暗い部屋を明るい空間に変えるためのアイデア8選と、内見時にチェックするポイント

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部屋が暗いと、気分も沈んでしまいがちです。特に自宅で仕事をする人や、家で過ごす時間が多い人にとって、部屋の明るさは重要な要素です。しかし、窓が少なかったり、日当たりが悪かったりすると、どうしても部屋が暗くなってしまいます。

そこで、この記事では、暗い部屋を明るい空間に変えるためのアイデアを紹介します。これらのアイデアを参考にすれば、暗い部屋も明るく快適な空間に生まれ変わるでしょう。ぜひ記事を読んで、自分の部屋に合った方法を実践してみてください。

部屋が暗いことで受ける影響は?

部屋が暗いと、どのようなデメリットがあるのでしょう。暗い部屋で過ごすと心理面や集中力の低下など、日常に悪影響を及ぼす可能性があります。以下では、部屋が暗いことによるデメリットについて詳しく解説します。

①目の疲れや視力低下

暗い場所では、物が見えにくくなる状態です。そのため、読書や細かい作業をするなどものをしっかり見ようとすると、多くの光を取り込むために瞳孔が大きくなります。ピントを合わせるための水晶体を調整する毛様体に負担がかかるので、長時間この状態が続くと眼精疲労になりやすく、視力の低下にもつながります。

明るすぎても目が疲れやすくなりますので、明るすぎず暗すぎず、目が疲れない適度に明るさを保つように心がけましょう。

②気分の落ち込みや不安感

暗めの部屋はリラックスできて落ち着きを与えてくれる一方で、いつも暗い部屋に居ると鬱々した気分になってしまうことがあります。それは、暗い部屋が私たちの心と体に与える影響によるものです。具体的には、以下の理由が考えられます。

まず、のっぺりとした暗い部屋は視覚的にも刺激が少なく、 活動的な気持ちになりにくいでしょう。また、暗い部屋では自然光を十分に浴びられず、セロトニンの分泌を増やせません。セロトニンは自然光によって増加すると言われており、特に朝の日光が効果的です。

セロトニンとは、脳内で生成される神経伝達物質の一種で、気分や睡眠、食欲などに関係しています。不足すると気分が落ち込んだり、不眠や食欲不振などの症状が現れたりします。

③睡眠の乱れや生活リズムの崩れ

部屋が暗いと、睡眠の質や量にも影響を与える可能性があります。暗めの部屋は、昼間でも眠くなってしまうことがあります。昼間に眠ってしまうと夜に寝られなくなり、睡眠時間が減少してしまうでしょう。

また部屋が暗いと、昼と夜の区別がしづらくなります。部屋が暗いままだと体がすっきり目覚められず、朝起きるのが難しくなってしまうのです。朝起きられないと生活リズムが崩れ、体調や免疫力も低下します。

④集中力や創造力の低下

暗い部屋で長時間勉強や仕事をすると、目が疲れて頭痛や肩こりが起こることもあります。そのような状態では、集中力や想像力も低下してしまいます。また、暗い部屋では眠気に誘われることもありますので、頭がぼんやりとして集中できなかったり、うまく想像力を働かせられなかったりする場合も少なくありません。

集中力や想像力を持続させるためには、勉強や仕事をするときに疲れづらい適度な明るさと休憩をとることが大切です。

④光熱費がかかる

部屋が暗いと、光熱費が高くなる可能性があります。部屋が暗いと昼間でも灯りが必要になり、照明をつける時間が長くなります。照明の数を増やす必要も出てくるので、その場合には光熱費が高くなってしまうでしょう。

⑤カビが生えやすい

日当たりの悪い暗い部屋は湿気がたまりやすく、結露を放置したり換気を怠ったりすると、カビが繁殖しやすくなってしまいます。カビの発生は健康や快適さに影響を与え、家具や壁紙などの傷みにもつながります。日光が入りづらい暗い部屋は、こまめな掃除や換気をしてカビの発生や繁殖を抑えましょう。

部屋が暗いと感じる原因

部屋が暗いと感じる原因もさまざまあります。まずは、部屋が暗いと感じる原因を理解して、対策を考えましょう。

①窓の位置や方向

部屋が暗いと感じる原因の中でも、窓からの採光が少ないと部屋の暗さを感じやすくなります。窓の位置や方向は、部屋の明るさに大きく影響するものです。窓が小さかったり、隣接する建物が高く日が遮られてしまったりすると、部屋に光が入らなかったり、奥まで光が届きにくくなったりします。

一般的には、南向きの窓が最も採光に向いています。南向きの窓は、一日中太陽の光を取り入れることが可能です。ただし、夏は暑くなりやすいので、日除けやカーテンなどの対策が必要になります。

他の方位の窓は、時間帯や季節によって光の入り方が変わります。例えば、東向きの窓は朝日を浴びられますが、午後は暗いです。西向きの窓は、逆に午後から夕方にかけて明るくなりますが、夏は西日が強くなります。北向きの窓は、一年中均一な光を取り入れられますが、光量は少なくなるのが特徴です。北向きの部屋には、天窓を設置すると採光効果が高まります。

窓の方位だけでなく、窓の面積や形状、隣地境界線からの距離なども採光に影響します。快適に暮らすためには窓を工夫して、光を上手に取り入れることが大切です。

②壁や床の色

暗い部屋は、暗い色の内装が原因の場合があります。暗い色の壁や床は光を吸収しやすいので、部屋全体が暗く見えるのです。明るい色は光を反射しやすいので、窓から入った自然光や照明の光を反射して、空間をさらに明るくしてくれます。

内装が暗くて、明るさが足りない部屋は、圧迫感や閉塞感があったり、空間の広さや奥行きを感じにくかったりします。暗い内装にするときは、通常よりも明るめに照明を計画したり、日当たりの悪い部屋では、暗く濃い色は避けたりしたほうがよいでしょう。

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③照明の種類や配置

照明の種類や配置も、部屋の明るさに大きな影響を与えます。まず、照明の種類によって、光の広がり方が変わります。光の広がりが狭い場合は、光が当たっている範囲が狭いので、部屋全体の明るさが感じづらいです。部屋全体を明るくしたいときは、光が拡散する種類の照明を選ぶと、空間全体を明るく照らしてくれます。

照明を配置する場所によっても、光の広がり方や照らし方が変わるのが特徴です。天井に設置された照明はお部屋全体を明るくし、壁に設置された照明は局所的に明るくします。

必要な場所に明るさが足りないと暗さを感じやすく、物が見えにくかったり、作業効率に支障が出てしまったりする場合があります。過ごす時間帯で、適切な照明を使い分けることが重要です。最適な明るさにすると、使い勝手がよくなったり、省エネにもつながったりします。

インテリアコーディネーターが教える、暗い部屋を明るくするアイデア8選

暗い部屋を明るくするのは、難しいと思っていませんか?しかし、簡単な工夫で、暗い部屋を明るくすることが可能です。

インテリアコーディネーターの私が、暗い部屋を明るくするアイデア8選をご紹介します。これらのアイデアは、どのような部屋にも応用できるので、取り入れられるものから実践してみてください。

照明の工夫を行う

照明の工夫によって、暗い部屋を明るくできます。また、ただ明るくするだけではなく、部屋の雰囲気や印象も変えられるのです。ここでは、照明の数や明るさ、色を変えることで、部屋を明るくする方法を紹介します。おしゃれな部屋にするためにも、照明はとても重要な要素ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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照明の数を増やす

照明の数を増やせば、部屋を明るくできます。部屋の隅や壁、天井に光が届くように、複数の照明を配置してみましょう。例えば、天井にシーリングライトやペンダントライトをつけた場合は、床やテーブルにフロアランプやテーブルランプ、スタンドライトを使って、手元や壁、天井を照らしましょう。照明の数を増やして、部屋全体に光が届くように配灯すると、一灯だけ明るめの照明を使うよりも、心地よい光で部屋が明るく感じられます。

照明の明るさをあげる

次に、照明の明るさをあげることで、部屋の明るさも変わります。光の明るさを表わす単位の一つであるルーメン数が高いほど、明るく感じられます。また、照明の形や素材も重要です。例えば、透明なガラスやアクリルなどのカバーをつけた照明は光をよく通しますが、不透明な陶器や木製、金属の照明は光を遮り、下方向のみを照らします。

器具の形や使われている素材や色によっても、照明の明るさが変わります。複数照明がある場合には、他の照明で足りない明るさをカバーできますが、照明が少なく、効率よく明るくしたい場合には、器具の形状や素材にもこだわりましょう。

照明の色を変える

また、照明は照明の色(色温度)によっても明るさが変わります。照明の光色は、色温度によって色が異なるのが特徴です。色温度が高いほど青白く、清潔感や爽やかさを感じさせ、低いほど暖かみを感じる黄みがかった色で落ち着きを感じさせます。暗いと感じる部屋では、一般的には太陽光を感じさせる昼白色(色温度5000K)とよばれる白い光が、すっきりして明るさを感じやすいでしょう。

一方で、色温度が高いほど、部屋の広さに対しての明るさが足りない場合に、薄暗い陰気な印象になってしまいます。照明の光の色は見た目だけでなく、心理的な効果もありますので、自分の好みや目的に合わせて、照明の数や明るさのバランスを考えながら色を選びましょう。

光を拡散させる素材やアイテムを活用する

光を拡散させる素材を取り入れることで、部屋に明るさを演出できます。光を拡散させる素材とは、光を反射または散乱して、部屋全体に広げる効果があるものです。例えば、反射率の高い素材を使用した壁紙を取り入れたり、金属製の光沢のある素材やガラスを取り入れたりすると、空間に光が拡散して明るい印象を作れます。

また、鏡などの光を反射して空間を広く見せるインテリアアイテムを置くことで、窓から入る自然光や照明の光を反射・拡散して、部屋を明るく見せることが可能です。光を反射・拡散してくれる素材やアイテムは、部屋に明るさだけでなく、華やかさも与えてくれます。自分の部屋の状況や目的に合わせて、光を拡散させる素材やアイテムを上手に組み合わせましょう。

ホワイトに近い明度の高い色調に統一する

暗い部屋を明るくするには、内装の色やインテリアの色を明るくすることもポイントです。色を明るくすることとは、ホワイトに近い明度にすることです。明度の高い明るい色は、光を反射させて部屋全体を明るく見せる効果があります。壁や床、カーテンなど、面積の多い場所や大きい家具の色を白やクリーム、ベージュなどの明るい色に変えると、一気に明るくなります。

また、明度の高い色調で全体を統一させると、より明るく感じられるでしょう。白や白に近いアイボリー、ライトグレーなど、明度が高く無彩色に近い色は色の統一感も出しやすく、すっきりとした印象になるのでおすすめです。暗い部屋を明るくするには照明も重要ですが、色の選び方も大きなポイントになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

家具の配置を変える

暗い部屋を明るくするアイデアとして、家具の配置を変えることでも部屋が明るくなる場合があります。気を付けたいのは、窓を塞いでしまうことです。窓を塞がないように家具を配置することで、自然光が部屋に入りやすくなります。

また、照明の位置と家具の配置にも注意しましょう。家具と照明の位置がずれてしまっていると、必要な場所に必要な明るさがとれなくなるため、生活に支障が出てしまうケースもあります。空間全体を明るくする照明であれば影響は少なくなりますが、ペンダントやスポットライトのような照らす範囲が限られている照明は、家具と光の位置が重要です。照明の位置に配慮して、家具配置を計画しましょう。

ロータイプの家具に変える

高さのある家具の配置に注意しましょう。高さのある家具は、窓や照明の光を遮ってしまう可能性があります。窓や照明からの光を最大限に活用するためには、高い家具を少なくするとよいでしょう。どうしても窓の前に家具を置かなくてはいけない場合は、ロータイプの家具を選びましょう。

また、ロータイプの家具に変えると、空間が広く見える効果もあります。ロータイプの家具は、収納家具だけでなく、ソファやテーブル、ベッドなどにもありますので、使い勝手や座り心地とあわせて検討してみましょう。

物を整理する

部屋を明るくするには、物を整理することも効果的です。物が多いと光が遮られて暗くなり、散らかっていると狭く感じます。物を整理してすっきり見せるだけでも、明るい印象を与えることが可能です。

物を整理するには、まず不要なものを処分しましょう。使わないものや壊れたものは、思い切って捨てるか人に譲ってみてください。不要な物を処分したら、必要なものを分類して収納しましょう。同じ種類のものは一箇所にまとめて、ラベルをつけて分かりやすくします。

収納用品において、暗い色のものは部屋の印象が暗くなるだけでなく、圧迫感もありますので、透明なものや白色など明るい色のものがおすすめです。物を整理したら、窓から入る光や照明の光を最大限に活用できる部屋のレイアウトをあらためて見直しましょう。物を整理し、空間をすっきりさせることで、光が巡りやすくなり、明るい印象になります。

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カーテンを変える

カーテンを変えることで、暗い部屋を明るくできます。遮光カーテンは光を通さないので、部屋を明るくしたい場合には、生地が少し光を通すものに変えましょう。そうすることで、閉めていても光を感じられます。

また、透過度が高いレースカーテンやブラインドに変えると、日中の光が取り込みやすく、部屋が明るくなります。レース生地には、光を拡散してくれる機能を持つ生地もありますので、窓の光が部屋の奥まで届きづらい場合はそのような機能を活用しましょう。

カーテンの色も重要です。白やアイボリーなどの明るい色は、光を反射して部屋も明るくしてくれますが、黒や紺などの暗い色は、光を吸収して部屋を暗くします。キラキラ光る素材を選ぶと、華やかさだけでなく、光の拡散効果もありますよ。ブラインドも同様に、明るい色を選ぶとお部屋も明るく感じます。窓周りの商品はさまざまな種類がありますので、周辺環境やライフスタイルに合うカーテンやブラインドを選んで、光を最大限に取り込みましょう。

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床や壁などの内装変える

日当たりが悪く、内装が暗い部屋もあるでしょう。そのような暗い部屋は、内装を明るくすることで、部屋全体が明るいお部屋に変わります。例えば、床をホワイト系の明るい色のフローリングやフロアタイルに変えたり、白い壁紙に変えたりすると、お部屋の暗さを改善することが可能です。

もちろん、内装を変えるには費用や手間がかかります。特に賃貸物件の場合は、改装やDIYができない場合があるので、管理会社や大家さんに確認しましょう。内装は面積が多いので、少し明るさを変えるだけでも、部屋の印象が変わりますよ。

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「契約したら暗い部屋だった…」で後悔しない!内見で確認すべきチェックポイント

「契約したら暗い部屋だった…」という経験はありませんか?実際に住んでみないと分からない部屋の明るさですが、後悔しないためにも内見のときに確認すべきチェックポイントをまとめました。内見の際には、以下のチェックポイントをぜひ参考にしてみてください。

コンセントや照明を取り付ける電源が適切な位置にある

お部屋の照明は、天井や壁にあらかじめ直付けされたものだけではなく、シーリングライトやペンダントライトなど、自分で設置できるものもあります。しかし、設置する場合には、コンセントや照明を取り付ける電源が必要です。内見の際には、お部屋の各所に必要なコンセントや電源が適切な位置にあるかどうか確認しましょう。

間接照明を置く場合には、ベッドやソファの近くにコンセントがあると便利です。コンセントが適切な場所にあれば、照明の数を増やしたり、必要な場所に照明を置いたりして光を取り込むことができます。また、照明を取り付ける電源の位置が不適切だと、設置できる照明が限られてしまったり、位置を変えるために工夫しなくてはいけなかったりするので、計画している家具の配置と電源の位置が適切かどうか内見時に確認しましょう。

コンセントや照明を取り付ける電源が適切な位置にあるかは、オンライン内見で確認してもよいでしょう。オンライン内見であれば、実際に部屋に行く必要がないので、時間や交通費も節約できます。

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採光がとれる窓がある

お部屋の明るさに最も影響するのは、窓から入ってくる自然光です。窓が大きくて多いほど、お部屋は明るくなります。内見の際には窓の数や大きさだけでなく、窓から見える景色や方角もチェックしましょう。窓から見える景色が開けていると、光が遮られずに入ってきます。

また、方角によっても光の量や質が変わるのが特徴です。南向きの窓は一日中光が入ってきますが、西向きの窓は夕方に強い光が入ってきます。自分の生活リズムや好みに合わせて、窓の方角を選びましょう。また、窓の種類も重要です。出窓はお部屋に奥行きや立体感を与え、掃き出しの大きな引き違い窓は、光や風がたっぷり取り込めて換気もしやすくなります。

窓の高さによっても光の取り込む量は変わりますので、窓の高さや窓の設置高さも確認しておきましょう。ロフト付きのお部屋であれば天井が高めなので、高めの窓から光を上手に取り込めば、開放的で明るいお部屋になります。さらに、お部屋に複数窓がある場合は光の量も多くなり、違う位置や方位からの光を取り込みますので、お部屋全体が明るくなり、風通しもよくなるでしょう。

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天井が高い

内見の際には、天井の高さを確認しましょう。天井が高いお部屋は開放感があり、通常の窓より窓の高さがあったり、高い位置に窓が設置されていたりする場合があるので、空間が明るくなります。逆に天井が低いと、圧迫感や暗さを覚えるでしょう。

また、天井の形状や色もチェックしましょう。天井の色が暗めの内装の場合は光を吸収してしまい、お部屋が明るくならない場合もあります。天井が平らではなく、凹凸や角度がある場合、照明器具の設置に影響するかもしれません。天井の傾斜によっては、希望の器具が取り付けできないこともあります。また、梁の陰になって光が遮られてしまう場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。

天井が高い物件を探す場合には、ロフト付の住まいをチェックしてみましょう。ロフト付きの住まいは、天井高が一般的な高さよりも高い場合があります。

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内装が明るい

お部屋の内装も明るさに影響します。壁や床、家具などの色や素材によって、光の反射率や吸収率が変わります。内見の際には、内装の色や素材を確認しましょう。壁や床だけでなく、ドアや設備の色、天井の色もチェックしましょう。

一般的に白や明るい色は、少ない光でも明るく見せてくれます。逆に黒や暗い色は、光を明るめにしても暗く感じてしまいます。また光沢のある素材は、光を反射して明るく華やかに演出することが可能です。逆にマットな素材は、光を吸収して落ち着きを与えます。自分の好みや雰囲気に合わせて、内装の色や素材を選びましょう。容易に変更できない部分は後から変えることが難しいので、事前に確認しておくと安心です。

階数が高い

お部屋の階数も明るさに影響します。階数が高いほど、周囲の建物の影響を受けにくくなります。内見の際には、お部屋から見える周囲の建物の高さや距離を確認しましょう。周囲の建物が高くて近いと、お部屋に入ってくる光が遮られてしまいます。逆に、周囲の建物が低くて離れていると、お部屋に入ってくる光が多くなります。

周囲の建物の影響をできるだけ少なくするには、階数が高い物件を探すとよいでしょう。階数が高いと、周囲の建物に遮られずに、太陽の光を直接受けられます。特に最上階の住まいでは、眺望もよくなります。

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暗い部屋は工夫次第で明るくなる!

暗い部屋を変えるのはなかなか難しいと感じてしまいがちですが、暗い部屋も工夫次第で明るい部屋に変えられます。この記事では、少しの工夫で明るさや快適さを増すアイデアから、お部屋探しをする場合のチェックポイントをご紹介しました。

カーテンを明るいものに変えたり、鏡や窓を上手に利用したりして光を反射させ、照明を工夫するだけでも、部屋の雰囲気は変わります。この記事を参考に、自分に合ったお部屋の明るさを見つけて、快適な生活を送りましょう。