入居日にやることはマスキングテープ貼り!?引っ越したらすぐしたい汚れ・カビ防止テクニック

目次

新居への引っ越しを控えている方は、新しい生活に胸を膨らませていることでしょう。せっかくきれいな家に住むのだから、できる限り手間をかけずに、お部屋をきれいに保ちたいと考える方も多いのではないでしょうか。

今回は、入居日にマスキングテープを貼るという簡単な方法で、汚れを防ぐコツを紹介します。マスキングテープの貼り方やおすすめの場所、便利なアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

入居日にマスキングテープを貼る意味とは

“マスキングテープ”は、塗装作業の際、塗装箇所以外のところを保護するために使われるテープです。剥がすことが前提で貼られるため、粘着力が弱いことが特徴で、貼った部分を覆って汚れを防いでくれます。

お部屋の隅や溝、すき間などは汚れがたまりやすく、掃除に手間がかかります。入居日、本格的に生活がスタートする前にマスキングテープを貼っておけば、清潔な状態をキープしやすくなるでしょう。

入居日にマスキングテープを貼るメリット

入居日にマスキングテープを貼るメリットには、たとえば以下の点が挙げられます。

・ホコリや汚れを取りやすくなる

・掃除の手間が減る

・マスキングテープが安いため費用対効果が大きい

それぞれのメリットをみていきましょう。

ホコリや汚れを取りやすくなる

マスキングテープを貼っておくと、ホコリや汚れの掃除が楽になります。

たとえばキッチンや洗面所のコーキング部分は粘着性があり、ホコリがつくと拭き取ってもなかなか取れません。そこで、あらかじめコーキング部分にマスキングテープを貼っておきます。マスキングテープの表面はさらさらとしているため、拭き取るだけで溜まったホコリを簡単に取り除くことができるのです。

掃除のしにくい場所に貼っておけば、定期的な掃除やメンテナンスがずっと楽になります。

掃除の手間が減る

マスキングテープを貼ることで、毎日の掃除の負担が軽減できます。テープの部分が汚れてきたら、汚れたテープを剥がして新しいものに張り替えるだけできれいになるためです。

ブラシや雑巾などの掃除用具を準備して念入りに掃除をしなくても、簡単にきれいな状態をキープできます。定期的にマスキングテープを貼り替えれば、細かい部分にたまるゴミや汚れを防ぎつつ、より掃除を簡単に済ませられます。

マスキングテープが安価なため費用対効果が大きい

マスキングテープは1巻100円〜300円程度とリーズナブルな価格で購入できます。100円均一でも販売されているため、手軽に手に入れることができるでしょう。

適宜張り替えるものであるため、高価なアイテムを使う必要はありません。少ない投資で大きな効果を得られることが、マスキングテープの魅力のひとつです。

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入居日にマスキングテープを貼っておきたい場所

新居にマスキングテープを貼る際には、定期的に自分で交換できる場所のみに限定しておくことが大切です。貼ったまま放置すると粘着が残ったり、剥がれてきた部分にホコリがついて見た目が悪くなったりと、逆に汚くなってしまうためです。

マスキングテープを貼る場所は、以下がおすすめです。

・壁紙と巾木の継ぎ目

・電気スイッチの周り

・洗面台のコーキング

・浴室等のドアの下

・トイレの便器と床の間の隙間

・キッチンのコーキング

・コンロと調理台の境目

それぞれみていきましょう。

壁紙と巾木の継ぎ目

巾木とは、住まいの壁と床との境目につける部材のことです。床から3〜10cm程度の出っ張り部分で、壁と床にできる隙間を隠し、見た目やデザインをきれいにしたり、おしゃれにしたりする役割をもっています。

この巾木の上にはホコリが溜まりやすく、とくに家具や家電の裏側は掃除がしにくい場所です。入居時にマスキングテープを貼っておくと、ホコリの掃除が楽になるでしょう。

電気スイッチの周り

電気スイッチは、出っ張り部分にホコリが溜まります。スイッチの周りにマスキングテープを貼っておけば、軽くモップでなぞるだけでホコリが取りやすくなります。とくにホコリが溜まりやすい脱衣所や玄関周りに貼っておくと便利です。

壁の色やスイッチの色に合わせたマスキングテープを貼りましょう。

洗面台のコーキング

毎日使用する洗面所は、ホコリが溜まりやすい場所です。洗面台と壁のスキマを埋めているコーキング部分には粘着性があり、一度ホコリがつくとなかなか取れにくくなります。

あらかじめマスキングテープでカバーしておけば、さっと拭き取るだけでホコリが取り除けます。洗面台は水に濡れやすいため、水に強いタイプや防カビタイプのマスキングテープを使うとよいでしょう。

浴室のドアの下

浴室ドアの枠は普段は目につきにくいところですが、汚れが溜まりやすく、掃除がしにくい場所です。ホコリはもちろん、湿度が高いことからカビが発生することもよくあります。

マスキングテープを貼っておくことで、掃除が行き届きにくい溝もカバーすることができます。防水性の高いテープを選び、頻繁に交換することがポイントです。

トイレの便器と床の間の隙間

トイレの便器と床の間の隙間は、掃除がとくに難しい場所のひとつです。トイレには意外とホコリが溜まりやすく、水分とホコリが混ざるとさらに汚れが取り除きにくくなります。この部分にマスキングテープを貼ることで、汚れが隙間に入り込むことを防げます。

キッチンのコーキング

キッチンのコーキング部分は、食べ物の汚れや水分、油汚れが付きやすい場所です。油汚れや調味料による汚れが付着したまま放置すると、汚れが定着し、取り除くことがむずかしくなってしまうこともあります。

あらかじめマスキングテープでカバーしておけば、普段の掃除が楽になります。

コンロと調理台の境目

コンロと調理台の境目には隙間があり、調理中の油はねや調味料の汚れが入りやすい場所です。一度汚れが入り込むと、コンロを取り外して掃除するのはなかなか困難でしょう。

この部分にマスキングテープを貼ることで、掃除が難しい隙間の汚れを効果的に予防できます。

入居日にマスキングテープを貼る際の注意点

マスキングテープを効果的に活用するには、以下の注意点を押さえておきましょう。

・場所に合った色を選ぶ

・貼る部分のホコリや汚れをとっておく

・貼る場所に幅を揃える

・まっすぐ丁寧に貼る

・定期的に張り替える

それぞれ解説していきます。

場所に合った色を選ぶ

マスキングテープは、さまざまな色のものが市販されています。汚れ防止目的で使用する際には、できるだけ目立たない色のものを選びましょう。汚れを保護する目的で利用するテープが目立つと、逆に汚く見えてしまうことがあるためです。

最近では、豊富な色のマスキングテープが登場しています。白や黒だけでなく、ベージュやグレーのような淡い色合いもあるため、ご自宅にあったものを探してみましょう。

貼る部分のホコリや汚れをとっておく

マスキングテープを貼る部分にホコリや汚れがついている場合は、事前に掃除をしておきましょう。ホコリや水分、油分が残っていると、マスキングテープがうまく張り付かず、剥がれてくる可能性があるためです。

ホコリだけが気になる場合は乾いた布で乾拭き、油分でベタベタしている場合は中性洗剤を使って落とすときれいになります。

貼る場所に幅を揃える

マスキングテープは、貼る場所に合わせた幅のものを選びましょう。

市販のマスキングテープには、さまざまな幅のものがあります。広い範囲をカバーしたい場合には、幅の広いテープ、細かい部分に貼りたいときは幅が小さめのものを選ぶとよいでしょう。幅を一定に揃えることで見た目もきれいに仕上がります。

まっすぐ丁寧に貼る

マスキングテープはまっすぐ丁寧に貼りましょう。歪んでいると、はみ出た部分からホコリや汚れが侵入し、見た目が汚くなったり、テープの保護効果が薄れてしまったりするためです。

スキマができないこと、ヨレないことを意識しながら丁寧に直線的に貼ることで、汚れ防止効果が強くなります。広い範囲をカバーしたい場合には、2人で協力して作業すると効率的でしょう。

定期的に張り替える

汚れ防止のために貼りつけたマスキングテープは、定期的な張り替えが必要です。マスキングテープの質にもよりますが、時間が経つと徐々に劣化し、変色したり糊が素材に張り付いたりしてしまいます。きれいな状態を保つためにも、長くても半年に1回は張り替えるようにしましょう。

定期的に張り替えられないような場所には、貼らない方が無難です。

入居日におすすめの汚れ防止アイテム

マスキングテープ以外にも、入居日に設置することで汚れを予防するグッズが市販されています。ここでは、さまざまな場所に適したマスキングテープや汚れ防止グッズとその商品例を紹介します。

・カビ防止マスキングテープ

・IH隙間ガード

・透明シート

・隙間を埋めるアイテム

それぞれ見ていきましょう。

カビ防止マスキングテープ

カビ防止マスキングテープは、水回りの保護に最適なテープです。

おすすめ商品:カビ汚れ防止マスキングテープ(白、15mm×10m)

商品URL:https://jp.daisonet.com/products/4550480298399?srsltid=AfmBOooC2m7OPPiDSfVJ7v178hLasnErgjnUvWPcuJq_peleYT0jGHRW

一見普通のマスキングテープのようですが、防カビ・防水機能を備えているため、洗面所や浴室などの湿気の多い場所でも効果を発揮します。100円均一で販売されているため、手軽に手に入ります。

IH隙間ガード

キッチンのIHと調理台とのスキマにマスキングテープを貼っていると、調味料をこぼしたときに色がついてしまい、頻繁な張り替えが必要となります。シリコン製のアイテムも販売されています。

おすすめ商品:IHすきまガード(シリコーン製)

商品URL:https://jp.daisonet.com/products/4979909884805?srsltid=AfmBOopNmfnPDPfNZXm2T5VHqJB431S4u7h8WXiAk8HxMns34EezOTuV

スキマにぴったりと合うように引っ掛けると、侵入する野菜クズや汚れを防いでくれます。シリコン製で水に強く、丈夫です。

透明シート

透明シートは、コンロやIHの壁に貼ることで調理中の油はねや調味料のはねから壁を守る便利なアイテムです。汚れが気になったら簡単に剥がしたり張り替えたりできるため、メンテナンスも簡単です。

おすすめ商品:東洋アルミ はがせる透明シート 3層タイプ

商品URL:https://www.toyoalumi-ekco.jp/products/kitchen_sheet_03/

3層になっているため、汚れても剥がせばきれいな面が出てきます。1回貼ると3回「汚れたらはがす」ことができるため、取り替えの手間がかかりません。

隙間を埋めるアイテム

トイレと床との隙間は、汚れが入り込むと掃除がしにくい場所です。マスキングテープをきれいに貼るのがむずかしいため、専用のアイテムを使うとよいでしょう。

おすすめ商品:トイレのスキマフィル

商品URL:https://www.sharpchem.co.jp/products/?id=95

パックから出すとジェル状、固まるとゴム状になる製品です。便器と床のスキマに塗布することで、水や尿の浸入をブロックし、汚れ・ニオイ対策に役立ちます。

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入居日にマスキングテープを特定の箇所に貼れば掃除がラクに!

今回は、マスキングテープを貼るという汚れ防止対策のコツを紹介しました。汚れやすい場所や掃除しにくい部分にあらかじめ予防策を講じておくことで、日々のお手入れの負担が大幅に軽減できます。

新しい住まいでの生活をスタートする場面や、大掃除後のタイミングに、ぜひマスキングテープを活用してみてください。