気軽に自宅で足湯を楽しもう!入り方や効果をあげる方法、おすすめのフットバス商品6選

目次

観光地に行くとよく見かける“足湯”。利用したことはありますか?子どもから大人まで多くの方が利用をしており、晴れやかな顔をして気持ち良さそうに楽しんでいます。一つの観光スポットとして、ガイド本などに取り上げられることもあるスポットです。

足湯は実際に心身的に良い影響を与えます。足先は心臓から遠く冷えやすいため、血流が悪くなって不調になりやすい部分です。しかし、足湯に入ることでポカポカと足元から身体を温めてくれるので、血の巡りも良くなり、好調となります。「頭寒足熱」という言葉の通り、意識すると健康につながるので、足湯は気軽に試せる健康法です。

そんな足湯は観光地や街の施設にわざわざ行くと時間がかかってしまいますが、実はお家でも楽しめる環境を用意できます。健康的にリラックスができるので、ライフスタイルやお家時間の満足度も向上するでしょう。

今回は足湯の特徴を紹介のうえ、おすすめの入浴方法を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

足湯とは

足湯は、足(膝下)だけを入浴する部分浴を指します。身体への負担が少なく、温熱などによる効能を得ることが可能です。

日本の温泉文化に深く根付いた習慣であり、平安時代から存在していたと言われています。温泉の湯を利用して、足の冷えの解消や疲れを取ることに利用されています。江戸時代になると、庶民の間に足湯が広く親しまれ、日常化していったと言われています。

足湯の効能・メリット

足湯は古くから利用され、今でも楽しく利用されています。数多くのメリットがありますが、3つの代表的なポイントに絞って紹介します。

疲労回復

温かいお湯に足を浸すので、筋肉の緊張を緩和し、疲れを取る効果があります。足元は冷えやすく、血行が悪くなりやすい部位ですが、温めることで全身の血行も改善して、疲れが取れやすくなるのです。

美容効果への期待

足湯には、美容効果の期待ができます。足の角質層に浸透して保湿効果を高めることで、足の乾燥や荒れを防ぐことが可能です。また血行が良くなることで、肌のターンオーバーが促進されて、美肌効果も期待できます。

心身のリラックス

足湯は、リラックス効果が高いとされています。温かいお湯に浸かることによるリラックス効果は、ストレス軽減につながるのです。足裏にツボが多くあるので、足湯で刺激することで、自律神経を整えることも期待ができます。

足湯と全身浴の違いとは

先述した通り、足湯は全身浴とは違い、部分浴となります。入浴の仕方でも得られる効能が違うので、チェックしていきましょう。

身体にかかる負担の度合い

全身浴は身体全体がお湯に浸かり、早く身体が温かくなる一方で、臓器部分の上半身にも水圧がかかるので、身体にも負担がかかります。また、全身浴よりも負担が少ないと言われている「半身浴」や「浮遊浴」と比べても、足湯(部分浴)はさらに負担が少ないです。

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手軽さ

足湯は、衣服を着用したままで入浴できる気軽さがあります。読書やおしゃべりをしながら、ときに水分補給をしながらリラックスできるのが、魅力的な入浴方法です。

足湯は一部分への温熱効果であり、血が巡りづらく冷えやすい足元の血行促進につながるので、効果的かつ気軽な入浴効果をもたらします。病気や怪我で入浴ができない際にも、有効な手段とも言えるでしょう。

自宅で再現できる!足湯のやり方・手順

心身ともにリフレッシュできる足湯は、家でも簡単に準備して楽しめます。以下のようなステップがおすすめです。

①足湯用の浴槽を用意する

足湯用の浴槽を用意することで、しっかりお湯に浸せます。市販で手軽に足湯用浴槽は購入することが可能です。また、プラスチック製のバケツでも代用ができます。

②温かいお湯を用意する

足湯は温かいお湯が必要です。湯船にお湯を入れて、ちょうど良い温度に調整しましょう。温度にしておよそ38℃~40℃が適温と言われており、副交感神経を刺激する温度になります。塩(バスソルト)やハーブを加えることで、リラックス効果を高めることが可能です。

③椅子やクッションを用意する

足湯をする際は、リラックスできる環境を整えることが重要です。椅子やクッションを使用し、快適な姿勢を保つようにしましょう。

④読書や音楽を楽しみながら行う

足湯中は、読書や音楽を楽しみましょう。よりリラックス効果を高め、快適な時間を過ごせるためおすすめです。

より効果をあげる足湯の入り方

お家時間で気軽にリラックスができるなら、より効果を高めることも探求したいところでしょう。足湯の効果がアップする方法を3つ、紹介します。

温冷交互浴を取り入れる

温冷刺激により末梢血管が広がり、老廃物や乳酸などを体外に排出する作用が働き、疲労を回復させます。温冷交互浴は「温水3分・冷水1分」を目安に、3~5回繰り返すと血行が良くなり効果的です。老廃物を体外に出すことの促進につながるので、温冷交互浴は「万病予防」の入浴方法と言われています。

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入浴剤やバスソルト・重曹などを活用する

入浴剤やバスソルトを入れると、保湿効果があるうえに身体も温まり、発汗作用が促進されます。また、ミネラルやナトリウムが含まれているので、美肌効果も期待できるのです。

アロマやお香などを活用して嗅覚を刺激する

温熱効果以外にも、五感を刺激するとさらにリラックスできる状態となります。その中でも、アロマやお香などお気に入りのフレーバーを楽しんでみましょう。

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観葉植物を取り入れるなど視覚を刺激する

観葉植物を取り入れることで、リラックス効果を高めることが可能です。アロマの香りでヒノキや白樺などを使用し、ナチュラルな自然を取り入れ北欧的な環境にするのも、より本格的にリラックス効果を期待できます。

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自宅足湯におすすめのフットバス商品6選

足湯を楽しむ際に自分に合ったグッズを選ぶと、よりリラックスした時間を過ごすことが可能です。いくつかおすすめのフットバス商品を紹介します。

足湯バケツ

足湯バケツはサイズが大きく、足全体が浸かれるため、足湯を手軽に楽しめます。持ち運びも簡単で、お手入れも手軽に行うことが可能です。

本格的に楽しむのであれば、フットバス用の電動タイプのアイテムがおすすめと言えます。“保温機能”“バブル機能”があると、より快適に足湯を楽しめるでしょう。

とくに、保温機能は必須です。通常のバケツだとお湯が冷めてしまうので、ゆっくり浸かれません。各種ECサイトで購入できるため、詳しい機能を比較しながら選んでみましょう。

足湯マッサージャー

足湯マッサージャーは、足裏のツボを刺激できるアイテムです。自律神経を整えて、リラックス効果を高められます。マッサージの強さや種類にバリエーションがあると、より楽しめるでしょう。

足用マッサージボール

足のツボを刺激することで、血行促進効果やリラックス効果を得られるアイテムです。私はデコボコして固めのゴルフゴールがちょうど足にフィットして刺激ができるので、好んで使用しています。足裏にフィットするものを選びましょう。

足湯用入浴剤

先述しましたが、足湯用の入浴剤はミネラルや保湿成分を含んでいます。そのため、疲れを癒やし、保湿効果を高めるのに最適です。入浴剤も種類によっては、アロマ効果が期待できるものもあります。五感を刺激しながら、足湯を楽しんでみてはいかがでしょうか。

足湯用浴槽マット

足湯用の浴槽マットは、足湯バケツに敷くために保有しておきたいアイテムです。滑り止めの機能があるうえに、足の保温効果を高められます。商品によっては、足のマッサージ効果がある素材を使用したものもあります。

防水仕様のラジオやスピーカー

足湯中に音楽を聴くことで、リラックス効果を高められます。防水仕様、軽量の持ち運びタイプがおすすめです。

自宅でも気軽に足湯を楽しもう!

観光地でよく見た足湯の効能と、自宅でも手軽に楽しめることがわかれば、試してみたくなるでしょう。リラックスしながら楽しめ、身体に与える影響も健康的とあれば、まさに一石二鳥の余暇時間を過ごすことが可能です。より快適なお家時間実現のために、ぜひ今回紹介した内容を試してみてくださいね。