。
キッチンの食器棚などの引き出しに収納する
ゴミ袋を広げて、引き出しにそのまま収納する方法です。引き出しに余裕があるなら、広く使ってもいいかもしれません。
また、引き出し内をきれいに整えられるケースを利用すると、省スペースでさまざまな種類のゴミ袋を収納できます。
洗面・脱衣所のゴミ袋収納アイデア
洗面所・脱衣所にゴミ袋を収納するアイデアです。
洗面台下に設置できるファイルボックスやゴミ袋用ケースに収納する
洗面台下なら、スリムなファイルボックスやゴミ袋収納ケースを使うと、省スペースで収納できて見た目もスッキリします。
洗面台下の扉裏に取り付けられるワイヤーネットに収納する
洗面台下の扉の裏に、フックを取り付けてワイヤーネットを吊り下げます。ワイヤーネットにケースを引っ掛けて、ゴミ袋などを収納することが可能です。
100均でも購入できるワイヤーネットですが、扉裏のサイズをしっかり測ってから選びましょう。
リビングルームのゴミ袋収納アイデア
リビングでは、あまり生活感が出ないようなゴミ袋収納にするのがおすすめです。
吊り下げタイプのゴミ袋収納
レジ袋のストックにも使われる、吊り下げられる袋タイプの収納は、下から引き出せて便利です。おしゃれなものを選ぶと、リビングに掛けていても違和感がありません。
見えない場所にフックで収納
棚の横にフックで収納するアイデアです。死角になっている場所なら、ゴミ袋を収納しているとは気づかれません。
子ども部屋や書斎、趣味部屋のゴミ袋収納アイデア
子ども部屋や書斎でも、ゴミ袋とは気づかれないような収納にするのがおすすめです。
ハンガーやホルダーに吊るして収納する
クローゼット内に、ゴミ袋をハンガーまたはホルダーで吊るして収納する方法です。ハンガーだと1種類のゴミ袋しか掛けられませんが、ホルダーなら数種類のゴミ袋を収納できます。クローゼットを閉じれば、見えなくなるというメリットがあります。
ゴミ袋収納がより便利になるグッズ5選
ゴミ袋収納がより便利になる、おすすめのグッズを集めました。
ゴミ袋スタンド
ゴミ袋を数種類掛けられるので、サイズ違いのゴミ袋でも効率よく使えるスタンドです。コンパクトで、シンク下やコンロ下にも置けます。
ゴミ袋ホルダー
シンク下の扉など、デッドスペースにゴミ袋を収納できるホルダーです。こちらも数種類のゴミ袋を掛けられます。
ゴミ袋フック
ゴミ袋をキッチンの扉にぶら下げるフックです。そのままゴミを捨てる袋にしても良く、収納にも使えます。
吊るすタイプのゴミ袋ストッカー
吊り下げられる場所があれば、どこにでも設置できます。布などの柔らかい素材のものが多いため、意外とたくさん入るのが特徴です。100均でも、おしゃれなストッカーが多く販売されています。
引き出し用ゴミ袋ケース
引き出しに、スマートにゴミ袋を収納できるグッズです。コンパクトで、見た目もスッキリします。
ゴミ袋を無駄なく使うための節約ポイント
ここまでゴミ袋の収納アイデアや収納グッズを紹介してきましたが、現在ではレジ袋が有料になり、節約を意識する方も多くなりました。買ったゴミ袋ができる限り無駄にならないよう、ゴミ袋を節約できるポイントをお伝えします。
適切なゴミ袋のサイズを選ぶ
ゴミ袋は、サイズによって値段が変わります。例えば、100均で販売されている手さげポリ袋は、同じ100円でもMサイズが25枚入り、Lサイズが20枚入りです。
面倒だからといって45Lの大きなゴミ袋だけを使うより、ゴミの量によってサイズの違うゴミ袋を使い分けた方が、長い目で見ると節約になります。
ゴミ袋を再利用する
お店でもらうレジ袋や紙袋は、まだ使える状態なら再利用していきましょう。
私が住んでいる地域では、リサイクルできる紙ゴミは紙袋で捨てることになっているので、多少汚れてしまっている紙袋は紙ゴミ入れとして再利用しています。
ゴミ袋をしっかり縛る/小さく縮める
ゴミ自体を小さくすることで、ゴミ袋により多くゴミを入れられ、ゴミ袋の節約につながります。
・商品が入っていた袋を小さくなるように縛る
・箱は広げて畳む
・紙ごみは小さく切る など
できるだけ、コンパクトになるようにしてみましょう。
ゴミを減らす工夫を行う
そもそもゴミ自体を減らすことで、ゴミ袋の節約につながります。
例えば、
・ペットボトルをなるべく買わず水筒を持つ
・シャンプーなどは詰め替え用を買う
・ラップを使わないよう蓋付きの容器を使う
・トレイや牛乳パックはスーパーのリサイクルボックスに出す など
以上のことを、できることから少しずつでも意識していくことが大切です。
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ゴミ袋の収納方法を工夫しよう!
今回は、100均などで気軽にできるゴミ袋の収納アイデアや便利な収納グッズとゴミ袋の節約方法を紹介しました。
ごちゃつきがちなゴミ袋を上手に収納して、見た目もスッキリ整頓させましょう。できる限りゴミの量も減らして、ゴミ袋の節約にも取り組んでいきたいですね。