段ボールを使って工作を楽しもう!夏休みの宿題から大人が使える実用的なアイテムまで

目次

通販で商品を購入したり、お水をまとめ買いした際に、必ずといっていいほど手に入る段ボール。しかし、使い道が見つからず場所も取るため、多くの場合はそのままゴミとして捨てられてしまいます。

しかし、少し工夫を加えるだけで、本来なら捨てられてしまう段ボールが、日々の暮らしをちょっぴり便利にしてくれるアイテムへと生まれ変わるのです。

そこで今回は、段ボールを使った工作アイデアをご紹介します。夏休みにお子さんと一緒に楽しめる工作から、日常生活で役立つ便利グッズまで、幅広く紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

段ボール工作で使用する主な道具

段ボールは厚手のちょっと丈夫な紙素材です。家庭にあるハサミやカッターなどで加工ができる魅力的な材料ですが、使う道具のツボを押さえておくと工作がもっと楽しくなりますよ。

準備しておきたい基本ツール

段ボール工作時の加工でそろえておきたい道具は以下のものです。

・はさみ

・カッター

・A3サイズ程度のカッターマット

・金属製の定規

・テープ類

・木工用ボンド

このほか作りたいものに合わせていくつか材料を用意しますが、輪ゴムやストローをはじめ、折り紙や絵の具など、100円ショップで揃えられるようなものでいろんなものを作って楽しめます。

あると便利!工作がはかどる道具たち

ハサミは、刃がカーブしていて軽い力でカットできるタイプのものを私は長く使っています。なんといっても指が痛くなりにくく、疲れにくいのです。段ボールはもちろん、薄いプラ板や、竹串など、ちょっと力を入れないと切りにくいものでも簡単に切ることができます。

定規はプラスチック製のものは、カッターの刃が当たると削り取ってしまうことがあるので、金属製のものを用意しましょう。プラ製の定規でも、金属が入っているタイプのものは安心です。

さらに定規は少し幅広で裏に滑り止めがついているものだと、安定して抑えることができます。特にお子さんがカッターを使う場合は、滑り止め付きの定規を使うことで安定感が増しますよ。

段ボール工作で一番気を遣う道具は、カッター類です。切れない刃物はよからぬ方向へ力が入って危ないです。古い刃は折って新しい刃の状態にして使うことを心がけてください。折った刃は、テープでとめて入れ物へ入れてきちんと管理しましょう。

カッターは、段ボールを大きくカットしたいときはダイヤル式でしっかり固定できるものを選んでください。簡単なカットの場合は細身のものを選びます。

左が通常のカッターで、右がアートナイフです。アートナイフは基本的に薄い紙を切るものですが、鉛筆を持つようにして使うものなので、刃が滑って指を切る心配があまりありません。切れ味が抜群にいいので、小さな切り込みを入れたい時に安定して使えます。角やカーブなどを綺麗な切り口にしたい時にも便利ですよ。

また、のこぎりのようにザクザクとカットできる「段ボールカッター」も便利です。切り口が綺麗にきれるわけではありませんが、大きすぎる材料を小分けにする用途で使うには十分です。100円ショップでも購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

飾りつけアイテム:接着や塗装はどうする?

接着は、用途に合わせて道具を使い分けています。簡易的に接着を済ませたいおもちゃは、コピー用紙にサインペンでイラストを描いてノリやテープで貼って終了させます。この場合の接着は、テープのりや両面テープが便利ですよ。

少し長めに使いたいものの接着は、ボンドの他にガムテープで補強を組み合わせることもあります。よくある茶色のガムテームでもいいのですが、白い養生テープの方が粘着力が強めで目立ちにくいため、おすすめです。

その上に包装紙を張り付けたり、粘着のり付きのリメイクシートを貼って仕上げると見た目の違和感が少なくなります。

塗装に関しては、アクリル絵の具やペンキで塗るという方法もありますが、意外とお金や乾燥時間もかかりますし、きれいに仕上げるには知識も必要です。

大学生の時、段ボールを使ってかなり丈夫に仕上げた遊具にスプレーで塗装したこともありましたが、あまり大きくて丈夫なものを作ってしまうと捨てる時の処理に困ります。状況に合わせた塗装の仕方を選んでください。

段ボールを上手に切る方法

段ボールのカットは、とにかく向きに注意してください。縦と横で折れやすさの強度が違います。また、断面を見せたい場合も材料の取り方に気をつけたいポイントです。

きれいに仕上げるためのコツ

きれいに仕上げるには、まずしっかりとした計測を行いましょう。切る場所の目印をあらかじめつけておくことが大切です。

直線は金属製の定規を使い、刃を定規に沿わせながら動かします。渾身の力を込めて一度に切り落とすのではなく、数回にわたってカッターの刃を入れ、少しずつ切れ込みを入れて切り落とすと切り口がきれいに仕上がります。

また、メモリ付きのカッターマットを使うと作業効率がアップします。切り傷を防ぐだけでなく、手早くきれいな直角が作れるので持っていると便利ですよ。

カッターとハサミ、どっちがいい?

使う道具は、仕上がりのイメージとカットの面積で決めてください。切り口をきれいに見せるならカッターで、大きくカットする場合もカッターを使うほうが早いです。

使うのが小さなお子さんの場合は、カッターよりもハサミのほうが安心。ただし、ハサミ一本で大きな面積をカットするのは大変ですし、時間もかかります。大きい面積はカッター、細かい部分はハサミ…といった具合に道具を使い分けられるよう、両方準備しておくのが無難でしょう。

曲線や細かい部分をきれいに切るテクニック

角部分をきれいに残したい場合、角から刃を入れてしまうと角がつぶれてしまうので避けましょう。手前側に角が向くように段ボールを設置し、カッターは手前の角に向けて切れ込みを入れるように動かすのがおすすめです。

円などの曲線をカットするときは、カッターの位置はなるべく固定した状態をキープするのがコツです。段ボール側を回転させるようにしながら、少しずつカットします。

サークルカッターという道具もあるのですが、厚地の段ボールで使うには力加減の入れ方に少々慣れが必要です。よく切れる細めのカッターを使う方が、結果的にうまく切れる確率が高いので、面倒でも少しずつ切れ込みをいれて頑張ってカットしてください。

段ボール工作を楽しむ上での注意点

段ボールは手軽に手に入れやすいところが魅力的ですが、注意点もあります。

作業前に気をつけたい安全ポイント

作業全体に言えることですが、刃物を使うため十分に注意しながら作業を進めてください。

またダンボールのカットにはカッターを使います。カットの際にうっかり床を傷つけてしまわないよう、敷板やカッターマットを使いましょう。

塗装を行う際は、使用する道具にもよりますが基本的に換気を忘れずに行ってくださいね。

使ってはいけない段ボールがある?!

時には無料で手に入れることもできる段ボールですが、梱包に使われていた段ボールは保管場所によっては汚れや虫がついていることがあります。よく確認してから使用を決めてください。

また、濡れてしまっている段ボールも加工には向きません。段ボールは水にとても弱い材料です。湿度が高い状態が続くとふやけますし、カビも生えます。一度濡れた段ボールは乾燥させることでなんとなく形は戻りますが、質感と強度は急激に落ちます。保管場所は湿度のこもらない場所を選びましょう。

子どもと作業する場合のポイントと大人の見守り方

工作は道具の使い方を覚えるチャンスです。子どもと一緒に作業するときは、「危ないから使わせない」のではなく、ぜひ正しい使い方を根気強く丁寧に教えてあげてください。

汚れてもいいように作業前に養生したり、事前に道具を揃えておくことも大事です。また、切れにくい刃物ほど力の入れ方が難しいので、きれいに切れるハサミやカッターを用意することも忘れずに。

もし子どもがカッターやはさみを使うときは、刃を大きく動かさなくても大丈夫な手元で完結できる作業から始めてみましょう。線をなぞるように切る練習をしてみるのもいいですね。

工作の作業分担は細かく分けて、いろんな作業を試行錯誤しながらお互いにやってみましょう。慣れない作業の連続で完成までに時間がかかってしまうかもしれませんが、意外と大人も学ぶ点が多く、⁠かけがえのない時間を過ごすことができますよ。

ぜひ、子どもと一緒に楽しい時間を過ごしてください。

夏休みの工作に!子どもと楽しめる段ボール工作

段ボールの切り方などを学んだところで、次は子どもと一緒に作りやすい工作を紹介していきましょう。

動く仕掛けのある工作アイデア

動くおもちゃ系は、作っている時のワクワクとできあがった後に遊べるという2度楽しめる工作です。ゲーム感覚で楽しんでみましょう。

【アイデア1】ダイナミックに盛り上がる「パッチンカエル」

昭和時代から長く愛されている「パッチンカエル」という工作。私の幼少時代からあったくらいなので、歴史ある工作のひとつですよね。

作り方は単純でありながらも、思っている以上にダイナミックな動きをしてくれるおもちゃです。アレンジを加えることで動きが変わるため、意外と奥深さもあります。

牛乳パックで作られることが多いですが、同じ構造であれば段ボールでも製作可能です。丈夫なので、たくさん遊べますよ。

用意するものは、以下のとおり

・10cm四方くらいの段ボール2枚

・テープ(セロテープやガムテームなどでOK)

・輪ゴム(基本的に1本。お好みで増やしてOK)

・飾り付け用のイラストを描く紙とのり

段ボールのサイズは、手に収まるくらいの大きさで大丈夫です。同じサイズのものをカットして2枚用意します。

カットの向きを間違えると強度が弱くなってしまいますので、そこだけ注意してください。

最後に輪ゴムを切り込みにひっかけて折り返し、手を離すと、少ししてから「ピョーンッ!」と飛び跳ねる動きをします。

お好みで好きなイラストを貼り付けて完成。カエルやウサギ、鳥など、好きなキャラクターを設定してお楽しみください。⁠輪ゴムを2重3重にして強化したり、素材を変えてジャンプ力を競い合うこともできます。的にむかって目標を定め、飛ばしてみるのも盛り上がりますよ。

【アイデア2】ちょっと脳トレ?「段ボール迷路」

同じ幅でカットした段ボールで迷路を作る工作です。箱を持って傾けながらスーパーボールやビー玉を転がして、ゴールまで持っていくおもちゃです。

用意するものは、以下のとおり

・お菓子やタオルなどの贈答品で使われているような平らな空き箱

・箱の底に敷く段ボール

・幅3~4cmにカットした段ボール

・テープ(セロテープやガムテームなどでOK)

・コピー用紙か方眼紙

・ビー玉かスーパーボール(迷路の道幅よりも小さいサイズで用意)

段ボールは、波目に沿って折り目をつけやすいようにカットします。

迷路づくりの下準備をします。箱の底に合わせたサイズの用紙と底板を準備してください。また、格子を鉛筆で書き込みます。

そこにゴールまでの道順を書き込んでいきます。同時にどの位置に壁を作るかをここで下書きし、決めていきます。

太線が壁になるところです。壁が決まったら、鉛筆で書いた線は消しゴムで消しておきます。底板に迷路を書いた紙を貼り、3~4cmにカットした段ボールの壁を適宜折り目をつけながら接着していきます。色をつける場合は、壁を接着する前に行ってください。

作成事例はシンプルですが、フラッグを立てたり、シールを貼るなど、もっと工夫を交えて楽しんでみてください。

思わず使いたくなる貯金箱

コインを入れるとルーレットが回転。運勢が占える貯金箱で、気分を高めていきましょう。

必要な道具・材料

・段ボール(歯車用)

・貯金箱にちょうどいいサイズの箱(段ボールで作成も可)

・ルーレット用の円状にカットした段ボール

・ルーレットをデザインするコピー用紙など

・ストロー

・竹串

・速乾タイプの木工用ボンド

箱は写真はお茶の空き箱を使っていますが、牛乳パックなどの細長い形状がおすすめです。牛乳パックでも作ることもできるのですが、段ボールを使うとより丈夫なものができあがりますよ。

作り方

写真の事例は、もとは幅広な箱だったものを縮小させて作り直しています。一番最初に準備すべきは、土台となる箱です。以下の写真のように前面がオープンになる形状の箱を準備すると作りやすいです。

決まったサイズというのはないのですが、作り方のポイントは「箱の内径」をしっかり図ることです。

この貯金箱のポイントは、「箱の内側に収まるサイズの風車」づくりです。箱の内径を図って、羽づくりのサイズを決めましょう。この中できれいに羽が回転できればいいわけですね。

箱の両脇には竹串がとおる穴をあけておきます。ここへ回転する羽が入るため、上下左右均等の位置に穴をあけます。

そして中に入れる羽は、箱の内径よりも1cmほど幅を小さくしましょう。羽の長さは全長が箱の内径に合わせる形で用意します。

4枚の羽を貼り合わせて、写真のような形にし、真ん中に竹串を通してボンドで固定します。

竹串は、適切な位置でカットします。箱の幅のルーレットを取り付けない方は1cm、ルーレット取り付け側は2cmを残してカットするくらいでいいでしょう。カットしたストローを竹串に取り付けて、羽を箱の内側へ取り付けます。

ルーレットを取り付ける側は、底側にもカットしたストローを竹串へ。外側に円状の段ボールをとりつけ、ボンドで竹串と段ボールの接合部分を固定します。

あとはコインの投入口を箱の上部に、真ん中よりも少し奥側へ切り抜けば、ルーレット付きの貯金箱の完成です。

コインを入れた時に歯車にコインが乗っかるように作ることが大事です。隙間が空きすぎてしまうと、コインがすり抜けてしまうので、絶妙なサイズで歯車を作ってください。飾りつけはお好みでどうぞ。

ワクワク空間!小さなおうち

大きな段ボールが手に入ったら、ミニハウスを作ってみましょう。サイズによって使い方は様々です。ペットのお昼寝スポットやお子さんの遊び場にいかがでしょうか。

必要な道具・材料

・適度なサイズの段ボール

・ガムテープ

・切り抜き加工がしやすいアートナイフ

作成見本はA4サイズが入るくらいの組み立て式段ボールをもとにしていますが、サイズが大きくなったとしても、基本的な作り方は同様です。

箱の形状の段ボールを用意し、それをもとに組み立てていくとあっという間に形ができあがります。飾りつけにこだわって、デザインを楽しんでください。

家のような形の作り方

家のような形状は、上部に屋根を作り、側面に入口と窓の切り込みを入れるだけです。屋根との接合部は載せるだけでもいいですし、必要に応じてガムテープで固定してもいいでしょう。

今回は、既成の段ボールの組み立てに従わず、逆さ向きにして形を作っています。

上部に傾斜を作るために、左右上下同じサイズで目印をつけます。左右は三角状で切り落とし、上下は折り曲げて使います。

折込を固定すれば、傾斜をつけた形状のできあがり。

屋根部分はこのサイズをもとに別の段ボールを使って形作り、上へ乗せています。逆さにして、現物合わせで目印を入れて折込を作ります。

窓や出入口の切り抜きは、別の段ボールで形を作ってから下書きを書き入れるといいですよ。

下書きにそって、切り抜けば窓のできあがりです。

包装紙を貼ったり、色をつけたりして、お好みの空間づくりを楽しんでみてください。

生活の便利グッズに!実用的な段ボール工作

サクッと段ボールで、ほしいサイズの箱を作ることができます。覚えておくと何かと便利ですよ。

シンデレラフィット!収納ケースづくり

展開図を作って自分で組み立てる方法もありますが、既製品の箱を活かすやり方だとシンプルに早くほしいサイズを作ることができます。

必要な道具・材料

・ほしいサイズよりも大きめのダンボール

・カッター、はさみ

・定規

作り方

あまり複雑な形状の段ボールではなく、なるべく単純な形状の箱を基にするのがおすすめです。今回は、上部にかぶせ蓋がついているタイプの段ボールでやり方を説明します。ミカン箱のような形でも基本的には同じやり方でサイズ変更ができますよ。

最初にほしいサイズの底板を段ボールで用意します。

この底板を型紙代わりに利用し、箱の外側に切り込みの目印を書き込みます。切り込みの線を書き終えたら、大胆に箱を分割します。

分割した箱を重ね合わせて、一つの箱に戻します。

最後に底板を戻し、両面テープを使って重なっている部分を接着します。

最後に不要な個所をカットすれば、縮小サイズの段ボール箱のできあがりです。

幅だけでなく、奥行きを狭めたい場合も同様のことを繰り返すときれいな箱ができあがります。切り口が目立って気になる場合は、リメイクシートを貼るとほぼ気にならなくなります。

小物整理にお役立てください。

好きなデザインでフォトフレーム

ダンボールを加工してフォトフレームを作ることもできますよ。

必要な道具・材料

・段ボール

・好きな柄のリメイクシート(天然木タイプ)がおすすめ

・速乾性の木工用ボンド

・強力両面テープ

・お好みで吊り金具

作り方

ダンボールで厚みのある素材を作ります。数枚重ねてボンドで固定し、フレームの形にカットします。

カットした素材にリメイクシートを貼ります。

お好みの写真などをセットし、両面テープを使って台紙にフレームを貼り付けていきます。

お好みで吊り金具をテープで固定して完成です。

厚みの増したダンボールは、木工素材のような雰囲気を出せます。接着は強力な両面テープを使うと素早く形が決まります。

お手軽!ウォールデコレーション

アートパネルやデコレーションもダンボールで作ることができます。フォトフレームの時のように、立体感を出して作るのがポイントです。

必要な道具・材料

・飾りたい写真集やイラストなど

・ダンボールシート

・カッター

・カッターマット

・両面テープ、ホチキス

・リメイクシート(マットで立体的な模様がついているものがおすすめ)

作り方

ダンボールは、飾りたいものを基準にカットして使います。折り込みは立体的に作ります。

四隅はテープでしっかり固定します。

ふくらみのある形状を作ったら、あとはリメイクシートを貼り、飾りたい写真を貼り付けて完成です。

接合部分はダンボールの断面を少し潰すことで、きれいな角が作れます。

先のフォトフレームと合わせて住まいをを飾ってみてはいかがでしょうか。

段ボール工作が楽しめる住まい条件

段ボールで工作を快適に作るには、少し広めの作業スペースがあると安心です。

私が工作を行うときに確保するスペースは、だいたい1~2畳ほど。床にベタ座りでやってしまうことがほとんどですが、長時間作業は腰や膝が痛くなります。できれば、低い作業机やローテーブルも用意できるといいですよ。

材料となる段ボールの運搬に便利!エレベーター付きの住まい

段ボールは大型ものほど持ち運びが大変になります。A4サイズを収納できる段ボールでも、組み立て前の大きさは小脇に抱えるような持ち方をする必要があります。

必要に応じて台車を使うと便利なのですが、賃貸物件の場合はエレベーター付きの住まいの方が体への負担が少なく済みます。

完成した作品や道具をたくさん収納できる住まい

工作を作る際は、細々とした道具を使い分けます。ハサミやカッター、鉛筆、定規をはじめ、ボンドやテープ、カット後の切りくずもだんだん散らかっていきます。

狭い空間でそのようなものを散乱させながら作業すると、手や足を着いたときにうっかり怪我をしてしまうことも。道具はある程度整理しながら使っていけるよう、収納のポジションを決めて工作を楽しむ工夫も忘れないでください。

また、できあがった作品は自然光の入る場所へ設置すると見栄えが一段階アップします。ぜひ、インテリアに馴染む作品づくりを目指してくださいね。

愛犬・愛猫のおもちゃも段ボールで作ってみよう

ペットのおもちゃを段ボールで作るのもおすすめ。実家で猫を飼っていて一緒に暮らしていた時は、梱包で使われていた段ボールはほぼおもちゃへ転用していました。制作も単純で材料費が安いので、おもちゃの種類をシンプルに増やせます。

段ボールは柔らかいため、かじってむしり取っては部屋を散らかしてしまうのが日常なのですが、楽しそうに遊んでいる姿をそばで見られるというのは、最高の癒しになります。

段ボール工作で、いろんな作品を作ってみよう!

ダンボール工作は、木工のように使う道具のハードルが高くなく、加工がしやすい点が最大のメリットです。材料費がリーズナブルなところも嬉しいですよね。

両面テープを使えば手早く接着できますし、さらにリメイクシートで装飾を施すと、パッと見た感じでは段ボールとは気づかないクオリティのものができあがります。

今回紹介した事例は一例ですが、ぜひ参考にしてオリジナルの段ボール工作を楽しんでみてください。