初めてのペットに鳥を選ぶなら?飼いやすい小鳥の種類と準備するものや必要な費用

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近年、「ペットを飼うなら小鳥が良い」と言う方も増えており、小鳥の人気が高まっています。環境省によると、全世界の鳥の総種類は約9,000種類と、手乗りサイズの小さな鳥から動物園にいるような大きなオウムまで個性豊かです。

そのなかでも今回は、初心者でも飼育できる種類や、小鳥のペットとしての魅力、選ぶ際の注意点、飼育に必要なものについてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

賃貸物件でも飼いやすい鳥とは?初心者でも飼育しやすい5種

鳥は他の動物と同様に、種類によって大きさや性格が大きく異なります。ここでは特に、賃貸物件でも飼いやすく、初めて小鳥を飼育する初心者の方にも向いている種類をご紹介していきます。

飼いやすい鳥①文鳥

文鳥は、丸い体に大きなくちばしという可愛らしい見た目から、ペットとして非常に人気の高い種類です。人懐っこい性格で人間によく慣れ、手乗りにもしやすいため、初心者の方に特におすすめです。

また、体長が15cm程度と小さめで、比較的小さなケージで飼育でき、飼育スペースを取らない点も魅力です。さらに、鳴き声が小さいため、マンションやアパートなどの賃貸物件でも飼いやすいことも人気の理由となっています。

複数飼育にも適しており、文鳥同士が寄り添い合う姿は飼い主に大きな癒やしを与えてくれます。カラーバリエーションが豊富で、特にホワイトやシナモンが人気を集めています。

文鳥になついてもらいたい場合は、ヒナから育てることをおすすめします。文鳥は好奇心旺盛な性格で、気に入った人には一途で甘えん坊な一面を見せてくれるはずです。

飼いやすい鳥②セキセイインコ

セキセイインコは、ペットとして飼育されるインコの中で最も人気が高い種類の一つです。華やかな見た目が魅力的で、青や黄色などが一般的ですが、そのカラーや模様のバリエーションは5,000種類以上にも及ぶ豊富さがあります。

また、小型インコの中でも人懐っこく、人間の言葉を真似るのが得意で、短い単語であればすぐに覚え、練習次第で言葉を通じたコミュニケーションを楽しめるのも大きな特徴です。遊び好きで陽気な性格をしているため、飼い主を楽しませてくれるでしょう。

さらに、人間への警戒心が薄いため、スキンシップへのハードルが低く、手乗りの育成も容易にできます。セキセイインコは、成鳥であれば体が丈夫で寒暖差にも強いことから、初心者にも非常に人気の高い種類です。

飼いやすい鳥③オカメインコ

オカメインコは、名前の由来となったおかめ顔(おたふく顔)のようなピンク色の頬が特徴的な、愛らしい見た目の種類です。

また、頭にはトサカ状の羽根である冠羽(かんう)が付いており、この冠羽の状態から喜怒哀楽を読み取ることができます。人懐っこく、おっとりしていてマイペースな性格の個体が多く、特に頭を撫でられるのが大好きなため、鳥と積極的にスキンシップを取りたい方に適しています。

ただし、大きな音には敏感な性質があるため、刺激を与えそうな環境は避けて飼育するようにしましょう。

飼いやすい鳥④十姉妹(ジュウシマツ)

十姉妹は野生には存在せず、愛玩鳥として人間の手によって作出された種類です。大人しく温厚な性格でコミュニケーション能力も高いため、初心者でも飼いやすい鳥と言えます。

集団で暮らすことを好み、手乗りはしにくいものの、協調性があるため人に慣れやすく、全体的におとなしいのが特徴です。

一方で、怖がりな一面もあるため、巣を用意してあげて、外部からの刺激から守ってあげる必要があります。また、十姉妹は複数飼育が容易なので、一つのケージで2羽以上の鳥を飼育したい方におすすめの種類です。

飼いやすい鳥⑤カナリア

カナリアは、何といっても美しいさえずりが魅力の種類です。これまでに紹介した小鳥と比べると、やや警戒心が強く、人間にべたべたに懐くことは少ないですが、愛情を込めてお世話をすれば、少しずつ心を開き手乗りにすることも可能です。

一方、自立心が強いため、飼い主が留守番させる時間が長くなってもストレスを溜めにくい傾向があります。また、カナリアは黄色、赤、白など鮮やかな色彩や模様を持つ種類が多く、その存在感も人気の理由の一つです。

鳥とのスキンシップを楽しみたい人よりも、美しい姿や歌声で楽しませてほしいという人には、カナリアがおすすめです。

初心者でも飼いやすい鳥を選ぶには?知っておきたい4つのポイント

ここでは、初心者でも飼いやすい鳥を選ぶ際のポイントを4つご紹介します。

日本の気候や部屋の湿度・温度にある程度順応できる種類を選ぶ

日本の気候の温度や湿度に順応できる種類は、病気にかかりにくいためおすすめです。しかし、どの種類であっても小鳥にとっての適温は25℃~30℃といわれており、一年を通して適切な環境整備が必要になります。

また、飼育に適した湿度は、人間が快適に過ごせる湿度と同様の40%~60%を目安にしましょう。

飼っている人が多い(流通が多い)種類を選ぶ

ペットショップでよく見かける流通が多い種類は、飼育書やインターネット上での情報が豊富なため、初心者でも安心して飼育を始められます。一方、流通の少ない種類は情報が少ない上に、専門的な診察を受けられる動物病院も少なくなる傾向があります。

そのため、小鳥を購入する前には、自宅の近くに飼う予定の種類を診察してくれる動物病院があるか、必ず事前に確認しておきましょう。

さらに、流通が多い種類は、ペットショップやホームセンターでの飼育用品の取り扱いも豊富です。いきなり珍しい種類を迎えるのではなく、ペットとして多く飼育されている種類を選ぶことにより、初心者でも安心して飼育ができます。

小鳥の健康チェックをクリアしている個体を選ぶ

日中でも羽を膨らませて眠っている時間が長い、痩せている、肛門の周りが汚れているなどが見られた場合、病気の可能性があります。

そのため、以下のポイントと小鳥の状態を照らし合わせて、健康状態に問題がないか確認しましょう。

・羽に艶がなくなっていないか、または一部が抜け落ちていないか
・痩せていないか(体重をチェック)
・元気に活動しているか
・肛門の周りが汚れていないか
・日中に羽を膨らませて眠っている時間が多くないか
・鼻の周りに汚れがないか、咳やくしゃみをしていないか
・目の輝きがあるか、目ヤニや涙は出ていないか
・見た目にケガなどの異常はないか

また、どんなに丈夫な個体を迎えたとしても、一日でも餌やりや水やりなどのお世話を怠れば命に関わります。毎日欠かさず、責任を持って世話をすることが重要です。

お店やブリーダーに相談して人によくなつく個体を選ぶ

人懐っこく手乗りができる種類を選んだとしても、同じ種類でも性格には個体差があるため、「飼育してみたら全く懐いてくれない」ということが十分に起こり得ます。どうしても人懐っこい個体を迎えたい場合は、ショップのスタッフやブリーダーと直接話し、すでに手乗りができる状態まで育成が完了した個体を選ぶと良いでしょう。

すでに手乗りができる小鳥は、ヒナの時期にペットショップのスタッフやブリーダーによって、しっかりと人間に慣らされていることがほとんどです。そのため、お迎えしてから「懐かない性格だった」「手乗りにできなかった」といった失敗を避けられます。

ただし、日々のコミュニケーションやスキンシップを怠ったり、こまめにお世話をしないと、慣れていたはずの子が手乗りではなくなってしまう可能性があることには注意が必要です。

鳥を飼う前に知っておくべきこと

ここでは、これから鳥を飼育する上で、あらかじめ知っておかなければならない注意点やデメリットについて詳しく解説していきます。

毎日の放鳥と清掃で清潔な環境を保つ必要がある

ケージの中で毎日過ごさせるのではなく、1日に数十分でもいいので、放鳥を毎日してあげましょう。また、小鳥を病気から守るためには、清潔な環境で過ごさせてあげることが重要です。エサ箱の掃除や水の交換を毎日し、定期的なケージの掃除も忘れずにしましょう。

ケージの掃除は毎日行う「日常の掃除」と「週に1度の掃除」の2種類があります。まず毎日すると良いのは、餌入れ・水入れの洗浄とフンの掃除です。ケージの底に新聞紙や専用のシートを敷いておくと、フンを簡単に掃除できて便利でしょう。

週に1度は、ケージ本体や止まり木、おもちゃなどケージ内にあるものを全て取り外して、水洗いで掃除しましょう。洗剤は鳥に有毒な場合があるため、極力使用するべきではありません。汚れがひどい場合はペット用の消毒液を使用し、すすぎ残しがないようしっかりと水で洗い流して仕上げましょう。

放鳥中はフン対策やケージ周りのレイアウトの工夫が必要

毎日の放鳥は私たちの生活スペースで行うことになるため、家の中にフンを落とされてしまうこともあります。小鳥は野生の習性からトイレの場所を覚えることはほとんどありません。この習性を十分に理解した上で飼育を検討してください。

鳴き声や空気の循環に配慮した換気対策が必要

小鳥の種類によっては、鳴き声が大きいせいで、マンションやアパートといった集合住宅では飼育が難しい場合もあります。そのため、先ほどご紹介したような鳴き声の小さい種類を選ぶようにしましょう。

換気対策が必要な理由は、鳥が排出するフンや羽毛の粉が室内を舞い、空気が汚れやすいためです。定期的に窓を開けて換気することが重要ですが、誤って放鳥中に窓を開けないように注意しましょう。鳥を逃してしまう可能性があります。

窓を開けられない場合は、換気扇を常時使用したり、サーキュレーターや扇風機を使って部屋の空気を循環させる対策が有効です。また、ケージを置く部屋に、フンや羽毛の粉に対応する空気清浄器を設置するのも有効です。

突然の病気で治療費が発生することもある

犬や猫に比べて飼育費用がリーズナブルだとお伝えしましたが、小鳥も生き物ですので、病気になることがあります。その際は動物病院へ連れて行く必要がありますが、動物病院での治療費は数万円になることも少なくありません。万一の際の医療費も考慮して、金銭面の準備もしておきましょう。

なつくまでには時間がかかることも

鳥は賢くて感情豊かな生き物ですが、犬や猫のようにすぐ飼い主を信頼するわけではありません。特に十姉妹やカナリアといった種類は、手乗りしない性格の鳥であるため、人になつくまでに時間がかかりがちです。

少しでも早くなついてもらいたい場合は、鳥が安心して暮らせるように静かな環境を用意したり、ヒナから育てたりといった対策が有効です。また、無理にスキンシップを取ろうとせず、根気よく接してゆっくりと信頼関係を築きましょう。

鳥を飼うために必要な手続きや申請がある

特定動物に指定されている鳥を飼う場合は、法律に基づき都道府県知事などの許可を得る必要があります。ここでは、鳥を購入するために必要な書類や、申請方法について解説します。

鳥を購入するために必要な書類

特定動物に指定されている鳥を購入する場合は、以下の書類の提出が必要です。

・申請書
・飼養施設の図面・写真・付近の見取り図
・申請者が欠格事由に該当しないことの説明書
・獣医師などが発行した識別番号の証明書(マイクロチップを装着した場合のみ)
・識別番号の証明書と装着状況の写真(脚環を装着した場合のみ)
・管理体制を記載した書類(管理責任者以外に飼養・保管をする者がいる場合のみ)
・飼養施設の保守点検の計画書
・その他、市区町村などから提出を求められた書類

なお、許可の有効期間は5年間です。許可を得てから5年が経過した場合は、必ず再申請を行いましょう。

許可申請や登録手続きが必要な場合

特定動物として指定されている「コンドル」「クロハゲワシ」などの鳥を購入する場合は、許可申請や登録手続きを行って都道府県知事などの許可を得なければなりません。

なお、令和2年6月1日以降、特定動物の愛玩目的での新規飼育許可は、原則としてできなくなりました。申請時には、飼育施設の構造や規模に関する書類、個体識別情報などを提示して、例外的な許可を得る必要があります。

セキセイインコや文鳥といったごく一般的な愛玩用の鳥を購入する場合、このような手続きは原則として不要です。しかし、鳥の飼育に関する法律や条例は地域によって異なるため、心配な場合はお住まいの自治体の動物愛護担当窓口に確認を取りましょう。

賃貸物件で鳥を飼うための準備

犬や猫よりも小さく手軽に飼える鳥ですが、法律上はペットに含まれるため、鳥を飼いたい場合は必ずペット可の物件を選びましょう。

もし通常の物件で許可なく鳥を飼育した場合、規約違反にあたり、強制退去を求められるケースがあります。また、ペット可ではない賃貸物件で鳥と一緒に暮らすと、においや鳴き声などが原因で周辺住民とのトラブルに発展する可能性もあります。

ペット可ではない物件で飼いたいと考えている人は、無断で隠れて飼育するのではなく、まずは大家さんや管理会社に一度相談してみましょう。

鳥を迎えるために必要なもの

鳥が安全に過ごせるケージ、水・餌入れ、止まり木、敷き材を用意しましょう。体温調節のためのヒーターやケージカバーも必要です。また、空気清浄機があると、ケージ周りの汚れをケアしやすくなります。

ケージの基本的なレイアウトについて

ケージのレイアウトの基本は、風通しが良く、直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に設置することです。賃貸物件の場合、窓際に置くと鳴き声が漏れやすく、住民トラブルに発展するリスクがあります。そのため、内側の壁際にケージを設置すると良いでしょう。

鳥の飼育にかかる大体の費用

ここでは、鳥の飼育にかかる費用の目安について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

初期段階で必要になる費用

鳥をペットとして迎え入れる場合、初期費用として生体の購入費用がかかります。インコや文鳥などの小鳥は1,000円台から、フクロウなど大型の猛禽類は10万円台から購入することができます。

ただし、同じ品種でも、カラーや人慣れの度合いにより価格は大きく変動するため注意が必要です。

飼育自体の費用

鳥を飼う上で定期的に必要になる費用は、鳥の種類や飼育環境によって異なります。一般的には、月のエサ代は小型の鳥で1,000~2,000円程度、中型の鳥や大型鳥で3,000~5,000円以上必要です。

冬場は保温のためのヒーターを使うことが多く、保温や照明のための電気代が月に1,000~2,000円程度かかる場合が多いです。

まとめると、一般的な小型の鳥の場合、月々に5,000円~、中型・大型の鳥の場合には10,000円~程度を見込んでおくと良いでしょう。

ペットとして鳥を飼育する魅力

近年、ペットとして小鳥の人気が非常に高まっています。ここでは、小鳥が持つ具体的な魅力についてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

生体価格や飼育費があまりかからない

大型の鳥や珍しいカラー・種類は高価になりますが、一般的な小鳥は生体価格が1万円未満で購入できるため、比較的リーズナブルです。

1羽あたりの1ヶ月にかかる飼育費用は、種類やサイズによって異なりますが、約5,000円程度とされています。最初に揃えなければならない飼育用品の数もそれほど多くないため、犬や猫といった他のペットに比べて初期費用を抑えられます。

人に懐いてくれる

インコや文鳥など手乗りになる種類は、人懐っこく温厚な個体が多い傾向にあります。放鳥時には飼い主の肩や腕にとまり、「構って!」とアピールする子も多く、本当によく懐いてくれます。

ただし、小鳥の種類によって懐きやすい・懐きにくい傾向がありますし、同じ種類であっても性格には個体差がある点に留意が必要です。たとえ懐きやすい種類を選んだとしても、手乗りにならない場合があるため、その点も心構えしておきましょう。

広い飼育スペースを取らない

小鳥の飼育方法は、「ケージの中のみで飼育」するか、または「基本はケージの中で、部屋に放す放鳥の時間を設ける」の2種類です。放鳥は普段の生活スペースに放すだけで済むため、特別な場所を用意する必要がありません。

そのため、小鳥用のケージを置くスペースさえあれば、十分に飼育空間を確保できます。一人暮らしの方や、アパート、マンションにお住まいの方でも安心して飼育できますよ。

臭いが少なく、毛も抜けない

小鳥には、気になるペット特有の獣臭や抜け毛の心配がほとんどありません。犬や猫のような独特の獣臭がなく、基本的には無臭の種類が多いです。ケージ内に落ちたフンや食べかすを毎日掃除していれば、臭いが気になることはほぼないでしょう。

ただし、排泄物を何日も放置していると、当然ながら臭いは強くなります。そのため、掃除はこまめに行うことを心がけてください。

鳴き声が美しく、おしゃべりができる種類もいる

小鳥の最大の魅力は、その美しい鳴き声と、中にはおしゃべりができる種類がいることではないでしょうか。

鳴き声の美しさで言えばカナリアが一番で、そのさえずりは「歌」とも言われるほど魅力的です。一方、小鳥の中で特におしゃべりが得意な種類はセキセイインコです。基本的に、きれいにさえずるのも、上手に会話するのもオスの小鳥が多いため、鳴き声やおしゃべりを聞きたい場合はオスの小鳥を選ぶと良いでしょう。

賃貸物件で鳥の飼育を検討している際のよくある質問

ここでは、賃貸物件で鳥の飼育を検討する際によくある質問にお答えします。

Q.そもそも賃貸物件で鳥を飼育しても大丈夫ですか?

A.飼育できるかどうかは、賃貸借契約書の規定によります。「ペット不可」の物件では、鳥のような小動物の飼育も原則として禁止です。「ペット可」の場合は飼育できる可能性が高いですが、念のため入居前に大家さんや不動産会社に確認しましょう。

Q.どこで鳥を購入できますか?

A.主にペットショップや鳥専門店、ブリーダーから購入できます。

専門店やブリーダーは鳥の知識が豊富で、種類ごとの特徴やなつきやすさ、適切な飼い方を詳しく教えてもらえるため、初心者の方が利用すると便利です。購入前にお店の衛生状態や評判を確認し、信頼できるお店を選びましょう。

Q.エアコンは常時つけておくべきですか?

A.鳥は温度変化に敏感で、寒すぎたり暑すぎたりすると体調を崩しがちです。夏や冬といった時期や、昼と夜で温度変化が起こりやすい時期は、エアコンを常時つけて温度を調整しましょう。適温は鳥の種類ごとに異なるため、お店やブリーダーに確認してください。

鳥との暮らしで、賃貸ライフに癒しと彩りを

今回は、小鳥をペットとして飼う魅力や初心者向けの種類、選ぶ際の注意点、そして飼育に必要なものについてご紹介しました。

小鳥の寿命は、インコで10~15年、文鳥でも10年近くと比較的長めです。10年後まで責任をもって飼育できるかをしっかりと検討した上で、新しい家族としてお迎えするようにしましょう。